ほんとにあった!呪いのビデオ93(ネタバレあり)

eye_catch_noro_93 ほん呪
ほんとにあった!呪いのビデオ93
ほんとにあった!呪いのビデオ93

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ93」がリリースされました。前巻は非常に低調な、駄作と呼んでもよいほどの体たらくでしたが、今回はどうでしょうか。

以降ネタバレの嵐ですので、未見の方はご注意のほどよろしくお願いいたします。

僕の家族(怖い)

概要

投稿者の男性が幼少の頃のホームムービーで、撮影者はおそらく幼い投稿者。家の中でくつろぐ兄弟たちと母親を写しているが、子供なのでカメラはあっちこっちと目まぐるしい。兄弟たちを順番に写した後に母親の方にカメラを向けると、リビングの窓に大人の男女が寄り添うように立っている。

撮影者は窓に写る人影に気が付いたのであろうか、すぐに避けるようにカメラをパンしてしまう。そしてその先には小学生くらいの三つ編みの少女が俯いて立っていた。撮影者はこの姿にも気が付いたようで、ファインダーを覗くのをやめたように画面は乱れる。不可解なノイズが発生し映像は終わる。

スタッフの調査では、かつてこの家には30代の夫婦と小学生の女の子が住んでおり、この女の子は不可解な失踪をしていたことが判明した。

感想

「1991年10月5日、家の様子でぇす!」という男の子の声が可愛い。この日に何が起こったのか調べてみましたが、特に何もありませんでした(当時の海部首相が退陣を表明したことくらいw)。

窓の外に写り込む夫婦らしき人影は、はっきりしないものの、なんか崩れたような気持ちの悪いものです。女性が男性に寄り添っているようにも見えます。頭が少し大きいように見えてかなり不気味。

撮影している幼い投稿者が、「何か嫌なもの見ちゃった」って感じで、すぐにカメラをパンさせるのが良いですね、そしてその先にはもっと不気味なものが現れた。女の子の三つ編みが前に垂れている姿は、ちょっと珍しく新鮮で、リアルだと思いました。そう、本当に幽霊がいるのなら、その髪型はもっといろいろあってしかるべきですよね(アフロとかベリーショートの幽霊がいたっていいじゃん)。

最後に「もっとやべえもの撮っちゃった」という感じで撮影を放棄するカメラ。そしてその後に、心霊現象特有の不可解なノイズが走るのも良いです。うん、こういうのでいいんですよ。若干禍々しさ足らない気がしますが、僕はこのエピソード好きですね。

尚、投稿者へのインタビュー映像がないのは、この時のことは投稿者は覚えていないんですよね、きっと。ちょっと残念。

燃やす(怖い)

概要

職場の後輩がなんだか元気がないので、気晴らしにと投稿者はキャンプに誘う。焚火の前で、通り一遍の軽い言葉で後輩を励ます投稿者だが、焚き付けの中に見覚えのない能面が紛れ込んでいた。

「ふぁ!気味悪い!お前が拾ったんか?」と後輩に聞くが、知らないという。何を思ったのか、投稿者はその能面を焚火にくべてしまう。

能面を炎に投げ込んだ瞬間、その裏側に苦痛の表情の男の顔が浮かび上がり、そこから「んぼぉぉ!」という声が発せられる。驚く投稿者。

以前この辺りでは山火事があり、集落に犠牲者が出たことがあるという。

感想

通り一遍とか書いてごめんなさいね。後輩を心配して遊びに誘うのだから、何もしないより全然良いですよね。

それはさておき、これもまあまあ怖かった。能面に浮かんだ顔は最初気が付きませんでした。というのも現象がかなりスピーディーで、火にくべた瞬間「んぼぉ!」って言うのでその声に驚いてしまったんです。リプレイで確認した顔もちょっと怖かったです。秀作。

邪魔・前篇(怖くない)

概要

ケーブルテレビに勤める投稿者が、とある蕎麦屋を取材した際、店内に変なものが写り込んだ。それは部屋の隅に俯き加減で立ちすくむ女性の姿。取材時は休憩時間のため客はいない筈だという。

スタッフはその蕎麦屋を訪れ話を聞くことに。 店を切り盛りする大越さん夫婦に映像を見せると、心当たりがあるようなしぐさを見せ、彼らはお互い顔を見合わせるが、突然部屋の一点を見つめたかと思うと、今まで好意的に迎えてくれていた取材陣をそそくさと追い返してしまう。

事務所に戻ると、映像を確認していた演出補・江原が思わぬ発言をする。それは以前この店を取材で訪れたことがある、というものであった。それは定食屋の片隅に変な女が写っているという投稿で、映像に写る投稿者の友人が交通事故で大けがを負ってしまい、取材を断られてしまったために、そのままになっていた案件である。

感想

一瞬「白い着物の女」かと思った。これは着物ではなく、言うなれば「白い洋服の女」ですね。ただ、普通に女優さんが立っているようにしか見えず、おどろおどろしさ皆無で、超ド級テンプレの髪の長い女性(ちょっとガタイが良すぎる気もするけど)です。「僕の家族」で褒めたばかりなのに。

ていうかちょっとこの蕎麦屋おかしい。 蕎麦は山盛りで美味しそうなんですが、後ろに写るメニューが「焼肉定食」「ハンバーグ」「ホルモン…なんとか」「中華そば」「サバみそ定食」「うな丼セット」って…、おい!。業者に作ってもらった正規メニューの上に手書きで新メニューを貼り付けてるし、それって長年店をやってきて客の要望に応えているうちに、メニューのバリエーションが半端なく多くなってしまったパターンじゃねえか。マキタ監督の体制になってからまだ1年。前の店の取材を江原氏が行おうとしていたことを考えると、この店は開店してから1~2年、無理に多く見積もってもせいぜい3年くらいしか経っていない筈なんですけど、手書きメニューのこの熟成具合をみると、絶対実在する店を借り切って撮影しているでしょ(笑)。

結構美人の奥さんは顔出しなのに、旦那さんはモザイクというのもなんだか。ふつう逆だろ。これはあれですね。奥さん役の女優は実績を作りたいので顔出しOK。そんな邪推をしてしまいそうです。

どうでもいいんですけど、演出補の江原さん、マキタ監督にタメ口なんですね(笑)。

隅女(怖くない)

概要

ここで先程の映像が紹介される。店主が注文を取りに来るまで誰もいなかった奥の座敷に、食事をとるでもなく髪の長い女が俯き加減で座っている。店の雰囲気は似ているが、あの蕎麦屋とは店主が異なり、こちらは定食屋のようだ。

投稿者によるとこの数日後に映像に写る男性は事故に遭い、数年たった今でも後遺症でうまく歩けなくなってしまったそうである。この投稿の際には、まだリハビリが大変なので、という理由で取材を断られてしまっていた。江原がこの店を訪れた際には既に別の店になってしまっていたというが、住所を照らし合わせると、あの蕎麦屋と同じ場所であった。

スタッフはこの投稿者の友人、横山さんにもう一度コンタクトを取ることにした。

感想

こっちも似たような女。服装はグレーだけど。

店の雰囲気は例の蕎麦屋と似た感じがしますけど、同じ場所の店とまでは言い切れないですね。

さ迷うもの(少し怖い)

概要

投稿者の男性が友人と夜の公園で犬の散歩。人通りのなくなった広めの公園内を散策していると、割と大きめの沼に行きつく。連れてきた犬は夜の沼を前にして何かに怯えているようで、いくぶん及び腰である。明かりのほとんどない園内の沼の周りにはだれ一人おらず、不気味な様相を呈している。

すると、どこからともなく犬とも狐とも付かない、動物のような鳴き声があたり一帯に響き渡る。カメラは鳴き声の在りかを探して、闇に包まれた沼の周りを探るのだが、何も見つけることはできない。その鳴き声はいつしか子供の悲鳴のような声に徐々に変わっていき、恐怖を感じた投稿者は無言のまま、その場を立ち去ろうとあたりを見回す。だが直前まで隣でおどけていた友人の姿が消えてしまった。

この時の映像、あたりを見回した際に画面の右端に半透明で、白いブラウスにピンクのロングスカートの女性の姿を、カメラはしっかりと捉えていた。先程の鳴き声は既に女性の悲鳴にも聞こえてきて、投稿者は足早にその場を去ろうと、小走りで公園の出口に向かう。しばらく走ってようやく友人と出会うことができたところで映像は終わる。

投稿者は友人の姿を見失った時、その友人もまた投稿者を見失ったと語っていた。投稿者はあの女の幽霊に別の世界に連れていかれそうになったとでも……言うのだろうか……

この公園ではかつて公園の遊具で首を吊った女性がいたそうである。

感想

これもなかなか面白かった。幽霊そのもは地味で怖くないんですけど、異世界に迷い込んだみたいな不思議な感じが興味をそそります。

イッヌが沼の前で怖気づいているのも良かったです。そう言えばうちのイッヌ「ぐり」も水辺が嫌いです。水辺そのものがが嫌いなわけではないらしく、うちの近所の特定の沼と小さい川が嫌いみたいで、その先に行こうとしないんですよ。なんかあるんでしょうかね。因みにもう一匹のイッヌ「モカ」は全然平気です(笑)。

速度違反(かなり怖い)

概要

投稿者はヘルメットにウェアラブルカメラを取り付けてロードバイクを駆っていた。だがトラブルがあって帰りが遅くなり、帰途につく頃には辺りはすっかり暗くなってしまった。帰りを急ぐあまり投稿者は普段通り慣れない道を使い、近道することにする。

下り坂で勢いよく自転車を転がす投稿者の目の前に、突然何かが上から出てきた。驚いた投稿者の自転車は派手に転んでしまう。映像には目が真っ黒で、口が半開きで歯が見えている、不気味な女性の顔が、逆さに写り込んでいた。

投稿者によると以前この坂道では暴走自転車による衝突事故があり、幼い女の子が亡くなるという、痛ましい事故があったそうである。

感想

これは結構びっくりします。ネタバレすると、やたらと照明が明るい交差点を右折した数秒後ですので、そこまでは安心してご覧ください。

目が真っ黒の女性の顔がいきなり目の前に現れますので心臓に注意。しかも逆さまだし。どうも女の子の霊らしいのですが、そんな感じしない。怖い(笑)。この顔が出てくる直前、なにやら「きょ!」っと子供ような高い声がするのもポイント高いですね。

それにしても投稿者。そんな悲惨な事故があったことを知っているのなら、自重してゆっくり走りなさいよ、と思いました。

床下(怖い)

概要

築100年以上の古民家で撮影された映像。床下や天井裏から物音や鳴き声がするので、何かの小動物が住み着いていると投稿者は睨んでいた。ただあまりにもうるさく、いつもと違うので投稿者は床下にカメラを持ち込み、探ってみることにした。

一見して何もなかったが、映像を詳細に確認すると、床下の奥の方に人の顔のようなものが写り込んでいる。その場所はかつて曽祖父の寝室で、「床下の獣がうるさくて眠れん」と生前語っていたそうである。また床下から撤収する際の映像にも画面の右端に白い光の反射のような影が写り込んでおり、これも人の顔がはっきりと確認できた。

この家の床下には何が棲んでいるのであろうか。

感想

「ぎゅっぎゅぎゅ」と床が軋むような音で、とても動物とは思えないですね。これなら床下に様子を見に行こうという気にもなります。でもカメラ本体までもが、どこかに擦れたりしたのか、手で握り締め過ぎたのか、「ぎゅっぎゅ」音出しているのには閉口しました。うっせえわ(笑)。しかも画面が横になったり縦になったりと、本当うっとうしい(笑)。

最初に写る人の顔はちょっと遠くて小さいので、通常再生速度ではそんなに怖くありません。でもリプレイで拡大されたときは結構はっきり判ってちょっと怖いです。というか「ほん呪」で床下とか、絶対に何かあると思うので、現象が写るまでの時間が長いとドキドキするんですよね。今回も程よい長さでビビりました。

この顔、鬼の形相でかなり怖いのですが、よく出来過ぎて作り物のような感覚も覚えます。それよりも終盤近くの白いもやのような顔の方が、空虚な表情で怖かったです。ほとんどぼやけているんですけど、ピントが合う瞬間ハッキリわかります。

邪魔・後篇(怖くない)

概要

スタッフは「隅女」の投稿者の友人、横山さんにリモートで話を聞く。彼によると車(バイク?)の事故の際に目の前に女性が飛び出してきて、驚いてハンドルを切り損ね、事故につながったという話であった。だが、警察の見分ではそのような形跡はない、見間違いとして処理されたそうである。横山さんはあの映像に写った女と似ている感じがすると語っていた。

スタッフは横山さんの話が大越さんの話と似ている点に着目する。実は数日前、大越さん夫婦が製作委員会事務所を訪れていたのである。彼らの話によると、店にあの女の存在を肉眼で認識していたというのだ。

あの店を始める際、テナントにはこれといった告知事項はなく、心理的瑕疵物件ではなかった。ただ、この物件に入ったお店は、その前も、さらにその前も、1年足らずで閉店していたことが分かっていた。飲食店にはよくある話だし、テナント料も相場より安かったので開店に踏み切ったそうである。

だが、店はかなり繁盛するものの、奇妙な事が起こり始めた。それは店の中で客とは思えない女性が店の中に佇んでいることが頻繁に起こるのである。その女は他の客をじっと睨むように見つめている。そして気が付くと消えているというのだ。尚、他の客にこの女は見えていないようであった。横山さん夫婦は別に悪さをするわけでもないので、その存在を放っておいたが、次第に常連の客が次々と事故や病気で不幸な目に遭うということを目の当たりにする。そしてその客はあの女が見つめていた客のようだと感じ始めた。最近はお客に害が及ばないよう、必要以上に親しくならないように心掛けているといった苦渋の選択も吐露してくれた。そして映像に写る女と、夫婦が見る女性はよく似ているそうだ。彼らは言葉を濁したが、取材時に夫婦が一点を見つめた先にも、あの女性が見えていたようである。

スタッフは物件を管理している不動産屋に取材するが、体よく断られてしまう。だが、近所の別の不動産屋が話をしてくれた。あの場所は十数年前は一軒家で、その主が急に亡くなってしまったため、遺産相続で揉めに揉めたそうである。その男性の内縁の妻が自殺しており、この女性は主の縁者に殺されたのでは、という噂が出るほどであったという。

この調査の結果を大越さん夫婦に伝えると、彼らは驚きを隠せない。そして最近、横山さん自身や、奥さんまでもが、あの女に「出ていけ」と首を絞められる夢を見るようになったことも告白してくれた。とは言え、ある程度真相が判明してすっきりしたようで、スタッフに感謝の気持ちを伝えてくれた。お祓いを施し、もうしばらく店を続ける意思を示した。

しかしながら、数か月後大越さんから店を閉めるという連絡が入る。詳しい事情は何も話してくれなかったが、一体何があったというのだろうか。ここで大越さんの最後の取材映像が紹介される。画面の右端にあの女の姿が見切れて写っている。

感想

大越さんが、スタッフを体よく追い出したのは、あの幽霊が取材陣を見ていたからなんですね。彼らを巻き込まないようにとの配慮、大越さんの真面目で実直な性格のおかげで不快感なく見ることができました。定番ですが、何も語らずに関係者が去っていくのはうっすらとですが、不気味な感じがして悪くないです。

あんまり怖くないし、突っこみどころ満載でしたが、不思議とそんなに嫌いなエピソードじゃありません。

エピローグ・次回予告

この物件には既に次のテナントが入っている。この店は何年続くのであろうか、オープンしたら行ってみるかと、スタッフが話していると、思いがけない訪問者が訪れた。それは「ほんとにあった!呪いのビデオ92:おまじない」で登場した、頭のおかしな女性河西さんであった。彼女はスタッフに見せたい映像があるということであったのだが…

いったい彼女の身に何が起こったというのであろうか。

2021年8月8日追記
河西さんが葛西さんになっていました(修正済み)。

感想まとめ

前巻が酷かったためか、見違えるように怖くなりましたね。でもそれは前巻と比較しての話で、全体的見れば、まあまあと言ったところでしょうか。今回は一般投稿が頑張ったと思います。それに対し、メインエピソードはパンチ不足で、もう一工夫欲しいところでした(フェイク前提での話です)。

ところでエピローグにまさかの河西さん登場。こんなところで「XXXシリーズ」みたいなことをしてきましたが、これが吉と出るか凶と出るか、来月の「94」に刮目したいと思います。正直期待半分、不安半分です。

印象に残ったエピソードは「僕の家族」「燃やす」「速度違反」です。「さ迷うもの」と「床下」も良かったかな(一般投稿全部じゃんw)。

2021年8月16日追記
エピローグと書くべきところを、プロローグと書いてしまいまっていました(修正済み)。アホだ(笑)。

2021年8月28日追記
次巻は9月と思っていましたが、なんか10月6日みたいです。あれ?予告編じゃ9月って書いてあった気がしたのだけれども。

コメント

  1. るー より:

    予告編 9月って見た気がします…
    いきなりすみません…

    • itton より:

      るーさん今晩は
      ですよね~9月って書いてありましたよね。

      >いきなりすみません…

      いえとんでもありません。どうぞお気軽に。

  2. 初めまして、いつもほん呪視聴後にここのサイトを読んだり他の方のコメントを前々から楽しく読ませていただいてます。
    所で『速度違反』のエピソードですが(途中自転車を切り返した辺りなのですが)おじさん?が歩いてるのですが、こんな夜道に道の端を歩かず危ないなと思ったのと、そのおじさんが消えてる様に見えたのですが、自転車の速度が速かったから?なのかうちのテレビ画面が暗すぎて認識出来なかっただけなのか…
    同じ方いらっしゃらないかな?と思いまして、思い切ってコメントしてみました。

    また、今後もレビューにコメント楽しみにしています

    • itton より:

      いのまためぐみさん、コメントありがとうございます。
      「速度違反」ちょっと怖いんですよね(笑)。

      もう少し早い時間に確認させていただきます。
      ヘタレですみません。

    • itton より:

      いのまためぐみさんこんにちは。
      すみません、「ファミ劇NEO+」で観れるかと思ったらほん呪93は観れませんでした(一部しか見れないのに今更気が付きました)。
      DVDを取り寄せますので少し確認に時間をください。
      ごめんなさい。

    • itton より:

      いのまためぐみさん、時間がかかって申し訳ありませんでした。
      やっと、DVDを取り寄せて見返すことができました。

      >(途中自転車を切り返した辺りなのですが)おじさん?が歩いてるのです…

      確かに一旦道を間違えて切り返して角を曲がっていくときですね。
      割と道の真ん中あたりを男性と思しき人物がいますね。
      というか、投稿者の自転車が近くに来るまで立ちすくんでいるようにも見えます。近づくと向きを変えて自転車と反対方向に歩きだしたように見えます。
      道の真ん中に荷物のようなものも見えますね。ですが近づくといつの間にかこの荷物は消え、男性のみになってしまいます。

      何回も見て判ったのですが、これはワンちゃんを散歩させているおじさんです。荷物のように見えたのはたぶんワンちゃん。
      投稿者の自転車が近づいたのを見て、ワンちゃんを抱き寄せようとしゃがみますが、歩きだしたのを見てリード持ちながらワンちゃんの後を追っています。ちょうど男性の影に入ったのでワンちゃんは見にくくなって消えたように見えます。

      暗くて非常に判りにくいですが、ちょっと前かがみでリードを持つ姿は犬飼いにはおなじみのポーズです。

      ただ、自転車が通り過ぎて切り返すほんの5~6秒で、もうどこにもいなくなってしまうのは確かですね。
      5~6秒あったので、その辺の家(男性の自宅)入ってしまったのか、反対側の道に曲がっていったのかわかりませんが。
      犬を飼っている身としてはとても自然な動作ですので、あの世のものではないようにおもいます。

      それにしてもよく気が付きましたね。
      今まで人っ子一人いないと思っていました。結果的に僕は幽霊の類ではないと思いましたが、興味深く検証させていただきました。

      また何かお気づきのことがありましたら、遠慮なくコメントください。

      では。

      • 納得の回答有難う御座います!
        実の所ホラー類は信じてないのですが雰囲気や演出が好きなので見てます。
        そんな中、疑問に思ったシーンでしたので思い切って質問したのですが、動物を飼ってないので色々不思議でしたが、言われて凄く合点が行きました。
        お手を煩わせてしまい申し訳ありませんでしたが、個人的に大満足する回答頂けましたのでまたこれからも、こちらのレビュー楽しみにしながらほん呪見させて頂きます!
        本当、丁寧に有難う御座いました!

タイトルとURLをコピーしました