呪われた心霊動画XXX ZERO 2(ネタバレあり)

eye_catch_xxx_zero2 レビュー

はじめに

「呪われた心霊動画XXX_ZERO 2」のレビューです。今回が「XXX_ZERO」シリーズ2作目となり、今後の方向性がどうなるのか楽しみでもあります。毎度のことながら、ニコ動の「アムモ98ホラー劇場」での配信はないのですが(2025年1月12日現在)、最近のTUTAYA DISCUSのDVD到着が、発売日に間に合わず、1日遅れの1月11日に視聴しました。前日には発送されているので郵便局の事情ですかね。困ったものです。

いつもの通り以下のレビューはネタバレ満載ですので、本タイトルが未見の方はご注意願います。

06 斜め上(ちょい怖)

概要

投稿者は企業PVやイベントの映像カメラマンである真島圭一さん。1年前から自身が撮影した映像に真っ黒なものがインサートされてしまうという現象に悩まされている。機材のせいではなく、予備のカメラに変えても発生、仕事にならず廃業も考えるほどに悩まされているという。

現象が初めて現れた地元の消防団の訓練イベント風景が投稿映像として紹介されるが、真っ黒な画面が数秒にわたり、しかも頻繁に表れてしまい、これではとても納品できない。

スタッフはこの黒いものに何か映り込んでいることを発見、明度を上げてみると白い斑点模様のようである。何か原因の手掛かりになるかもと真島さんにこの映像を見せるのだが…。

感想(ネタバレ)

映像を見た真島さんは何か恐怖を感じたようで、何も言わずに慌てた様子で席を立ち、そのまま帰ってしまいます。その後連絡がつかなくなってしまいました。

後に匿名の郵便物(8mmビデオテープ)が事務所に届きます。それは白い布に包まれており、そこには赤い染みがありました。

テープの中身は古い映像で、黒字に白い斑点模様の着物を着た女性らしき人物が横たわっており、顔には布がかかっているというもの。その様子からご遺体のように見えますが、カメラが顔部分に寄ってその布を取り払う感じになると、画面が激しく乱れノイズまみれになります。でも最後に見開いた目のアップになって突然終わってしまいます。

この女性もよく見ると、足の先が真っ白、そして右腕が真っ黒で以上に細くて異様です。また、この着物の斑点模様と真島さんの黒い映像を重ねるとピッタリと一致しました。

インタービューシーンでは真島さんは終始斜め上方向を見つめ、何かに怯えているようにも見えます。匿名で送られてきた映像の送り主はおそらく真島さんなのでしょうが、この映像とどのようなかかわりがあるかは何もわかりません。

でも彼の態度と映像の不気味さが相まって不気味な雰囲気が醸し出され、つかみとしてはまあまあでしたね。送られてきた映像の最後の見開いた目が、あの白い布の下の顔だと想像できてちょっと怖かったですね。

07  ダラ(少し怖い・雰囲気良し)

概要

投稿者は若い女性土田恵美さん。彼女は残された映像が実の弟の突然の死に何か関係があるのではと訴える。旅行先の川で溺死した彼女の弟、土田蓮介さんは旅行好きで今回の一人である地方を訪れていた。だが、映像が撮影された一週間後には再びこの場所を訪れている。短期間に何度も訪れる点や、映像に記録された不可解な事象に何か不穏なものを感じているようだ。

蓮介さんの自宅から発見されたという不可解な映像が、今回の投稿映像である。

降りしきる雨の中、旅館付近を散策している蓮介さんであったが、川にかかる橋のたもとの東屋で、何かを撮影している中年男性に出会う。屈託なく話しかける蓮介さんに対し、そっけない態度のこの男性だが、何を撮影しているのかとの蓮介さんの問いに「ダラ」と一言答えるだけであった。

するとこの男性は何かを発見したような、狼狽するような声を上げる。蓮介さんがその方向にカメラを向けズームすると、画面を得体のしれない何かが横切るのだが…。

感想(ネタバレ)

横切ると書きましたが、実際は上から毛むくじゃらの何か、あるいは髪の毛のようなぼさっとしたものが、落下するように、もしくは何かを振り下ろすように上から下へ画面をかすめます。スロー再生しても何かは全くわからないですね。

すると蓮介さんは狂ったように笑いだすとともに、ノイズだらけの画面に蛆みたいなものがびっしりと蠢いているようなものになり映像は終わってしまいます。「NEO08」の「蟲」が思い出されます。

で、その後の調査であっさりとこの中年男性の正体が判明します。周辺の地道な聞き込みと言ってますが、ちょっと唐突。この男性は加賀谷一郎さんといい、野鳥観察が趣味。彼はなんと20年前にこの川で溺死しているそうなのです。娘さんに話を聞き、彼の8mmビデオテープが提供されますが、その他に獣人ともつかないUMAみたいなもののスケッチが発見されました。

で、彼が残したテープには野鳥などは撮影されておらず、どこか一点をひたすら定点撮影したものが残されていました。そして驚くべきことに土田さんと邂逅したあのときの会話そのものが記録されているものが見つかったのです。え?20年以上前のテープだよね。

つまり、土田さんは時空のゆがみに巻き込まれ、20年程前にタイムスリップして加賀谷さんと出会ったということになります。そう言えば川に行き着く瞬間に「びゃ!」って変な音がしていたな。

で、加賀谷さんのテープにはこのUMAなのか獣人なのか、得体のしれない何かの姿が少し写っていました。白髪の顔が崩れたような女性のようななにか、です。

土田さんのテープにも加賀谷さんのテープにも意味不明な言葉を何かがつぶやいている声が入っているのですが、双方のテープを合体すると何を言っているのかが判ります。それは「よもつくにいくか」→「黄泉國に行くか」でした。

加賀谷さんは野鳥観察と称してこのUMAみたいなものを追い求めていたのでしょうか。そして土田さんはそれに巻き込まれて魅入られてしまったのでしょうかね。

過去のテープと現代の映像がシンクロする面白さと、得体のしれないUMAだかなんだか、現時点では何もわからない何かの雰囲気が、訳がわからなくで面白かったです。前エピソードの女性の遺体も何か関係ありそうですね。

2025年1月13日追記
この橋の場所、判明しました。東京都あきる野市の西青木平橋ですね。地方かと思ったらまさかの東京都内。でも自然にあふれる良いところです。秋川渓谷と呼ばれるところですね。残念ながらGoogleカーはこの橋には訪れていません。

08 掛け軸(怖い)

概要

掛け軸の定点映像。冒頭では撮影者と思しき声で「南無阿弥陀仏」を何回も唱えている。

これは投稿者の祖父の遺品で蔵の金庫から出てきたそうである。祖父は生前古物商を営んでおり、ある東北の旧家からこの掛け軸を買い取ったそうだが、詳しいことを知る人物は既にいない。

投稿者は祖父もその兄弟も急死しており、この映像の不可解な点が何か影響しているのではないかと感じているようだ。

投稿者の兄が緊急入院したことと、自己責任の警告テロップのちに、3秒のカウントダウンで映像が紹介される。

掛け軸は長時間定点撮影されているが、50分ほど経った後に左右に揺れだす。そればかりではなく、ラップ音とともに黒い影のようなものが、掛け軸の中を横切るのだが…。

感想(ネタバレ)

完全に油断していました。ええ、油断しきっていました(笑)。

左から右へ影が横切り、それが帰ってきて右から左へ横切ります。そして、激しいノイズ音とともに画面が乱れたかと思うと、にぃっと笑った怖い顔が現れてかなりびっくりしました。

脅かすなよ!もう!

雰囲気とともにこのタイトルで一番怖かった、というかビックリしました。

09  2月103日(少し怖い)

概要

投稿者、柳木和豊さんの妻、柳木亜梨沙さんが、奇妙な置手紙とともに1年前の5月18日に突然失踪した。彼女は車で移動したようで、後に新潟の漁港近くの海浜公園の駐車場で車だけ発見される。

和豊さんには妻の失踪に心当たりが全くないだけではなく、幼稚園児が書いたような稚拙な置手紙、発見された車に残されたマネキンの頭、バッテリーライト、ロープなどの遺留品、そして何よりドライブレコーダーに残された映像から、人知を超えた何かに妻が巻き込まれたのではないか、との懸念を隠せない。

このドライブレコーダーに残された映像は奇妙なものであったのだが…。

感想

亜梨沙さんは高速を延々と走って、とある地方にたどり着きます。カーナビの設定地を過ぎてもどんどん奥に走って行って、実際は行き止まりにぶち当たるのですが、ちょっとノイズが走ると、どことも知れない奥深い林道を走っています。その時点でドライブレコーダーの日付は2月103日になってしまいました。明らかにおかしいのですが、ナビの座標値(モザイク処理で視聴者には不明)は車が発見された新潟の海浜公園近くだそうです。

薄暗い林道をどんどん行くと、道端に不自然にお腹の大きな女性が立っており、この辺りで「ここですか」という亜梨沙さんの呟きが聞こえます。車を停めた彼女は、小さな子供と手を繋ぐような仕草をして歩きだしますが、子供の姿は見えません。そしてフワッと消えてしまいます。ノイズともに目を見開いた人の顔が映し出されると、日付が6月11日になり、映像は終わります。

全くもって訳が判りませんが、理屈に合わない不思議な雰囲気は悪くありません(旦那さんは気の毒ですが)。そして前エピソードに引き続き時空を超えています(笑)。

で、見つかった車なんですけど、これが「ダイハツムーブ キャンパス」で、色が「ホワイト+レイクブルー」。そう前巻の「中古車」と同じ車なんですよね。「中古車」の投稿者山本さんは、車を買ったのは「去年の11月」と言っているので、ひょっとしてこの車を買ったのかもしれませんね。

「中古車」で現れる女性の顔が亜梨沙さんかどうかは、ちょっと判別つきません。似ている気もしますが。

どうも「ZERO」から場所の特定がしにくいようになってまして、今回も場所はわかりませんが、ドラレコ映像の序盤で川崎市神木バス停付近を走っていることはわかりましたが、全然田舎じゃないので、柳木さん自宅付近ですかね。

最後に例の行き止まりの筈の場所から、取材陣とともに引き返す場面で、投稿者和豊さんが、やたら後ろを気にしているシーンが気になりました。

10 雲をつかむ話(少し怖い)

概要

投稿者は若い男性、鶴岡隼人さん。恋人の宮崎春奈さんと静岡の元宗教施設の廃墟に探検に出かけた。怖いので、昼間に訪れたのだが、この時撮影した春奈さんのデジカメの記録におかしなものが映り込んでいた。

それは、廃墟内を写した写真の中に雲が浮かぶ青空の写真が混ざりこんでいたのである。探検中外に出たことはなく、昼間とは言え曇り空だったため、そのような写真を撮ることは不可能である。隼人さんは全く気にしなかったが、よく考えると不可解な事象に春奈さんは不安を訴える。

車の中でその様子を撮影した動画に、さらに不可解なものが映り込んでいたのだが…。

感想

車の中で「この写真なんか怖い」と春奈さんが訴えている様子を、投稿者の隼人さんが撮影したものですが、ダッシュボードの下に目を見開いた女性の顔があります。

この顔、どこかで見た気がするのですが思い出せません。まあ、不意に現れるのでちょっとぎょっとさせられます。

なお、この数日後、春奈さんはいきなりあの廃墟付近の川に投身自殺してしまったという話です。そして彼女は何故かデジカメを腕に巻き付けて飛び込んだのですが、自殺したその瞬間の時刻に撮影したと思われるものが1枚だけそのデジカメに残されていたそうです。それがあの廃墟の中の写真。自殺したその瞬間にあの廃墟の写真が撮れるわけありません。そしてその写真の左には女性のような黒い影が映り込んでいました。

これは何を意味するのでしょうか。あの廃墟で彼女は何かに魅入られてしまったということでしょうね。また時空が歪んでしまっています(笑)。

なお、彼らが探検した廃墟は「ほん呪」の傑作「首の家」の舞台にもなった「日本BE研究所」でしょう。

11 ダラ、その後(少し怖い)

概要

加賀谷さんのテープを調べていたスタッフはさらに不可解な映像を見つけた。そのテープはレーベルにバツ印が書かれており、ほかのテープとは異なり撮影場所や日付は不明であった。

懇意にしている霊能者曰く、非常に禍々しいものを感じるので閲覧注意、自己責任で視聴してくださいの警告、10秒のカウントダウンの後紹介される。

感想

なにか赤い布のようなもので祀られているような地面が画面に写ってます。カメラはパンすると、若い男性が意識を失い横たわっている様子。「ダラ」の土田蓮介さんにも見えます。

これは前巻「チブク」のあの場所ですね。積み上げてある筈の石は崩れてしまっているようにも見えます。

その後カメラは地面に置かれ、撮影しっぱなしの状態になりますが、画面奥から四つん這いの何かが迫ってきます。それは消えたかと思うと、すぐ近くからカメラをのぞき込む。人のようでもあり、化け物のようでもある異様な形態で、ちょっと怖いです。

どゆこと?って感じですが、蓮介さんはあの化け物に捧げられてしまったのでしょうか。

感想まとめ

今回は面白かったです。怖さは控えめかと思っていましたが、「掛け軸」にはちょっとびっくりさせられました。大体が時間と空間がねじ曲がった感じで、「最後に怖い顔」というパターンになってしまっている感じも否めませんけど。

前巻との繋がりも期待していた感じで悪くはなかったですね。ただ、まだ消化不良というか、謎だらけなので今後に期待します。いろいろと他にも新たな発見がありそうです。

では。

コメント

  1. コマ より:

    ダラという存在とチブクが関係していると思いました。
    森の中で中お腹の大きい女性に赤い人というワードから読み取られます。
    最後のエピソードも完全に赤い布が全てを語ってましたね。
    ダラのエピソードに出てきたあの橋、どこかで見た記憶があります。
    無限リツイートだったと思います。(多分)

    前作の中古車と恐らく失踪した奥さんのと同じですね。

    最初のエピソードの映像に出てきたあの白い布を被った女性、イギルジタに出てきた着物を着た女性に似ている気がしました。
    さらに白い布で包んだビデオテープもあの女性のと同じだと思うと不気味ですね。
    そもそも何故、投稿者は除霊を頼もうとしてたのかが解せないですね。

    掛け軸ですが最後に現れた女の子?オノタエコに見えたのは気のせいでしょうか?
    あの屋敷に掛け軸、ありましたか?
    確認しないと何とも言えないですね。

    曇りを掴む話も何かと関係ありそうな気はしますね。宗教団体というワードが0ちゃんねんの会を思い出します。

    zaro2での共通点が雨が降っている事と8mmビデオテープ、これが何を意味してるのでしょうか?

    • itton より:

      コマさん。こんばんは。

      いろいろと関連性が疑われますね。
      掛け軸の女性が「オノタエコ」、着物の女性の「イギルジタ」というのはちょっと確認させてください。
      怖くてよく覚えていないんです(笑)。

      ダラとチブクは確実に何か関連しているでしょう。
      あの橋と「無限リツイート」とも比較してみます。

  2. 深海人(旧やまねしげこ) より:

    こんにちは。

    ZERO2まだ1度しか見ていませんが、ムーブキャンパスはすぐにわかりました笑 林道脇に佇む妊婦さんは前作の中村さんに似ていると思いました。 あとチブクと関連していそうな「ダラ」って都市伝説の「姦姦蛇螺」(かんかんだら)の事ですかね?

    余談ですが心霊パンデミックの新作に、助っ人スタッフとして前田さんが出てましたよ。

    • itton より:

      深海人(旧やまねしげこ)さん、こんばんは。

      そうか、妊婦さんは中村さんの可能性がありますね。

      >「ダラ」→「姦姦蛇螺」(かんかんだら)

      恥ずかしながら知りませんでした。
      これも調べてみます。

    • itton より:

      >心霊パンデミックの新作に、助っ人スタッフとして前田さんが出てましたよ。

      まじっすか。
      前田さん活躍しているなぁ。

  3. ツカハラ より:

    今回は前巻の伏線回収もされましたね。

    「2月103日」の林道は「チブク」の林道と同じでしょうか?
    車に残されていたロープも前巻を連想させますね。
    亜梨沙さんが残したメッセージの「いすわにてんもおずが」の部分は、前巻の「チブク」で中村さんが謎の液体をかけているときに聞こえる女のセリフと同じですね。

    「掛け軸」の映像の顔がどアップになる前にも、右下に同じ顔がありました。

    「ダラ」の加賀谷さんのテープの映像に映っていた女と、「斜め上」の女性の遺体の着物の柄が同じに見えました。
    この女がすべての元凶なのでしょうか?

    「雲をつかむ話」の投稿者の恋人が投身自殺した橋は、「ダラ」の映像が撮られた場所でしょうか?

    また気づいたことがあったらメッセージを送ります。

  4. 深海人(旧やまねしげこ) より:

    再び失礼します。今やっと2回目見終わりまして(あの見開いた目が苦手なんです泣)、気になった点を書き込ませていただきます。

     ダラと2月103日では 5月18日 が共通している

     掛け軸のエピソード内で二度目の早送り中に女性の声が聴こえる(0チャンネルの呪文ぽ   い) 掛け軸から現れる顔は私もタエコに似ていると思いました。

     2月103日の書き置きの中に「いすわにてんもおずが」と書かれている。これは前作チブクにも出てきた呪文?でしたね。そしてスタッフと柳木さんが調査の帰りに、唐突に振り返る直前にもこの「いすわにてん〜」ぽい声が聴こえます。

     雲を掴む話 これは自信ないのですが、この車の内装がムーブキャンバスのものと似てるんですよね。あとここで顔が現れる時にも「いすわにてん〜」ぽい声がします。……BE研究所の廃墟、懐かしいなぁ。私も若い頃肝試しに行…自主規制笑

     ダラ、その後 映像の終わり際、アムモのロゴが出る直前に一瞬音声が入っています。何なのかは良く聞き取れませんでした。

     今のところは以上です。長くなりすみません。

  5. Baobhan-Sith より:

    今回は前巻からの続き展開で結構情報量が多くて楽しめました。色々見て、他の方やittonさんの考察に無さそうな考察を中心に述べさせていただきます。
    まず、ZERO2は全体的に雨が降っているシーンが多かったですね。雨といえば0チャンネル教祖ですが果たして…

    斜め上
    テープを包んでいた布が映像の女の顔に被せられていた布と同じサイズに見えました。あとあの眼力具合が、ZERO1の中古車や今作の2月103日などで出てくる眼力強い顔と似てる気もします。

    ダラ
    ダラとはもしかしたら、深海人さんが仰ったように山に棲む女の怪異「姦姦蛇螺」の蛇螺かもしれません。だとしたらXXXのダラは下半身蛇にしてはえらい跳躍力と滞空力を持っている機動に長けた蛇螺かもしれませんねw

    掛け軸
    最後の場面、掛け軸の右下から覗く白目剥いた顔とドアップになった顔がNEO8「肖像写真」のタエコによく似ている気がします。ドアップの方はNEO8最後の画面収録警告映像で近づいてきた顔にかなり似てるなと感じました。
    その前に横切る光学迷彩のような姿も、浴衣を着た女に見えます。タエコはNEO10「町内放送」でカモフラージュしていた事があったのでタエコ説が自分の中で濃厚です。ただ掛け軸の出どころが東北の旧家らしいのが気になりますね…タエコは伊豆の人なので…

    2月103日
    「ダラ」で加賀谷さんがダラを激写した日付が5/18。ドライブレコーダーの撮影日(亜里沙さん失踪日)も同じ5/18です。ちなみに2023年の2/4から数えて103日後が5/18みたいです。
    手紙の「あかいひと」は恐らくチブク(ぶくぶくさん)を指しており、「いすわにてん もおずが」は、前巻のチブク回で中村さんが「チブクって知ってる?」と尋ねた直後にうっすら呟いた言葉と、山で赤水をかける時にどこからか聞こえた「いす…わにて…もすか…」と同じ言葉だと思います。意味は全く分かりませんw
    車が謎の林道にワープしてから、左下の日付が何度か一瞬だけ1998/10/09になってます。
    映像のドアップになった眼力凄い顔が、ZERO1「中古車」回の眼力凄い顔と同じような気がします。もしかしたら「斜め上」の顔に布被せられていた女も同じかもしれません。
    座席にあったロープが結ばれていますが、結び方が特殊な感じなのでこれが「チブク」回で言及された「山登りで使うような特殊な結び方」かもしれません。一緒に置いてあったマネキンヘッドはもしかしたら中村さんを意味している…?
    一番最後、BGMがフェードアウトした直後柳木さんが振り向く直前、女の低い声が雨に紛れてうっすら聞こえます。柳木さんはこの声に気付いて後ろを振り返ったのかもしれません。
    柳木和豊さんの雰囲気がなんとなく「チカト」に似ている気がしました。声も同じかどうかは少し分かりませんし、ただそんな気がしただけなので実際は分かりません。ZERO1のチャプターでモザ無しの顔と見比べたりもしましたが、画面が小さすぎて全く参考になりませんでしたw

    雲を掴む話
    顔が見えた直後、女の低い声が聞こえます。聞き取れる限り「いすわにてん」と言ってるみたいです。
    左側からの光が眩しすぎてよく分からない心霊写真の女と思しき姿ですが、格好を見てみると長めのスカートとセーター?的なものを着ているように見えます。見比べなきゃ分かりませんが、もしかしてNEO11に出てきた彼の世の歌の人…?

    ダラ、その後
    茶碗に盛られたお米にお箸が立てられていますが、こういうお米のことを「おぶく(御仏供)」と呼ぶらしいですね。
    映像に映る赤い布が巻かれた棒の場所は、最初チブク山かと思ったのですが、石が積まれていないように見えるのと棒が乱雑に置いてあったので違うかもしれません。チブク山にはお米や器とか無かったはずですし。
    倒れている男性が蓮介さんっぽいと最初考えたのですが、ダラ回序盤に顔を見せてきた時や写真を見るとなんとなく違う人のような気がしました。まあ自分がそう感じただけなので蓮介さんなのかもですが。

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