ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ The Movie
ほんとにあった!呪いのビデオ The Movie

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE」です。映画版として公開されたのは2003年3月8日だそうですが、全く記憶にありません。あまり評判は芳しくなかったようで、レンタルビデオショップにも置いてあるのを見たことがありません。よって未視聴だったのですが、「TUTAYA DISCUS」にあったので、「THE MOVIE2」とともに借りてみました。

通常版のようにたくさんの投稿映像を紹介するスタイルではなく、1つのエピソードを深く掘り下げる形で、おおまかに前編、後編に分かれています。

前編(怖くない)

概要

とある男性(原英俊さん)の死体を発見してしまった警備員へのインタビューで始まる。彼は雑居ビルの路地裏で、胸を押さえるような形で横たわっていたそうだ。だがわずか30分ほど前に、生きている姿を通勤途中の同僚に目撃されている。原さんはぼーっと立ちすくんでいて、心ここに在らずといった感じであったという。だが、受け答えはできていたようで、「すぐに行きます」との答えに、「先に行く」と伝え、同僚はその場を後にした。1時間ほどして、職場に彼の死の連絡がきたそうである。原さんは、その前日は恋人と一緒で、特に変わった様子は見られなかったそうだ。

ここで原さんの友人、菅沼さん登場。原さんが恋人と過ごした、さらにその前日に、原さんは菅沼さんの部屋で、学生時代の仲間とともに、あるビデオをを見ていたそうである。そのビデオとは、なんと「ほんとにあった!呪いのビデオ2」。そして、見るものに必ず災いをもたらすという、「作業服の男」であった。菅沼さん宅で、このビデオを視聴した一部始終は、ビデオカメラの映像に記録されていた。

ここで、「ほんとにあった!呪いのビデオ2」、「作業服の男」の内容がダイジェストで紹介される。

恋人と旅行中、薄暗くなった電車の窓ガラスに、通路を挟んだ反対側のボックス席に座る、作業服の男が写っている。男はガラス越しにこちらを睨んでいるが、そのボックス席には誰も座っていなかったはずであった。撮影した男性は、この映像を見てから行方不明。一緒に見た男性の弟は高熱でしばらく寝込んだ。さらに後にこの映像を見た友人たちは、交通事故、大火傷や、視力低下などの災いが降りかかった。恐怖から映像を見なかった投稿者の女性だけは無事であったという。

ここで、菅沼さんの部屋で「作業服の男」を見た経緯が詳しく紹介される。菅沼さんは気味悪がって、映像を見ないように一時退室。撮影者の平井さんは、映像を見る原さんの様子を撮影して、「作業服の男」は見ていない。もう一人の友人、西川さんも視線をずらし、平井さんと話しをていて見ていない。結局この映像をしっかり見たのは原さんだけであった。

原さんは、「作業服の男」を見終わった後、廊下で待機する菅沼さんを呼び戻す。菅沼さんが入室した途端、大きなラップ音が部屋中に鳴り響いた。その際の映像が紹介される。

プロデューサーの大塚氏より、災いが起こったとの投書が多数届いたとの話。
実際に災いが起こった人へのインタビューを行う。

  • 色覚異常になってしまった。
  • 後ろで人の気配、作業服の男が立っていた。
  • 苦情が多くて置くのをやめたレンタルショップ。
  • 体に激痛、意識不明。
  • 声が聞こえるにようになった。

さらに当時の監督の中村義洋によると、編集終了後、疲れて吐いしまった、高熱で寝込んだとの話。

この線区でかつて落盤事故があり、一人亡くなっていたこと、この映像に「作業服の男」の声が入っていたとの訴えが多かったことなど、「ほんとにあった!呪いのビデオ Special」での追加取材で判明した内容の紹介。

そして今回さらに取材を試みようとしたが、「作業服の男」の投稿者の女性とは連絡がつかず、その恋人の男性は未だ行方知れず、弟は体調不良で入院しており、取材を断られてしまった。

今までのまとめのナレーションとともに、問題の映像が紹介される。

このあと、問題の映像をお見せします
ご覧になるかどうかは、あなたの自由です

ご覧になりたくない方は、目を閉じてください

感想

菅沼さん宅で起こったラップ音は、確かにはっきり記録されていますが、音がするだけで全く怖くはありません。みんなが「脅かすなよ〜」とかビビっているのはちょっとリアルだなと思いました。

劇場版ということもあって、初見に人にもわかるように、「作業服の男」の内容が延々と紹介されるのには、もうお腹いっぱいって感じでした。まあこれは仕方がないんですがね。それにしても長すぎる。

警告文が「ビデオを止めてください」ではなくて、「目をつぶってください」というのは劇場版らしくて感慨深いですね。

後編(少し怖い)

概要

ここで、原さんの幼馴染である新藤さんが登場し、新たな事実が判明する。

なんと原さんは、以前に「作業服の男」とは異なる別の不気味な映像も見ていたのである。スタッフが確認したところ、その映像は今までのどの映像よりも恐ろしいものであった。

原さんが高校生時代、バイトしていた近所の喫茶店の店頭に、紙袋に入れられた、古い傷だらけのビデオテープが置き捨てられていた。喫茶店では忘れ物として保管していたが、原さんは興味本位で見てみることに。

このビデオを見て以来、原さんは暗闇を異常に怖がるようになってしまったという。また、何者かの気配がする、声が聞こえると新藤さんに訴えていた。菅沼さんら、大学時代の友人の間では、原さんは心霊関係で怖がるようなそぶりは見せなかったが、恋人には暗所恐怖症であることを告白していた。

原さんにそのビデオを貸してもらい、視聴した新藤さんら友人たちは、アトピー性皮膚炎、足の痛み、貧血などのなんらかの身体への異常が発生する。新藤さんは、原さんにこのビデオを返却しようとするが、原さんは拒否する。

身体に異常が発生する前に、新藤さんは当時付き合っていた彼女に、ビデオを貸すものの、続発する怪現象に恐怖を覚えた彼女は、ビデオを見ることはなかったそうである。ビデオを返してもらう前に別れてしまったため、そのビデオは今もその彼女が持っているはずだとの事。

スタッフはその彼女(牧さん)に連絡を取る。牧さんは今もそのビデオを所持しており、ある事情から処分に困っていると話す。

牧さん宅に取材に訪れるスタッフ。実は、牧さんは曰く付きのビデオの話を友達にしたところ、興味本位からそのビデオを見ようという話になってしまった。かなり昔の話なので、当時恐怖心が薄れていた彼女は、奥にしまいっぱなしのビデオを探し出し、女友達4人でこれを視聴してしまった。当日の夜、皆でそのまま部屋で就寝したのだが、翌朝に友達の一人、アサミさんが亡くなってしまたのだという。アサミさんは体がねじれたような不自然な姿で横たわっており、顔は強張った苦痛の表情を浮かべていた。

スタッフは検視をした医師にインタビューすることに成功する。彼によると、死因は窒息で、外傷などではなく、自然呼吸が停止する、「青壮年突然死症候群」ではないかとの見解を示した。

さらに、一緒に映像を見た友人の一人、滝田さんは、その後交通事故にあいかけてしまう。

原さんもこの青壮年突然死症候群で亡くなったのだろうか。青壮年突然死症候群は、現代の医学をもってしても原因は不明であるそうだ。

原さんの拾ったこのビデオの内容の説明、怪現象のまとめの後、以下の警告文に伴って、映像が紹介される。

このあと、問題の映像をお見せします
ご覧になるかどうかは、あなたの自由ですご覧になりたくない方は、目を閉じてください

まずノイズで始まり、そのノイズが引いてくると、倉庫、あるいは工場のような、扉が並んでいる建物が映し出される。背後では、カーン、カーンと金属をハンマーで叩くような音が鳴り響く。人は写っていないが、扉の1つがゆっくり開いてくる。そしてその扉の暗がりに、首のない人影のようなものが、揺らめきながら姿を現す。再びノイズが激しくなり、映像は終わる。

スタッフロールの後、「本作をご覧になられた方は、お祓いを受けることをお勧致します」とのテロップで作品は終了する。

感想

最後の映像は訳がわからず、気持ち悪いものではあります。でも「今までのどの映像よりも恐ろしいもの」であったかどうかは、はっきり言って非常に微妙ですね。また、扉から人影が…って言ってるんですが、私には人影かどうか認識できませんでした。なんか黒いものがもやもや動いているのはわかるんですが。

感想まとめ

いやー長かったw

最後の映像はそれなりに不気味ではあり、これはこれで怖いのですが、それ以外はほとんどインタビューで終始してしまい、ぶっちゃけ退屈です。全編を通して、新作映像は、菅沼さん宅のラップ音と最後の映像のみ。演出はそつなくまとまっていると思いますし、ビデオを見た後、災いが起こった人たちへのインタビューなどはわざわざ、河原や神社や夜の工場などで撮影して、かなり凝ったものになっているのですが、いかんせん恐怖映像が地味すぎます。

原さんは本編最後のこの映像を見てしまった。この映像を見ただけでも、様々な災いが降りかかる危険な映像であるにもかかわらず、「作業服の男」の映像でとどめを刺されたとでも言うのでしょうか。さらに、両方見てしまったあなたにも災いが…

とう感じの恐怖を醸し出したかったのでしょうかね。いや、この映像を作ったスタッフも両方見ているでしょw

いや、スタッフはお祓いを受けているか。

そういえば、私は、昨晩の食べ過ぎから、激しい胃痛にみまわれ、今日はお粥しか口にしていないんだった。

まさか……

それにしても胃が痛えw

コメント

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