ほんとにあった!呪いのビデオ33(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ33
ほんとにあった!呪いのビデオ33

はじめに

ほんとにあった!呪いのビデオ33です。演出捕・菊池編とも言える「Twenty Seven 中編」が収録されています。菊池氏の驚きの過去が明かされます。

ドライブレコーダー(少し怖い)

概要

投稿者が夜分車を運転していると突然女性がふらっと姿を現し衝突してしまったように見えた。あわててブレーキを踏み、停車した車を降りて救護しようと周りを調べるが、そこには誰の姿も無かった。車にも何かが衝突したような跡は無かったという。だが、この瞬間を録画していたドライブレコーダーは、はっきりと車に歩み寄る女性の姿を捉えていた。その女性の顔は心なしか笑っているようにも見える。

感想

半透明の女性が車に近寄ってきます。予想していたよりかなり急に現れるのでびっくりします。あれじゃ止まれないし避けられません。投稿者がやっちゃったと、深いため息をついてしまうのが印象的です。よく見るとこの女性、渡ろうとしているのではなく、車道に入ってから立ち止まってしまっているので、まるで当たり屋と言えるでしょう。この女性を投稿者は笑っているように見えたと証言していますが、私にはそのようには見えませんでした。

奇妙な客(結構怖い)

概要

韓国風居酒屋で数人の飲み会の様子。奥のテーブルに食事をするでもなく、生気の感じられない女性がぼーっと座っている。カメラが左にパンすると、この女性と同一人物と思われる姿が、飲み会参加者の男性のすぐ後ろに突然映り込む。カメラが右にパンすると、先程のテーブルには既に誰もいない。

感想

その場に不釣り合いな女性がテーブルに座っています。それから間髪入れず、男性のすぐ後ろに姿を表すタイミングが絶妙で、結構怖いですね。この女性は、テーブルではうつむいてボーっとしているのに、男性の後ろに回ると笑っているように見えてとても不気味です。画質が悪いのが残念。

植物園(少し怖い)

概要

若い女性2人が語らいながら植物園を巡っている。このテープは制作委員会に送られてきたものであるが、差出人が書かれていないので、詳しい経緯が全くわからない。どうやら女性の1人は最近結婚したばかりのようである。花の鉢植えなどが展示されている台の下に、しゃがんでいる女の子の姿が確認できる。

感想

実際の女の子がふざけて台の下にいるようにも見えなくもありませんが、なんだかこの女の子、全体的に赤っぽくて気持ち悪いんですよね。根拠とかあるわけじゃないのですが、この世のものじゃない気がして少し怖いです。それにしても蘭の鉢植え、たっか!(¥23,000)。

Twenty Seven 中編(怖い)

概要

前回のあらすじ
演出捕・菊池は、毎年誕生日になると送られてくる不気味なビデオテープに悩まされていた。その映像には何か心霊的なものが写っているわけではないが、山奥の荒廃した廃墟の中を、淡々と写しているだけの映像であった。菊池は何度も転居しているのに、どこからか住所を突き止められ、送られ続けているのが不気味である。だが今回、全く別の投稿者から、その映像と同じものが制作委員会に送られてきたのである。ただ一箇所菊池のテープと異なるのは、心霊的現象が記録されていたことであった。スタッフは投稿者の柏木さんを取材するが、その過程でだんだん柏木さんの様子がおかしくなり、ついに自殺してしまうという衝撃の展開になってしまった。
前回のあらすじここまで

スタッフは柏木さんの自殺場面の映像で、あの妙な印が彼の部屋の中にあることを発見する。死体の第一発見者ということで、柏木さんの両親と話をすることができたものの、全く心当たりがないということであった。部屋には特に不審な点は無かったいうことだったが、その部屋への取材は丁重に断られてしまう。スタッフは彼の通っていた大学で聞き込みを行い、ゼミの後輩を見つけることができた。そして柏木さんと交際していた彼女の情報が手に入る。

柏木さんの彼女は沢井さんといい、1週間ほど前から彼と連絡が取れなかったことを明かしてくれた。心配はしていたが、論文や発表の際は集中するタイプだったので、当初はさほど気にはしていなかったそうだ。だが、あの日は彼の誕生日であるのに、流石に電話に出ないのはおかしいと思っていたそうである。できれば様子を見に部屋に駆けつけたかったのだが、たまたま予定が重なり、仕事を抜けられなかったということであった。そして、なんと沢井さんはあの映像のことを知っていたことがわかる。20歳から誕生日に毎年送られてくるそうで、彼女は彼ともに映像を毎年見ており、不思議で気味が悪いと思ってたのだ。彼女によると、柏木さんの自主映画云々は全く聞いたことがないとのことで、スタッフには嘘をついていたようである。菊池は、毎年変な映像を送られてきていること自体を、隠したがっていたのではないかと推理した、そしてその気持ちは理解できると語る。

柏木さんの身辺をもう少し洗うために、制作委員会は興信所に依頼して調べてみもらうことにした。

しばらくして沢井さんから別の映像が送られてくる。彼との思い出を整理する過程で、奇妙な映像を発見したというものであった。それは、ゼミの送別会で披露する手品を、沢井さんの前で見せる柏木さんの姿であった。携帯電話のビデオ機能で記録されていたものであるが、手品の最中に大きなノイズ音が発生したかと思うと、柏木さんの顔がぐちゃぐちゃに歪んでしまう、というものであった。これから死を迎える彼の運命を暗示したものであると言うのだろうか。

そんな折、菊池が26歳のの誕生日を迎える。案の定、あのテープも菊池のもとに送られてきた。映像を見れない菊池に変わり岩澤がその映像を検証すると、柏木さんのものと全く同じであることが確認できた。さらに今回は、いつもと異なり一通の手紙が同封されていた。内容は以下のようなものである。

お前らだけ
忘れたとは言わせない
あいつと同じ歳になったら
終わり

さらに一週間ほど経って異常な自体が発生した。菊池が行方不明になってしまったのである。

感想

事態は混迷の度合いが増してきて謎が深まるばかりですね。沢井さんから送られてきた映像は、柏木さんの姿が歪みまくってぐちゃぐちゃになるというものですが、歪み方がとても気持ち悪く、結構怖いと感じました。

祭(怖くない)

概要

とあるお祭りの風景。熊手を購入してお札に名前を書いてもらっているシーンで、書いている男性の腕の隙間から顔が覗いている。

感想

この顔、表情は結構怖いものですが、顔が現れる瞬間、お札に名前を書いている男性の腕の輪郭が、急にボケたりしている感じや、顔の色合いが全体の映像とマッチしていない感じがして、ちょっと合成っぽいなあと思いました、

シリーズ監視カメラ・女子寮(怖くない)

概要

この女子寮では、エレベーターが勝手に最上階の8階に上がって停止するという現象がしばしば起こるという。監視カメラに、誰もいないのに勝手に階数ボタンが押され、エレベーターが上がっていく様子が記録される。そして今回とうとうその現象の原因である半透明の女性が乗り込む姿と、8階で降りていく姿を捉えてしまった。8階には屋上へとつながる階段があり、かつてそこから飛び降り自殺する事件があったという。

感想

とってもありがちな現象なので怖くはないのですが、今回は乗り込んでから降りる最後までしっかり写っているのが珍しいと思いました。ところで、呼んでもいないエレベーターが、自分のいる階に止まって扉が開いても誰もいない、なんてことが僕にもよくあるんですが、あれは一体どういう現象なんでしょうかね。

お見合いビデオ(怖い)

概要

結婚相談所の会員のプロフィールを紹介したビデオ。ある男性会員の収録で奇妙な現象が起こった。それは画面に突然ノイズが入ったかと思うと、男性の姿が半透明になっていき、そこにオーバーラップするように女性が姿を現して、こちらを睨みつけるというものであった。その結婚相談所に勤めていた投稿者は撮影中にこのことに気がつき、撮り直しを試みるも、2回目にも同様の現象が起こってしまったそうである。この男性のプロフィールを確認すると、以前妻と死別していることがわかった。男性はその後、音信不通になってしまったという。

感想

男性が、「とにかく私は嘘をつくのが嫌いです」と発言した瞬間に、「そんなわけあるか!」と言っているように、ザザッとノイズが走り出すのが怖いです。妻の死因等、詳しいことはわからないので、「まさか?」という感じがするのも怖いですね。映像の中の女性の顔は私にはよく認識できなかったのですが、目や鼻のパーツがバラバラに配置されているような感じがとても気持ち悪いです。さらに幽霊ではなく、生きた人間が半透明になるのは珍しいと思いました。

続 Twenty Seven 中編(怖くない)

概要

失踪してしまった菊池の知人関係を調べる岩澤であったが、一向に消息はつかめなかった。同棲中の彼女にも連絡を取り、失踪前後の様子を聞いてみるも特に変わった様子もなく、いつも通りだったという。彼女に許可を取って菊池の部屋を調べると、彼が取材に使っているノートに、柏木さんの自宅やその周りで発見されたあのマークが、何ページにもわたってなぐり書きされていることを発見する。だが、菊池の自宅周辺を調査しても、あのマークはどこにも存在していなかった。

そこに、制作会社スタッフの沢田慶から、失踪前日に菊池が物置の鍵を借りにきたとの報告が入る。この物置には今まで投稿されてきたビデオテープが全て保管されており、監督の許可なく鍵を持ち出すことはできないようになっていた。沢田は菊池の監督の許可を得ているという話を信じ、鍵を渡してしまったという。児玉監督は許可を与えた覚えはないので、物置を調べると、今回の映像が全て持ち出されていることが判明した。早速室内に設置してある監視カメラをチェックすると、そのテープを持ち出す菊池の姿が記録されていた。奇妙なことに菊池はしきりに虫か何かを払いのけるような仕草を繰り返し、服を脱ぎ上半身裸になってからテープを持ち出している。物置の扉を閉めると再び服を着て立ち去るといった、意味のわからない行動をしていた。

その後、興信所から連絡が入り、柏木さんへの調査結果が報告されることになった。柏木さんの交友関係には、特に問題となるようなものは何もなかった。だが柏木さんには思わぬ過去があったことが判明する。それは柏木さんが4-5歳の頃、誘拐事件に巻き込まれていたということであった。とある観光地で、幼少の柏木さんの他、2人の子供が誘拐され、空き家となっていた山荘に監禁されていたというのだ。犯人は逮捕される直前に錯乱し、胸や首を自らの爪で搔きむしって出血多量で変死していた。誘拐された2人の子供の名前は、1人は不明であったが、もう1人の名は「北川宣秀」君という。

これは菊池の下の名前と同一であるため、菊池の実家に連絡を取って確認、母親が離婚しているために、彼は幼少期に北川性を名乗っていたことがわかり、菊池も誘拐事件の被害者の1人であることがわかった。菊池は事件のショックから当時の記憶を無くしていたのである。これで、菊池と柏木さんとの共通点が裏付けられた。

スタッフはテープを送りつけていたのは、被害者の最後の1人である人物で、誘拐された3人は、犯人の当時の年齢である、27歳の誕生日を迎えると死んでしまうという意味なのでは、という推理をする。そしてあの映像に映っていた山荘は、菊池や柏木さんらが監禁されていた建物なのではないかと考え、その場所を訪れることにした。

つづく

感想

新しい映像は、菊池がビデオテープを持ち出すとき、物置の扉に女性の影らしきものが写ったいうもの。生きている人間のように普通に歩いているので、全く怖くはないのですが、なんとなく生々しいというか、怪異は依然進行中、みたいな感じがしてちょっと気持ち悪いですね。普段はクールな菊池氏が、おかしなったように虫を払うような仕草も異様です。それにしてもちゃっかり女性と同棲してたんかい、さすが菊池…と思いました(笑)。

感想まとめ

どう感想を書いたらいいのやら、展開が斜め上すぎてあっけにとられたことを思い出します。初見のときには「えええぇっ誘拐ぃ?」と呟いてしまいました。まだまだ謎は続きそうですね。

一般投稿は「ドライブレコーダー」と「奇妙な客」が少し怖かった他は、「お見合いビデオ」がまあまあといった感じ。メインエピソードは面白いんですけど、やっぱり怖くはないのが残念。「Twenty Seven」のインパクトに、他のエピソードが食われてしまっている感があります。

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