ほんとにあった!呪いのビデオ46(ネタバレあり)

eye_catch_noro_46ほん呪
ほんとにあった!呪いのビデオ46
ほんとにあった!呪いのビデオ46

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ46」です。この巻には本呪ランキングで上位に選ばれることの多い「嫉妬」が収められています。

シリーズ監視カメラ・漂流する写真(怖い)

概要

家具付きの新築マンションを借りた投稿者。移り住んでからというもの、体が不調になったり、リビングのポルターガイスト現象などの怪現象が頻繁に起こるようになった。何かおかしいと感じた彼はリビングにカメラを設置し、常時録画してみることにした。すると、無人にもかかわらず、カウンターに置かれた雑誌が、ひとりでに床に落下する映像が記録されていた。そのまま再生を続けると、女性と思しき人影が姿を現し、備え付けの食器棚に吸い込まれるように消えてしまう。

その食器棚に不審を抱いた投稿者は、裏側の壁との隙間を探ると、まったく覚えのない、古びた写真が落ちているのを発見する。その写真は神社の境内で撮影されたもので、被写体は1人の女性であったが、顔の部分が黒くボケたようになって、その容姿はうかがい知れない。服装から考えて、問題の映像内の女性の亡霊とよく似ている感じがする。

投稿者はこの写真やその女性に全く心当たりが無く、さらに新築の物件なので、前の住人のものとも考えられない。制作委員会は不動産業者やマンションの施工業者に問い合わせるも手がかりは何も無く、なぜこの食器棚の裏にこの写真が落ちていたかは、全くの不明のままであった。この写真自らが、何らかの想いを伝えるために漂流している…とでも言うのだろうか。

投稿者は、この映像と写真の投稿後は、身体の不調や怪現象は収まったと証言していたが、制作委員会は、この写真と映像を厳重にお祓いすることにした。

感想

映像に映った幽霊もさることながら、得体の知れない写真が勝手に紛れ込むという現象が怖いですね。今回は古い家と異なり新築のアパートなので、知らない親戚の写真だったとか、親父の古い友人の写真だったとかは、絶対ありえないですからね。この写真も顔の部分が黒くぼやけてしまっていて非常に不気味です。

クラクション(少し怖い)

概要

夜景の綺麗な展望台のような場所を訪れるカップルが夜景を堪能した後、駐車場に戻る。すると、自分たちの車からクラクションが短く鳴り響く。車内は無人のはずで、訝しがる投稿者達。録画しっぱなしだったカメラは、車の下から顔を出す少年のような顔を捉える。この駐車場では事故で男の子が亡くなっていることがわかった。この子は未だ駐車場をさまよっているのであろうか。

感想

クラクションが鳴るというのが新しく、珍しいと思いました。少年の顔の出方などはよくあるパターンで怖くないですが、誰も乗っていないはずのクラクションが鳴るという、物理現象との相乗効果でまあまあ怖いです。

タロット占い(怖い)

概要

若い女性が友人にタロット占いを披露している。すると、3枚目のカードに「死神」が正位置で出てしまう。「死神」の正位置の意味は「停止、終末、破滅、死の予兆」などであり不吉なものである。このカードが出た瞬間、赤いモヤのようなものが1回、2回と現れる。3回目のモヤはドクロのようで、これがカメラに迫ってきて消える。占いの対象であった友人は後に電車にはねられて亡くなったそうである。

感想

あっこれは怖いや。わかっていても怖い。どうも僕はこちらに迫ってくる系が苦手のようです。ドクロのような顔はもう本当にテンプレで、いかにもって感じなのですが、スピード感があり、ちょっとドキッとします。慣れていない人は結構怖いかもしれません。

嫉妬(取材のみ、怖くない)

概要

投稿者は中学生の岩井紗英さん。母親が心筋梗塞で3ヶ月ほど前に亡くなっており、遺品を整理して発見した映像だという。それは母親と男性が自宅で口論をしているもので、どうやら隠し録りらしい。この男性は紗英さんの同級生、前園朋美さんの父親だそうだ。前園さんは、半年前から不登校になっており、その原因は岩井さんからのいじめであると、再三言いがかりをつけていた。それがしつこいので公的機関に訴えるという話が出たところから、その際の証拠にと、この映像は撮影されたと思われる。この映像が撮影されたのは母親が亡くなる3日前で、その時の母親は「いなくなればいい…」などとつぶやいていたという。

紗英さんによると、前園朋美さんは以前は明るく活発な子であったが、中学に入ってからはふさぎ込むようになり、何か悩みでもあるかと話しかけても、ろくに理由も話してくれないので疎遠になってしまったそうだ。父親が訴えているいじめなどは無いはずだと答えた。

岩澤と川居は前園さん宅を尋ねるが反応が無い。やむなく連絡先を書いたメモをドアに挟んで連絡を待つことにした。すると、朋美さんの姉である、高校生の文香さんより連絡が入る。それは直接会って話したいというものであった。文香さんの話によると、朋美さんは中学受験の失敗をきっかけにおかしくなってしまったこと、鬱状態になってしまい暴れ出すようになってしまったこと、精神科に通っても病状が良くならないこと、父親は娘を助けたい一心でいじめが原因だと思い込むようになってしまったこと、さらに怪しげな宗教施設に朋美さんを通わせるようになってしまったことを語る。

スタッフは父親への取材を打診するが、それは難しいとの答えが返ってきた。この宗教施設について調べてみると、表立って除霊などの依頼は受けていないようである。だが、施設から叫び声がするのを聞いたことがあるとの付近の住人からの証言を得る。

続く

感想

取材のみなので感想は後編で。それにしてもいつの間にか長田氏は本呪スタッフに復帰していたんですね。

ビジネスホテル(怖い)

概要

東京観光に来たカップルがビジネスホテルで明日のスケジュールを確認している。撮影者の男性は恋人とのやりとりをビデオに収めているのだが、先程まで閉まっていたはずのバスルームの扉が少し空いていることに気がつく。

不審に思った男性はこの扉を閉め、恋人に向き直ると、彼女の横に全裸の女性の姿を認める。それは明らかに通常の人間と異なり、異界のものであると気がついた彼は、驚きと恐怖のあまりカメラを取り落とし、彼女を残して部屋から逃げ出してしまう。驚いた彼女は彼の後を追うが、落としたカメラは撮影を続けており、そこに女の含み笑いのような声が記録されていた。

感想

写った女性が手を前に伸ばして、何かを掴もうとしているような感じで気味が悪いですね。怖いというより気持ち悪い感じがして、あまり凝視したくない映像です。それにしても彼女を1人残してトンズラとか、この後の2人の仲が心配です。前にもそんな映像がありましたね。

ホームレスの遺品(少し怖い)

概要

ホームレスの支援活動をしている投稿者は、亡くなったホームレスの遺品からこのテープを見つけた。その映像ではそのホームレスの元の家族であろうか、たくさんの子供達が一堂に会してテーブルを囲んでおり、和やかな雰囲気であった。だが突然強烈なノイズとともに不気味な顔が現れ、女性の声で「許さない」と聞こえる。その後ブロックノイズ内に無数の目が現れ、マンションの外廊下の風景内に1人の子供が走り回っている画面に切り替わる。

このホームレスは事業を営んでいたが、借金苦により家族と無理心中を図り、自分だけ助かったという過去があった。「ゆるさない」とは自分だけ生き残った、彼に対する怨嗟の叫びだったのだろうか。

感想

残されたビデオテープ。結果的に死に追いやってしまった家族の、恨み声が入ってしまったテープを、贖罪の念からか処分すらできない。それを抱えて死ぬまで所有していた彼の心情はいかがなものだったのか。そういう背景は興味深いというか、恐怖を盛り立ててよくできた話なのですが、映像自体はちょっと作り物くさいというか、洗練されすぎているというか、凝りすぎかなと感じてしまいました。

生き人形遊び(少し怖い)

概要

オカルトマニアの投稿者が、物好きにも「生き人形遊び」というネット発祥の儀式を執り行う。特に何も起こらなかったが、その時の映像を見返すと、鏡に女性の顔が写り込んだ。この儀式のために、わざわざネットークションで取り寄せた日本人形に、何かがあるのではスタッフは調査するが、出品者を特定することはできなかった。

感想

よくもまあ日本人形をネットオークションで購入する気になりますよね。新品でも怖いのに、よりにもよって中古品。どんな思いが込められているのかわかったものじゃないのに。まあそんな得体の知れない人形だから怖いのでしょうけど。「生き人形遊び」なんてものをわざわざやろうと思う投稿者だから、この辺は鈍感なのでしょうか。それともこんな人形の方が何かが起こる確率高いと思ったのか。案外、新品買うと高いからという単純な理由かもしれませんが。

写った顔は気持ち悪さや悪意が感じられず、少し怖い程度です。

続・嫉妬(かなり怖い)

概要

スタッフは紗英さんから朋美さんが亡くなったとの衝撃の連絡を受ける。例の宗教施設から飛び出したところを、運悪く通りかかった車にはねられたというものであった。姉の文香さんに連絡を取ろうとするが電話は繋がらない。

さらに紗英さんから有力な情報がもたらされる。それは朋美さんの小学校時代の親友、松原志乃さんからのもので、彼女は朋美さんから、あることで相談を受けていたというものであった。志乃さん本人を事務所に招いて話を聞くと、紗英さんは受験前に嫌がらせの手紙が届くようになったそうである。朋美さんは姉の文香さんのパソコンにその手紙の文面を発見してしまったというものであった。それ以来朋美さんは文香さんを恐れるようになってしまい、鬱の原因になってしまったようだ。このような相談を受けていたにもかかわらず、親に相談を勧めることしかできなかった、もっと親身に話を聞いてあげれたら、と紗英さんは泣き崩れてしまった。

スタッフはこの映像に映った女性は、嫉妬の念を強くした文香さんの生き霊なのではないかとの推測し、そして父親を巻き込み。沙英さんの母親や朋美さんを死に追いやってしまったのではないかと考えた。朋美さんの父親に取材しようと部屋を訪れるも、激昂した彼に追い出され、数日後には転居されてしまい、これ以上の調査は不可能になってしまった。

ここで映像が紹介される。沙英さん宅のリビングで父親が苦情を述べている。それは根拠のない一方的なものであり、話にならなかった。その父親の背後に両目を見開き、こちらを睨みつける女性の顔が確認できる。しばらくすると画面にノイズが走り、今度はカメラのすぐ目の前に、先ほどの女性がこちらを振り向きさらに睨みつける。

感想

これはなかなか怖い。父親の肩越しの顔がこちらを睨みつけるまでは余裕で見ていましたが、直後いきなりどアップで出てきたのでかなりビビりました。ただ、はっきり写りすぎているというか、なんか幽霊みたいなおどろおどろしさがありません。そりゃそうだ生き霊という設定なんだもの。死霊の気持ち悪さが感じられないので、「めちゃ怖い」とまではいきません。ただ、それが逆に生々しい恐怖と感じる人も多いかもしれません。

感想まとめ

今回は最後のメインエピソードが怖かったですね。いや、怖いというよりビックリ系でしょうか。一般投稿もなかなかの恐怖度でした。私的には「漂流する写真」が好きななエピソードです。得体の知れない写真が紛れ込むのって、なんかすぐ身近でも起きそうで怖いです。その他では「タロット占い」、「ビジネスホテル」が少し怖かったです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました