ほんとうに映った!監死カメラ5(ネタバレあり)

eye_catch_kanshi_05レビュー
ほんとうに映った!監死カメラ5
レンタル開始:2013年9月4日(水)袖触れ合うも多生の“霊”。監視カメラに映った恐怖映像コンセプト・ホラー・ドキュメント第5弾!キャストナレーション/鈴木智晴スタッフ製作:AMGエンタテインメントプ…

はじめに

「ほんとうに映った!監死カメラ5」のレビューです。今回から監督が代わりますが、演出補の前田沙織とキンタさんが続投です。

股の下から(怖くない)

概要

秋葉原の街頭。深夜になり地面に若い女性2人が地面に座り込んでだべっている。その1人の股の間から何か白いものが出てきて引っ込む。

感想

序盤にしてもインパクト不足。股から出た白い「何か」は、文字通りなんだかよくわからないし。堕胎した胎児だとでも思わせたいのかな。

エクトプラズム(怖くない)

概要

秋葉原のオカルトをテーマにしたメイド喫茶の店内で、西洋版「こっくりさん」として知られる、「テーブルターニング」を行っている。メイドに扮した店員がこの交霊術のガイドを行っているようだが、この店員は交霊術の最中に体が痙攣しだす。そして口から白い気体のようなものを吐き出すのであった。

魔術堂のKATOR氏によればこれはエクトプラズムでないかとの見解であった。

感想

「テーブルターニング」、「ウィジャボード」、「エクトプラズム」、1970年代のオカルトブームの際に「うしろの百太郎」を読んで育った世代にはおなじみのものです。

メイドの口から出るエクトプラズムは画質があってないように見え、フェイクっぽいです。

お天気カメラ(怖くない)

概要

取材班のもとに匿名で送られてきた映像。高いビルの屋上などに設置された気象観測用の定点カメラ、通称「お天気カメラ」の映像である。通常は人の立ち入るはずのない場所に設置されているこのカメラの映像に奇妙なものが写った。突如画面が地震発生時のように激しく揺れる。揺れが収まると、市街地を望むそのカメラの視界に大きな人の顔が写りこんだ。

取材班は映像に写る建物を頼りにその建物を探し当てるが、取材はにべもなく断られてしまう。建物の周りを探り、ようやくその映像を捕らえたであろうお天気カメラを特定する。そのカメラは突き出したレール上のものに取り付けられており、人が立つ足場など見当たらなかった。

感想

メンテナンスの人じゃないですかね(笑)

冗談はさておき、「監死カメラ3」の「ディスプレイモニター」に似た映り込みです。ですが「ディスプレイモニター」と異なり、不思議と怖さを全く感じません。なので、前述のとおり、保守の作業員にしか見えないです。

ひょっとしたらその作業員が足滑らせてこのモニターにしがみつき、力尽きて落下してしまった……という感じに見えなくもないです。だとしたらなかなか衝撃の映像ではありますが、心霊は関係なくなってしまいますよね。

そもそも取材の成果が建物とカメラの特定だけなので、なんだか…ねえ。

13(少し怖い)

概要

オービスに写ったトラックの下に人の恨めしげな顔が…よくみると道路の傍らに花束が備えられている。この場所で事故死した者の顔なのであろうか。交通事故によって死亡する人の数は年間およそ4800人に上る。それは1日当たりおよそ13人の人が亡くなっていることを意味する。

感想

トラックのスピードが131km!。まあそれは良いとして、この顔の表情は少し怖いですね。

見られている(少し怖い)

概要

何者かに見られているという気がして部屋に監視カメラを仕掛けたという投稿者。この女性はかつてストーカー被害にあい、住居を転々と変えているそうだ。だが、投稿された映像には特に何も映っていないように見える。本人宅への取材を試みるが外では常にサングラス姿、スマホばっかりいじって質問にもろくに受け答えのできないこの女性はどこかおかしい。

途中、男性演出補(それとも撮影?監督?)が飲み物を買いに外に出たところ、チャイムも鳴らさずに戻ってきたことに立腹し、叫びながら部屋にいくつも転がっている殺虫剤の噴霧に火をつけて、火炎放射器状態になる。何者かを追い払うしぐさであちこちに炎をまき散らす彼女を止める男性スタッフ。隣人に警察を呼ばれてしまうが、警官によるとこのようなことはたびたびあるそうである。

その火炎放射の取材映像におかしなものが映り込んだ。彼女の背後の壁に人の顔が映り込んでいるのだ。KATOR氏によると、悪魔は信じている人に呼び寄せられるという。この顔は彼女が呼び寄せてしまったのであろうか。

感想

痛々しい投稿者の女性は置いておいて、壁の顔はこの女性を目で追っているようで少し怖いです。

環七(怖くない)

概要

環七沿いの中古車屋の監視カメラ。道路を横切る半透明の人の姿が映り込み、車が通ると消える。

感想

遠いし、暗いし、薄いしで全然怖くありません。

肝試し(ちょっとだけ怖い)

概要

投稿者は何を思ったのか自分一人だけで肝試ししてみようという気になり、当てもなくそのあたりをブラブラしていたらとある公園にたどり着いた。ふと前を歩く人物がなんか半透明なのに気が付いてこれは幽霊に違いないと後をつけたそうである。その公園内を幽霊の後を歩いて1時間くらい公園をぐるぐる回っていたという話。

ここでその映像がさらっと紹介される。半透明の人物が画面を横切っている。

スタッフに妙になれなれしかったり、演出補・前田からもらった名刺を手持無沙汰にパキパキに折ってしまったり、公園の監視カメラの映像の入手方法をごまかそうとしたりで、投稿者の様子はなんかおかしい。前田の手を取って今からその場所に同行をやや強引に迫ったりと不可解な態度に一抹の不安を覚えたスタッフは取材を中断し、いったんその場を離れることにする。

その後その公園の管理人に話を聞くが、詳しい取材は断られてしまい、目立った収穫は得られなかった。

ここで先ほどの映像がリプレイされる。カメラを半透明の人物が横切るが、その歩き方はおぼつかず、ぎくしゃくしている様子がわかる。その後を追う投稿者と思しき人物が普通に歩いてくる。

感想

投稿者の様子がなんか異常で気持ち悪いですね。取材を進めても何もわからず終わってしまい、肩透かしです。ただ幽霊と思しき半透明の幽霊の歩き方は異質で、ちょっとだけ怖いです。

黒魔術(怖くない)

概要

投稿者は吉田賢三さんと同棲している小林京子さん。家の周りに動物の死骸や、ドンキで売っている白い仮面などが投げ入れられるようになったので監視カメラを仕掛ける。そのカメラは家の前に立つ、やはりドンキの仮面をかぶった不審な人物を捕らえていた。その人物が写ってからというもの、吉田さんは、だるさや眩暈などの症状で体調不良になってしまう。就寝時に苦しんでいる彼の口からは、煙のような白いものが出てきたこともあり、その様子がが小林さんにより撮影されていた。

2人は何らかの呪いを受けているのであろうか。

KATOR氏のアドバイスでも呪いの可能性が高く、口から出てきた白いものは、やはりエクトプラズム。呪いはかなり進んでおり、一刻も早い対処が必要との見解であった。そんなやり取りをしている間にも吉田さんの様態が悪化、錯乱状態になって寒さをしきりに訴えるようになってしまったと、小林さんから連絡が入る。そこで呪いを解くことができるという、白魔術師の酒井氏をKATOR氏に紹介してもらうこととなった。

酒井氏は苦しむ様子の吉田さんに馬乗りになり、口をふさいで「出るな!」などと唱えて除霊の儀式を行う。落ち着きを取り戻した吉田さんをしり目に、酒井氏は家の外に目を向ける。家の前にはあの白い仮面が落ちていた。「近くにいたようですね。また必ず現れます。」と落ち着いた態度。

しばらく家で待機していると、また吉田さんが苦しみだす。すると部屋の窓に、白い仮面の人物が張り付いているではないか。酒井氏はこの男性を事もなげに確保。この男に対しては「吸うな」と唱え、除霊の儀式を続行。落ち着いたところで警察に突き出し、吉田さんは平穏な生活を取り戻すのであった。

感想

なんで吉田さんは呪われる羽目になったのでしょうかね。彼は髪型(毛量が半端ないアフロ)やインタビューの最中ずっと骨付き肉のクッション(ぬいぐるみ?)を抱きしめている以外は人畜無害そうな人ですけどね。

あの白い仮面はほんとにドンキで売っているのでしょうか。私はほとんどドンキにはいかないのでよくわかりません。でもアマゾンには大量にありました(笑)。最近はこれをかぶったYoutuberが有名ですよね。

怖いところは何もない、「はあそうですか」って感じのエピソードでしたが、呪う側の男性が窓にピタッと張り付いているシーンには、ほんのちょっとぎょっとしました。白魔術師・酒井氏の終始落ち着いた人となりや、視聴者に悪影響を与えないためと称して、彼が唱える呪文にすべてピー音をかぶせているあたりは、それっぽい演出で効果的だったと思います。

感想まとめ

怖い映像が少なく、ちょっとパワー不足でした。取材の成果も少なく、全体的にこれといった特徴のない退屈な巻だと感じました。なんか変な投稿者が増えてきたような気はしますが、心霊的な怖さだけでなく、生身の人間の怖さを前面に出そうとしたのでしょうか。

次に期待します。

コメント

  1. みっつ より:

    最初の女性の股間から出てきたのもエクトプラズムじゃないんですかね(適当 笑)

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