Not Found13 ~ネットから削除された禁断動画~ (ネタバレあり)

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はじめに

「Not Found 13 ~ネットから削除された禁断動画~」のレビューです。今回は少し怖い映像もあり、楽しめました。

ちょっと古い作品なので今更なのですが、一応それぞれネタバレ注意でございます。

かきむしる子(怖くない)

概要

映像に写る少女の手足には無数の傷があり、心配した母親が霊能者の元を訪れる。霊能者が除霊を開始すると、少女の背後にモヤモヤした影が現れる。

感想

動物のような目が睨みつけているとナレーションが語るのですが、モヤっとしてはっきり判らないのでインパクト不足です。ただ少女の傷はそこそこリアルで、痛々しさが感じられます。

ついてくる…(怖い)

概要

願いが叶うという心霊スポットを訪れる男女3人組。祠でお参りをして帰る途中で、少し離れた後ろに人が立っていることに気が付く。気味の悪さに足早になる3人だが、その男性のような人影は一定の距離を保って付いてきている。恐怖からダッシュで車に辿り着き、エンジンをかけてヘッドライトを点灯すると、車の目の前にあの男が立っており一同パニックになってしまう。

この祠の付近では呪いの儀式が行われていた。それ以来この祠は願いをかなえてはくれるものの、自分の大切なものを犠牲にする必要があるという噂があり、そのことを投稿者は後で知ることになる。投稿者の女性は就職活動で希望の会社に内定が決まり、願いが叶ったというのだが、自分の身近な人物に何かあるのではと怯えていた。

感想

「Not Found」では珍しく(失礼)、結構怖い映像です。後ろにいる白っぽい(カメラが暗視モードなのでそう見えるのかも)人物が直利不動で明らかにおかしく、それが振り向くたびに一定の距離を保って付いてくるのが何とも言えず不気味ですね。普通は後を付いてくるにしても、相手も歩いているはずなのですから、振り向いたときに全く姿勢が変わらず直立不動なのは絶対におかしい。この世のものではない何かを感じさせます。そして車に辿り着いてヘッドライトを点灯したらいつ間にか目の前に回り込んでいたというのもチョー怖いです。

願いが叶う代償として、自分の大切な人物を差し出すことになる、という噂が、後から判るというのも怖いですね。恐怖はまだ続いているという事ですから。

ただ、パニックになっているシーンで映像はぷっつり終わってしまい、以降の映像が無いのでこの後どうなったのかは気になりますね。目の前にいるのでは車を発進させるわけにもいかない、バックして逃げたのでしょうか。気がついたらいつの間にか消えていた、とか全員気絶して気がついたら朝だったとか、そういう過程の説明がほしかったですね。

でも結構好きなエピソードです。

サバイバルゲーム(ちょっと怖い)

概要

ある野鳥好きのカップルが遊歩道から離れ山奥に入ってしまうと、朽ち果てたサバゲ場みたいなところに迷い込んでしまう。男性が引っかかると音が鳴る罠(鳴子)にかかると辺りにサイレンが鳴り響き、男性の背中にボウガンの矢が突き刺さってしまう。

するとあたりからエアガンを構えた不気味な男たちが現れ、彼らはエアガンで一斉掃射されてしまう。男性は背中のみならず、顔面にもBB弾がヒットしたのか目から血を流している。「やめてください!」との女性の声もむなしく、フェイスマスクをした男がカメラに迫ってきたところで映像は終わる。

感想

これもなんとも不気味。このサバゲプレイヤーみたいな人達は、何かに魅入られたのかどことなくうつろで無慈悲な印象があり、普通の人ではなく、史上初のサバゲプレイヤー幽霊なのかと感じました(笑)。あるいは何か非合法な組織による訓練の一環なのか。そういった非日常を思わせるエピソードでしたね。

因みにボウガンの矢が背中に突き刺さる瞬間の映像はありませんのでご安心を。

となりの部屋から…(前編)(取材のみ)

概要

隣から不気味な声が聞こえるという動画が「気持ち悪い」という理由で削除されてしまった。投稿者の女性にコンタクトをとってみると、異常に早いレスポンスで取材の許可が得られた。

36歳の多少若作りの独身女性(現在求職中)の井出さんに話を聞くと、めったに外出しせず引きこもりがちのようであった。彼女によると隣から女性の悲痛な声が聞こえる。隣の住人は男性の一人暮らしで女性の声が聞こえるはずがないという事であった。

取材班は彼女の部屋に定点カメラを設置し様子を見ることにした。取材の過程で偶然隣の住人を見かけるが、井出さんの話の通りスキンヘッドの男性で、一人暮らしであることも間違いなさそうであった。

感想

取材のみで怖い映像はありません。何故かスタッフは井出さんに削除されてしまった映像を見せてほしいと言わないので映像もありません(その理由は後編で判明します)。井出さんは結構美人なのに髪の毛ボサボサで、年に似合わなそうなガーリーな服装をしているのが印象に残りました。暗い影があるように目を伏せがちで、おどおどした様子が「36歳引きこもり女性」って感じが良く出ていて演技上手いなぁとも思いました。

古賀氏の「返事早!」「最近の情報のスピード感すげぇ」との発言に、吉川氏の「これに関してはこの人だからじゃね?」との返しに「そっか」と、「それもそうだな」みたいな会話にちょっと笑ってしまいました。

廃墟に集まる人(怖い)

概要

心霊スポットとして有名になった地元の廃墟で、訪れた人々を様々な仕掛けで脅かしていた若者2人組。最初は地元に外部の人間が押しかけてくる事態を苦々しく思い、追っ払う目的だった彼らだが、脅かしをするうちにそれが楽しくなってしまった、と語る。だがあることをきっかけにその行為をぴったりと止めてしまったという。

映像はその際のものである。彼らはいつも通りに訪れたカップルを脅そうと待ち構えていたが、自分達が脅かしていないのに女性が悲鳴を上げ逃げ出してしまう。他に誰かいるのかと廃墟内を調べてみると、目の前に白い人物が音も無く横切り、吸い込まれるように壁に消えてしまった。一瞬のことに目を疑う彼らだが、その人物が消えた部屋に恐る恐る足を踏み入れ、驚くべきものを発見してしまう。

感想

これもなかなか怖かったエピソードです。映像自体は何という事も無いのですが、シチュエーションが秀逸ですね。脅かす役だった筈なのに、自分たちがだんだん恐怖を感じてきてしまう過程が怖い。

そして幽霊らしき人物が消えた壁の向こうの部屋で、彼らは縊死体を発見してしまいます。モザイクがかかっていますが、先程目の前を横切った人物と同じ服装でした。ただ例によってだらーんとはしておらず、背中にハーネスを仕込んだような感じで本物には見えませんので、ご安心を。

飛行機の窓の外に…(怖くない)

概要

飛行機の窓に人の顔が写った。

感想

そのまんまです。

ガチだった怖いのでしょうけど、そう見えないですね。

最恐心霊スポット 突撃シリーズ(怖くない)

概要

全国有数の心霊スポットに杉本が突撃取材を行う、という企画の第3弾。

今回は都内有数の心霊スポットの「八王子城跡」。前回、前々回の雪辱を果たすため杉本単独でアタックするが、道が暗すぎて分からんという理由で一旦引き返してくる(笑)。結局スタッフ一同で途中までアシストしてもらい、再度単独アタックを開始するが、有名スポット「御主殿の滝」への向かう橋が改修中で通れなかった。

現場ではこれ以上何も起こらなかったが、後日映像を分析すると、どこからともなく鈍い太鼓のような音が記録されていた。

感想

八王子城跡には僕も行ったことがあります(それも深夜に)。その様子はこちらに記載しましたので暇だったら見てみてください。杉本さんは「御主殿の滝」へは行けませんでしたが、僕らが行かなかったあのへんな門みたいな場所までは行けたみたいですね。

入り込んだという太鼓の音は確かに聞こえますね。ただ、心霊現象かと言われるとちょっと。

となりの部屋から(後編)(…笑)

概要

杉本は井出さんの住む部屋の周辺で、何か曰く付きの物件などの噂がないか聞き込みを行う。すると入居した人が次々と事故や自殺で亡くなってしまう呪われたアパートの噂や、10年程前に強盗に4階に住む女性が殺されてしまったという事件の話があった。そのアパートが3丁目で井出さんの部屋も3丁目、さらに4階であった。また階段下のデッドスペースに数々の打ち捨てられたお札を発見。彼女の部屋で撮影した写真にオーブが写り込んだりといった現象も確認され、ますます心霊的な裏付けがなされていく。

そんな折、井出さんから隣からの女性の声がし始めた、との報を受け、スタッフ一同は彼女の部屋に急行することになった。そこで驚愕の真実が明らかになるのだが……。

感想

驚愕の真実とは!

………隣のおっさんが呼んだデリヘル嬢の喘ぎ声だった、という視聴者全員ずっこける展開でした(笑)。このエピソードは以前記事にした「ダラケ!お金を払ってでも見たいクイズ」で紹介されたものです。前編を観た時にもう気が付いていましたけどね。

古賀氏の「30過ぎの生娘の相手なんかしてられないよ」という発言が妙に耳に残ってしまいます(笑)。それにしても前述のように吐き捨てる古賀氏に対し、「それはちょっとかわいそう」だと、「これは悪い霊ではない」と伝え、「嘘のお祓いをして彼女に安心してもらおう」という杉本の提案に応じ、白装束に身を纏い、お祓いの真似事をする古賀氏に感心しました。

嘘のお祓いが終わり、笑顔を取り戻した井出さんを見て「杉本のやり方にも一理ある」「こういう解決方法もあるんだな」と、素直に考えが変わる古賀氏の人間的評価が僕の中で爆上がりです。そればかりか、提案した杉本を褒めちぎり、彼女も照れてしまうやり取りを見るにつけ、いやこのシリーズのスタッフは本当に優しいなぁと思いました。

それと笑顔の井出さん、結構かわいいじゃないですか。本当に36歳なんですか。

因みに「スタッフが井出さんに削除されてしまった映像を見せてほしいと言わない理由」ですが、最初の時点で映像を見てしまうと、その時点であの時の喘ぎ声だと判ってしまい、エピソードが成り立たなくなってしまうからです(笑)。

この井出さん宅近辺は小田急線、「よみうりランド前」駅付近ですね。この駅「よみうりランド前」を名乗っていますが「京王よみうりランド」駅と異なり道なりで2㎞くらいあって、小田急バスで10分もかかりますのでご注意を。「よみうりランド前」を名乗る前はこの駅「西生田」という名称でした。

ずっこけてしまいますが、嫌いにはなれないエピソードです。

感想まとめ

この巻は前後編に分かれたメインエピソードがお笑いずっこけ回だったりしますが、「ついてくる…」や「廃墟に集まる人」のような、見ごたえのある心霊エピソードがあったり、「サバイバルゲーム」のようなちょっと不思議なショッキング回があったりして結構楽しめました。

今まで観た「Not Found」シリーズでは一番面白かったと思います。心霊ドキュメンタリーコンテンツとしては「怖かった」という評価が出にくいというのもなんですが、まあ面白ければ良いんじゃないでしょうかね。

それでは。

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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

コメント

  1. fd より:

    実はtwitter見てましたらとある説が出回ってまして、もう随分前になるのですが『死に際のアッコ』に出てきた監視カメラ映像の非常階段、実はアムモ98本社の非常階段がロケ地て言われてるんです。これにはびっくりしましたが実際に写真と監視カメラ映像を比較すると確かに似てるんですよね。それにしても死に際のアッコとか懐かしw

    • itton より:

      確かにアムモ98の入居するタムラビル、隣が建て替え中で、非常階段が外階段なのが、Googleストリートビューでも見て取れますね。

      で、マップ見て驚いたのですが、「XXX13」の「0時」のロケ場所がめちゃ近くです。
      この件からしてさもありなんと思いました。

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