ほんとにあった!呪いのビデオ31(ネタバレあり)

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はじめに

ほんとにあった!呪いのビデオ31です。今回のメインエピソード「冥界へとつながる森」は多少有名でしょうか。それ以外の一般投稿は恐怖度は低めです。

ストリートミュージシャン(怖くない)

概要

街頭で歌うストリートミュージシャンを携帯で撮影。彼の背後に女の顔が…。

その後、このミュージシャンはバイト先の工場で事故に遭い、手の指を切断してしまった。

感想

背後にチロっと女の顔がありますが、画質が悪く、怖いというほどではありません。それより、中村氏のナレーションの「…とでも言うのだろうか」の部分に、エコーをかけて「言うのだろか…言うのだろか…言うのだろか…」とリフレインするいう演出にちょっと笑ってしまいました。

バスケットボール(少し怖い)

概要

とある大学のバスケサークルが合宿中の練習風景を記録した映像。体育館2階の周回通路(キャットウォーク?)に真っ赤な服を着た、首のない人物が写り込んでいる。かつてこのサークルでは赤い服を好んで着ていたメンバーがおり、くも膜下出血で亡くなってしまったという。

感想

体育館2階の周回通路のことをなんと呼ぶのかわからず、ググってしまいました。キャットウォークやギャラリーと呼ぶらしいです。そこに首のない人が立っているのです。通常ならありがちすぎて怖くもなんともないのですが、今回はあまりにも真っ赤で鮮やかすぎます。映像中の人にも物にもこんな鮮やかな色彩のものは無く、非常に異質感があります。その異質な感じが、作り物くさいとも、異世界のものとも、どっちにもとれるのでちょっとした余韻があります。

障害者マラソン(少し怖い)

概要

障害者マラソンの様子。道路に人の顔が写った。

感想

道路にでっかい人の顔が写っています。大きく口を開けたかなり怖い表情で、静止画だと目の周りとか結構細かく写っていることがわかります。ただ、少々合成くさい感じがしますね。

冥界へとつながる森(怖くない)

概要

投稿者の佐渡敏子さん。娘からの自分の誕生日を祝うビデオメッセージに不可解な映像が紛れ込んだ。それは森の風景や不気味な女性の姿が、途切れ途切れに写り込んでいるものであるという。

実はこの映像に映る娘さんの佐渡幸恵さんは、職場の昼休みに突然失踪してしまっていて、その原因については全く心当たりが無く、それどころか、仕事も順調で近々結婚する予定で、新しい生活を楽しみにしていたそうである。手がかりを探る中、このビデオテープの存在を、幸恵さんの婚約者である竹内さんから知らされたのだという。警察にも届けたが手がかりは無く、おかしな映像が入り込んだテープに関しては夫は「迷信」と取り合ってくれないので、制作委員会に持ち込んだという経緯であった。

婚約者の竹内さんは、ビデオメッセージの編集中にこの現象に気がついたが、義母に渡す映像にはふさわしくないと考え、当初は渡していなかった。幸恵さんには昼休みにメールで報告したが、「知ってるよ」との返信の後失踪し、音信不通になってしまった。幸恵さんはこの映像をまだ見ていないはずで、知っているはずなどありえないのだ。

つづく

感想

何の理由もなく、突然の失踪は不吉な予感を感じさせます。結婚間近の恋人が失踪してしまった割には、婚約者の男性があまりにも冷静なのが少し気になりますが。

問題の映像は冒頭の部分しか流れないので怖くありません。それよりも幸恵さんの珍妙な服装の方が気になります。メタリックって…当時流行ってたのか?

日暮れる動物園(怖くない)

概要

閉園間近の動物園。カップルが薄暗くなってきた園内を名残惜しそうに回る。とうとうカメラを暗視モードにしなければならない程暗くなってきた。ある檻にカメラを向けると、そこにはいないはずの人の姿があった。

感想

飼育員なのではないでしょうか(笑)。ただこの人影、ちょっと明滅しているんですよね。それに全然動かないので飼育員ではないかも。

心霊スポット トンネル(少し怖い)

概要

有名な心霊スポット、千駄ヶ谷トンネルにカップルが深夜盛り上がって突撃する。何か映らないかな〜とレポーター気取りで撮影してたら本当に写った。

感想

有名すぎる上に車通りも結構ある千駄ヶ谷トンネル。直上は本当に墓地なのであまりいい気分はしないと思いますが、広くてトンネルというよりは高架下みたいな雰囲気なので怖いイメージはないと思っていたのですが…。

カップルの男性(大阪弁)の背後に、無表情の男の子がバッチリ映っていました。ちょっと怖いかも。それにしても歩道に寝転んだホームレスを華麗にスルーしているのが気になりました。

シリーズ監視カメラ・アダルトビデオショップ(少し怖い)

概要

アダルトビデオショップの監視カメラの映像。深夜、店員が夜中の2時くらいに監視カメラの映像に気がつき、男の生首が写っていたと訴える。営業時間後に確認すると、投稿者はその男に見覚えがあり、スカトロマニア系をよく買い求める人物であった。

映像を最初に発見したアルバイト店員が、かつて万引きしたその男性を取り押さえて、警察に突き出したことがあり、恨まれていたかもしれないと、投稿者は語る。その男性は当然ながらこの事件を境に店には来なくなってしまったため、亡くなっているかどうかは不明である。その後、気持ち悪がって店を辞めてしまったアルバイト店員は、バイク事故で半身不随になってしまった。

映像は深夜の店内。深夜にもかかわらず店内は客が多い。そこに生首だけが、横切って通り過ぎる。

感想

男性の性癖がスカトロとかどうでもいい情報でしょ(笑)。生首が浮遊しているというよりは、首から下が透明になって写っていないという感じです。歩いている感じがしました。それほど怖くはありませんが、首がアップになった時の効果音が怖かったです。

サンバ(怖くない)

概要

とあるサンバカーニバルの風景。地面の近くにスーツ姿の男性が確認できる。この状態で映り込むには、アスファルトの地面に胸から下が埋まっていることになり、不可解である。半裸で踊り狂う女性の姿をローアングルで凝視する色情霊であろうか。

感想

サンバを見ているだけで色情霊扱いなのはかわいそう(笑)。それをいったらこの映像のカメラのアングルの方がすけべでしょ(胸とか腰のアップ)。ああ映像ですが怖くないっす。

続・冥界へとつながる森(怖い)

概要

スタッフは幸恵さんの同僚の女性、及川さんから話を聞くことができた。及川さんは失踪直前の幸恵さんを見たという。失踪当日、いつもは一緒にランチに行く幸恵さんから、今日は行かないと告げられたため、他の同僚と佳恵さん抜きで出かけることにした。その道中で、会社近くの公園のベンチに座っている幸恵さんを目撃する。何か用事があるのだろうと、気にも止めずランチを終えた帰り道、今度は幸恵さんが同じベンチで他の女性と真剣に話をしていた。ただ、今回ランチに同行した他の同僚は、そんな女性の姿は見ていないと言うのだが…。

幸恵さんはその女性と何を話していたのだろうか。そしてその女性はいったい何者なのだろうか。スタッフは問題の映像を及川さんにも見てもらうが、幸恵さんと話をしていた女性かどうかは、よくわからないそうである。

そんな折、岩澤の携帯に、婚約者の竹内さんから思いもよらない連絡が入る。それはなんと幸恵さん亡くなってしまっており、九州の山の中で発見されたというではないか。幸恵さんはレンタカーでその現場に向かい、車内で練炭自殺しまったのである。母親であり投稿者の佐渡敏子さんはそのショックで取材受けられる状態ではないという。ただ、婚約者である竹内さんには改めて電話取材を行うことができた。

幸恵さんは失踪してから後すぐに自殺していたらしい。車には遺書ともつかないメモが残されており、そこには「みんな死ぬ」とだけ記されていた。その自殺した場所はかつて竹内さんと旅行して訪れた山の中だったそうである。スタッフはその山林の管理者に取材を申し込むがそれは許されなかった。その一帯の調査を行うと、少なくとも近代以降に事件や事故は記録されていなかった。ただ、江戸時代には、その場所を訪れた複数の女性がこの世のものではない何者かからのの災難に遭い、変死してしまい冥界につながる森として忌避されてたという、言い伝えが残るのみであった。幸恵さんはその場所を訪れただけで、何者かに魅入られてしまったのだろうか。

ここで映像が紹介される。

最初は幸せな様子で母に感謝を伝える幸恵さん。断続的にノイズが走り、森から空を仰ぐ映像が入り込む。そして、森の中の映像が差し込まれ、その次にはその森を歩く女性の姿が横切る。また、断続的に幸恵さんの映像に戻ったかと思うと、黒い服を着た女性が目の前で叫ぶように前後に揺れている。その顔は崩れたようにボケていて、人相の判別がつかない。そして、最後には女性の顔が大写しになり、映像は終わる。

この森は幸恵さんが自殺した森なのだろうか。冥界へ誘われてしまった幸恵さんの姿を、カメラが映し出してしまったのだとでも、言うのだろうか…、とのナレーション。

感想

ちょっと立ち寄ってそこに行っただけで呪われるとか、ちょっと理不尽で納得しがたい話ですね。魅入られてしまっただけで、誰にも何も言わずに自ら死へ一直線、とか救われないにもほどがある。

地権者の拒否でその森への一切の取材ができず、どんなところかも全くわからないのでは、これからも犠牲者が出ますよ、これが本当の話なら。まあフェイクドキュメンタリーにマジになってしょうがないんですけどね。ただ、理解しがたい理不尽さに対する、なんとも言いようのない恐怖は感じます。

映像はなかなか怖いもので、耐性がなければ夢に出てくるレベルでしょう。ちょっと「ほんとにあった!呪いのビデオSpecial5」の「井戸」を思い出させますね。ただし、おどろおどろしさはあっちの方が上です。今回は問題の箇所の映像が無音ということもあって、恐怖度がかなりマイルドになっていると思います。

それよりもですね、取材時の映像でかなり気になる箇所があったのですけれども。それは、岩澤氏が竹内さんから電話があって、幸恵さんが亡くなっている件を報告するシーンなのですが、岩澤氏の背後に磨りガラスが入ったパーティーションの、その磨りガラス越しに女性の影が姿を表すんですよ。最初は女性スタッフか誰かなのかとも思いましたが、ガラス越しにこっちを見ている気がするんですよね。本当の人間なら、磨りガラスを凝視したって向こう側が見えるわけないのは、わかっている筈なのだからおかしいんですよね。極め付けに何か女性の声が聞こえるんですよ。

「いっしょにきて」

はっきりと聞こえます。問題の映像よりこっちの方が怖かったですね。

エピソード内ではこの現象に全く触れていないんですよね。スタッフも気が付かないわけないだろうと思うのですけど、まあ仕込みだからなんでしょう。このようにわざとスルーして視聴者に見つけてもらおうとする演出が、本呪ではちらほら見受けられます。

感想まとめ

メインエピソードの「冥界へとつながる森」がよかったですね。ただ取材できないことから、肝心の森に関することが何1つわからないのが少々不満ではありますが。対して、他の一般投稿が微妙な感じだったのが残念なのですが、今回見直してそこそこ怖かったなと感じました。

今回菊池氏が出演していませんが、次回以降の大長編の準備で忙しかったのでしょうか(笑)。

2019年9月16日追記
「バスケットボール」、「障害者マラソン」、「シリーズ監視カメラ・アダルトビデオショップ」、「続・冥界へとつながる森」の評価が全部「怖くない」になっていたので修正しました。

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