「ほんとにあった! 呪いのビデオ 100」観てきました

はじめに

「ほんとにあった！呪いのビデオ100」がついに公開されましたので、池袋の「シネマロサ」に観に行きました。劇場なので詳細なレビューと言うわけにはいきませんが、舞台挨拶のある7月29日の回のチケットが手に入りました。

この劇場は基本前売りはないのですけれども、舞台挨拶などのイベントがあるときに限り、「映画ランド」と言うサイトでチケットを予約販売します。販売開始とともに半分以上売り切れで、あっという間に満員になってしまいました。

本編はどうだった？

お世辞抜きに面白かったです。まだ公開中なので詳細は語りませんが、一般投稿映像はなく、一つの事象で取材を重ねていくいつものほん呪のメインエピソード1本と言う感じです。ちなみに今回は中村義洋氏が自ら、場合によっては1人で取材をこなし、終始出ずっぱりです。そして当然ナレーションも中村氏、という中村義洋オンステージ（笑）となっております。

記憶から概要

「ほんとにあった！呪いのビデオ」のナレーション収録シーン、中村氏が過去に担当した映像に見覚えがある、という発言がきっかけで調査が進んで行く。そして今回投稿された映像が以前のものは明らかに異なる点があることが発覚。以前の投稿者を探し求めている過程で少しずつ映像の経緯が判明し、今回の映像を見たスタッフに次々と怪現象が襲い掛かる。

キーワードは疱瘡伸、神迎え、神おろし（神流しだっけ？）、そしてキーカラーは赤。随所、笑いを誘う演出も目立つ。

感想

詳細を差し控えるため、直接の感想は書きにくいのですが大変面白かったです。忘れかけられていた伝統的風習に起因する怪異（呪い）の真相に迫るという、ほん呪メインエピソードの王道、と言えるでしょう。

反面、映像的怖さは控えめ。これに関しては我々が慣れ過ぎているからでしょうね。スタッフを襲う数々の地味な怪現象の積み重ねで、だんだんと雰囲気的な怖さが増していくといった感じです。

中村氏と共に各スタッフがホントにビビっている感じが出ていて、臨場感がありました。特に藤本氏のビビり方がすごい（笑）。

ラストではこの呪いの映像が全編紹介されます。これは今回投稿されたヤバい方（ほんとにヤバいということで劇中では静止画のみ紹介）ではなく、中村監督時代に投稿された比較的安全な方。警告が「こっちは大丈夫だと思うけど…」と言う感じで笑いましたが、本物の呪いの映像という原点回帰も感じました。

因みに中村氏はヤバい方の映像は見ていません（笑）。

2023年12月12日追記
中村氏はヤバい方の映像見ていないと書いてしまいましたが、ちゃんと見ていたようです。DVDがリリースされたので改めて視聴したら気が付きました。すみません。

舞台挨拶

登壇者は中村義洋をはじめ、藤本裕貴氏、大変ふくよかな男鹿悠太氏、木勢まりあ氏の4人でした。ちなみに久木香里奈氏も本編に出演していますが、夫の強い希望ということで、ほん呪からの離脱が劇中で明らかになっています。

トークで感じたことは、中村氏が予想外に怖がりだったこと。劇中ではカットされていましたが、怖がってロケの車から出てこなかったけど、取り残されて真っ暗になってしまって余計怖くなったのでしぶしぶ出てきたと言う話は笑いました。

スタッフへの観客からの質問で、「ほん呪で一番怖かったエピソードは？」という質問で、皆さん華麗にはぐらかす中で、中村氏が、収録中「おわかりいただけただろうか」の後、「ハイ！次行きま～す」で飛ばされてしまうので、実はほとんど見ていない」にも笑いました。

それにしても「観客の皆さんの質問に答える」でみんなよく手を上げられるなぁ。尊敬してしまう。思わず唸る鋭い質問もありました。

最後に

チケット予約の際に時間間違えて冷や汗をかきましたが、観に行けてよかったです。舞台挨拶を見たのは遥か昔、「戦場のメリークリスマス」でビートたけし（当時）を生で見て以来だったので、とても楽しかったです。

このDVDの発売はいつになるのでしょうかね。発売後、詳細なレビューを上げようかと思っていますので、心待ちにしています。

尚、TBSラジオ「アフター6ジャンクション（アトロク）」にてほんとにあった！呪いのビデオの100公開を記念して、「ほんのろ総選挙 with小出祐介（BaseBallBear） & R指定」を開催するそうです。ほん呪人気ランキングを募集していますので、皆様応募してはいかがでしょうか（ほん呪100サイトに載っています）。

「ほんとにあった！呪いのビデオ102」の発売も8月4日に迫っていますね。こちらも楽しみです。

それでは。