はじめに
「TXQ FICTION」「イシナガキクエを探しています(2)」を視聴しました。今回は本放送を録画したもので視聴することができました。
因みに前回の放送で、司会者が「23時33分」と放送時間をミスリードしていた時刻に、テレビ東京にチャンネルを合わせてみましたが、「WBS」で日産の下請け虐めの話題を取り扱っているだけでしたね。
概要
冒頭でフィクションであることが示され、前回のダイジェストで放送は始まる。
「特別公開捜索番組」の体裁は維持。3000件余りの情報が集まり、全国そこかしこで見かけたというものや、霊能者の遠隔霊視で、「イシナガキクエ」さんは既に亡くなっているでは?といった結果も得られた。
また、前回取り上げられた情報で、在宅介護先の「イシナガ」さんは下の名前が異なり、病院での目撃例は、彼女に該当する記録はなかったという調査結果も示される。ただし、米原さん宅の人影はまだ正体不明である。
今回は心霊Youtuberからのものと、拾ったビデオカメラからのものとで2つの新映像が紹介され、さらに謎が深まる。
次の放送が最後であることが示され、フィクションである旨のテロップで番組は終わる。
感想
ちょっと肩透かしでしたが、新映像が2点ありました。
心霊YouTuberが発見した写真群
心霊YouTuber「キラフ」さんから提供された映像(フィクションなので架空の人物のようです)。
提供されたのは、とある空き家内の映像。15年程前から空き家で、夜中に人影が目撃されたり、うめき声が聞こえるとの噂の一軒家に侵入した際のもの。「管理者に許可を得ています」とのテロップが今時です。
そこで彼は、引き出しにしまってあった写真群を見つけてしまいます。その写真は前回放送の米原さんが提供してくれた「イシナガキクエ」さんの写真に似ていて、ハッキリとは写っておらず、女性らしき被写体のみブレている、あの気持ちの悪い写真がたくさんありました。
その裏には何の意味があるのか、数字でナンバリングがしてあります。ですがそれは「35」で終わってしまい、後の写真には何も書かれていません。ナンバリングを途中で諦めた、って感じがして、これまた気味が悪いですね。
因みにですが、コメンテイターの元捜査一課の神崎さんは、この写真が手掛かりになるかもしれないと、「タラ・キャリコ失踪事件」を引き合いに出していました。いや、あれ未解決事件じゃん。あの事件のポラロイド写真は「タラ・キャリコ」さんかどうかも判明してないし、手掛かりにもなってないじゃん、と思いました。
JCが発見した謎の映像
2本目は生物研究会に所属の女子中学生、上田怜歩那さんから提供を受けたもの。
近所の池の生態系を調べていたら、壊れた古いビデオカメラを発見。その中にはビデオテープが残されており、その中の映像に「イシナガキクエ」さんらしき姿が写っていたそうです。
そんな古いテープを再生できる機器をよく持ってましたね、なんて言っちゃいけないんだろうな。
テープの中身は、風化と劣化で途切れまくりでノイズだらけ。2人組の男性が山奥に車を走らせていて、車中では「この先の温泉が…」「いいねえ」みたいな、のんきな会話をする彼らでしたが、車を降りると地図かなにかを片手に、場所を探している様子。やがてちょっとした、ため池みたいなところに辿り着きます。
そして一人がダイビングスーツに身を固め、まさかの水中探索に。濁りまくっている水中ですが、池の底には何かがあります。視界が悪くてよく判らないのですが、仏像だか銅像だかをシートでくるんで紐で縛った感じのものに見えました。一見人間の遺体にも見えなくもないですが、かなり年月が経っている感じが見受けられ、それならとっくに朽ちている筈です。やはり人間を模った何かではないでしょうか。そしてその胸っぽいところに、四角い額みたいなものがあって、そこに女性みたいな顔がうっすらと見えます。
写真なのか、絵なのかも判らず、非常にうっすらとしか見えないので、コメンテイターの方々もピンときていない感じでした。
そこでブッツリと映像は終わります。
考察?…になっていないな
なんだか予想外の展開ですね。
まず、心霊YouTuber「キラフ」さんの映像。例の不気味な写り方をした写真が、大量にあったのが怖いですね。この写真、本当によくできているんですよ。ハッキリと写っておらず、それでいて存在感があり、ぼけているのに人間、女性と判る感じで、古い写真の背景に溶け込んでいる。
僕はこの写真、「ほんとにあった!呪いのビデオ」の傑作、「不気味な女」を連想しました。
意味不明のナンバリングを途中で止めているのも、うっすらと怖いですね。
次のJCが発見したテープの中身ですが、怖いというより頭の中が「?」で埋まってしまいました。あれが、何か人間を模った「像」みたいなものだとしたら、何か宗教染みたものを連想しましたが、そもそもはっきり写っていないので、何とも言えないもどかしさがありますね。
大体、映像の中の池と、JCが調べていた池が同一かどうかも明言されていません。もし同一だとしたら、JCが訪れるにしては山の中過ぎて危険だと思うのですが。
ま、はっきりとしたことは何も判らないという感じは、やっぱりTV放送版「フェイクドキュメンタリーQ」ですね。
前作とともに、当分はTVerで観れそうです。
そして次が最終回。楽しみですね。
では。
コメント
完全におかしな方向へと話が進んでますねw
次回最終回とのことで絶対に良い方向へ転がらないのは分かりきってますが楽しみです
ところで前回から思ってたんですがタイトルのQのところが間違ってWになってます…ん?
W、Q…まさか…!
このTXQ FICTIONは大森さん方曰く長期的に続け、そしてDVD化する事を目指しているそうです
ホラーじゃない回も作るつもりだそうですが、このブログの趣旨的にレビューするつもりはありませんか?
W……Q……
気が付いていただけましたか。
そうです。やはりQといえばW!
XXX民としてはここで絡めておかないといけま…………
嘘です。
単なるミスです。
こっそりと直しておきます(涙)。
「TXQ FICTION」は取り敢えずその後も追っかけてみるつもりです。