ほんとにあった! 呪いのビデオ 108(ネタバレ有り)

eye_catch_noro_108 ほん呪

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ108」が2024年8月7日に前巻「ほん呪107」と同時ににリリースされました。本来なら例年通り9月発売で良いと思うのですが、いったいどうしたのでしょうか。

このレビューはネタバレ含みますので、本タイトル未見の方はご注意のほどよろしくお願いいたします。

残響(かなり怖い)

概要

男女カップルが定番の心霊スポットトンネル突撃。トンネルは廃トンネルというわけではなく未だ現役で灯りも付いている。だが周辺は鬱蒼としており他の人影は全くない。

彼氏がトンネルの壁面に無数の手形ついているのに気が付く。しかもその手形はしっとりと濡れており、いかにも今しがた付けられたように見える。不気味な様相に彼女は止めるのだが、彼氏は何も考えていないのか、その手形の一つに自分の手を合わせてしまう。手のひらにはベットリと着いた得体の知れない赤い液体が付着する。

「うわ気持ち悪い」と言いながらも、彼氏はそれで彼女を驚かしてからかったりするが、背後から大声で呼ぶ声がするではないか。むろん誰もいないのだが、その直後…。

感想

「おーい!」ってまず叫ぶ声が聞こえるんですよ。普通にその辺に居合わせたおっさんが、何か警告のために叫んでいる感じで生々しいんです。でも声のする方に向き直っても人っ子一人いません。出口に向かうと今度は「はやくー!」って大声。再び振り返ると「にげろー!」「死ぬぞー!」って大声と共に無数の黒く半透明な人影がこっちに走ってくる。

もう2人はパニック。出口に向かって一目散ですが、Web会議でハウった感じのあの「ピヨンピヨ~ン!ピヨ~ン!!」という甲高い音声ノイズが走ってなおさら怖くなります。この辺りに炭鉱があったという話なんですが、事故に対する臨場感と言うか切羽詰まった感じがよく出ていますね。

こちらに迫ってくる系は僕は評価が甘くなるのですが、久しぶりにビックリしました。

継承(怖い…けど)

概要

赤ちゃんが「バブバブ」言ってて、それを囲んだ家族あるいは親戚が「か~わい~」って言ってる微笑ましい光景だったのだが、赤ちゃんの顔が突然…。

感想

赤ちゃんの顔が突然老人になって、「にっぱ~っ」て笑うんですよ。不気味で邪悪な感じがして結構怖いです。

でもさすがに次の瞬間「うそでしょ!w」と言葉に出てしまいました。スマホアプリで顔入れ替えるやつ。あんな感じなんですよ。

シリーズ監視カメラ:不法侵入(怖くない)

概要

所有している空き家が肝試しに不法侵入されまくって近所から苦情が出たので、監視カメラ仕掛けたら案の定、ならず者男女3人組が侵入してきた。そしたら監視カメラ見つかって、その中のやたらいきってるやつがカメラに悪態をつき破壊。その時に何か写った。

感想

やたらいきっている奴がカメラに恫喝していて、壊されたカメラがグルングルン回ってる時に人の顔が一瞬写ります。そしてこの不届き物たちがこの家を立ち去っていくときにも、女の影が付いて行ってます。

この後車の事故でも起こすのでしょうね。

終・呪いのビデオ 前編(少し怖い)

概要

前回までの超ざっくりあらすじ

チェーンLINEを受け取ったJCが、怪現象に見舞われ何者かが写り込んだ映像を撮影してしまう。そのLINEの元を地道に探り、ある人物に行き当たる。でもその人物は肝心のマスター持ってなくて、そいつがもらったという別の人物にコンタクトすると「おせえよ」と取材を断られてしまう。「何回も送ったのに無視しやがって」みたいなことを言われ、途方に暮れていたが、取り敢えず過去の資料を探したら、そいつからの手紙が見つかったものの、肝心の映像がない。また途方に暮れていたら、当時の演出の菊池に心当たりがあるという。菊池が言うには、手紙だけで肝心な映像は送られてなかったし、連絡も取れないので無視。で、菊池に調査の協力を打診したら断られてしまったので、またまた途方に暮れていたが、丁度収録に来ていた中村氏に「映像見もしないで協力しないの?」「おれもほん呪100やったし!」と、ねちっこくとりなしてもらい、菊池もしぶしぶ調査に合流。でも彼のおかげで元の投稿者に話を聞けたけど、怪現象のおかげで肝心の映像は火事で焼けてしまっていた。さらに途方に暮れていたら、菊池から有力な情報が舞い込む。

本編

菊池からの情報は、あの投稿者に修行場を紹介する流れで、ネット掲示板経由で送られてきたテープは、「とある地方の個人店舗の販促グッズの手ぬぐい」に包まれていたことが判ったというもの。取り敢えずスタッフは、この手ぬぐいにかかれていた住所を訪れてみる方針を固める。

ここで「ほん呪106」で紹介されたチェーンLINE映像が、同じ警告文と共に再度紹介される(前段の4人に送らないと何か起こるかもテロップは省略)。

菊池は映像で聞こえる「今宵かまぶたのついたち也」というセリフから「かまぶた→釜蓋」「ついたち→朔日」で、「今、地獄の窯の蓋が開く」。「おりたちたまえ」→「あの世から降りてこい」等などの解釈で、なにか降霊的な意味合いを持つのでは、との見解を示した(すげえ)。

また数日後、男鹿が「大島テル」と思しき事故物件サイトで、井戸で入水事件のあった場所を見つける。映像には井戸が写っていたし、手ぬぐいに書かれた住所の程近くであったので、この場所を訪れることになった。

だけどそこはどう見ても廃墟。ただ、その一部は人が出入りした痕跡があり、井戸らしきものも確認できる。近所に聞き込みするとどうやらおじいさん(佐藤さん)が一人暮らしているらしい。佐藤さんは近所付き合いが全くなく、詳しいことは何も判らない。でも昼間はいないけど、夜になれば帰ってくるらしく、夜にもう一度行くと佐藤さんがいる。しかし取材を申し込んでも彼は一言も発しないばかりか、塩を撒かれて追い出されてしまった。

ただ夜の聞き込みで井戸で佐藤さんの奥さんが、姑との折り合いが悪くて精神を病み、井戸に身を投げたという事が判った。

スタッフはさらに途方に暮れてしまったが、いきなり訪ねたのが悪かったと判断し、佐藤さんに手紙を出してみることにした。すると佐藤さんから電話連絡があったのである。そしてそのビデオを持っていること、そしてそれを見せてもらえること、さらにあのビデオは自分が作成したと証言する。

感想

恥ずかしながら今気が付きましたが、前巻で地雷系女子に映像を送った男性、左手の指が失われているではないですか!彼もまた、映像の影響で不幸に見舞われたのでしょうか。前回のあらすじダイジェストで気が付きました。

さておき、相変わらずの菊池の有能さが目立つエピでしたね。怪しい爺さん(佐藤さん)と井戸の存在、そしてこともあろうに映像はあの爺さんが作っただと?

ほんとかよ、妙に映像センスがあったぞ。

通りすがり(怖い)

概要

よりにもよって夜中に廃墟探索をする投稿者。廃旅館を散策して山道に入ると、何故か灯りも持たずに白いワンピースを着た女性に遭遇する。この女性は目が不自由のようで、白杖で前を探りながら歩いている。挨拶をかけてすれ違ったものの、事の異様さに気が付き、後を追う投稿者であった。

だが、すれ違って間もないのに女性の姿は何処にもなく、古びたお堂に行きつく。懐中電灯で辺りを照らしてみると遠くに白いものが見える。それはあのワンピース姿の女性のようであるが、え?そっちって崖じゃん(水の流れる音がする)。なんであんなところにいるの?

と思ったら…。

感想

この廃墟は奥多摩の青梅線「鳩ノ巣」駅近くの「鳩和荘」ですね。「娑婆像」の落書きで特定できました。駅から割と近いです。とはいえ、夜中に訪れるところではありません。

投稿者は途中で2人組の若者に出会うのですが、「こんばんは」「今から行くんすか」「どうでした?」「やばいっすよ」みたいな会話が良かったですね(笑)。

白いワンピースの女とは定番ですが、白杖を使っているというのは珍しい。そりゃ視覚障碍者だったら夜でも灯り無しで歩けるでしょうけど、山の中では危なっかしいことこの上ない。投稿者も「こんばんは~」とあいさつ交わしてやり過ごした後、異常さに気が付くところは自然で無理のない展開ですね。

で、川の流れの音が聞こえる方、崖の先で遠くに女の姿が見えるのも不気味です。だって浮いてることになるもの。

で、「やべえ」と踵を返したらめっちゃ近くに超笑ってる女がいます。これは怖い。

2024年8月18日追記
投稿者が幽霊に出会った場所(祠があるところ)ですが、ここを訪れている動画がありました。動画後半(12分7秒あたりから)ですが、最初から見ても興味深いです。昼間なのでロケーションがよく判り、よく夜に行く気になれるな、という感じの所です。

ハレの日(ちょい怖)

概要

40年前の親戚の結婚式だそうだが、古いビデオにノイズが入り、新郎の後ろに…。

感想

40年前にしては映像のタイトルも、式そのものも、何かもがしょぼすぎ。古い時代とはいえここまでしょぼくないと思いますが、キャンドルサービスで流れている洋楽のタイトルがよく聞くやつなんで、それが判れば年代もはっきりするんでしょうね。洋楽疎くて判りません。

で、新郎の後ろに指の異常に長い女が肩に手を伸ばしているという、よくあるパターン。VHSの映像に溶け込んでいないため、合成っぽいですね。

ミスコン(少し怖い)

概要

とある大学の学際実行委員会の部室みたいなところに打ち捨てられていた昔(2014年)のミスコンPVを収録したCD-R。

大学で過去に突然退学して消えてしまった女性、彼女がミスコンに出場するときのものであったが、その画像の中に恐ろしいものが写り込んでいた。

彼女はこの撮影後に体調が悪くなり、突然音信不通になって退学してしまったという。

感想

何の変哲もない、ミスコンエントリーPVに突然「ぶぼ~」と気味の悪いノイズが走り、映像のノイズの中に眼窩真っ黒な怖い顔が一瞬現れます。

ちょっと怖いですけど、小粒なエピソードです。

終・呪いのビデオ 後編(少し怖い)

概要

佐藤さんは「夜に来てくれ」「ビデオ見せてもいいよ」「ただしお金ちょうだい」と、電話口でたどたどしく語る。

そこでスタッフが佐藤さん宅を訪れると、前回とは異なり話はしてくれたのだが、このスケベじじいは若い女性とだけ話す、男は出ていけとかいう態度であったため、止む無く木瀬一人で応対する羽目になってしまった。

佐藤さんによると、「ご先祖様と沢山の八百万の神様たちをお招きするために作った」「この家には悪霊が沢山いて、それをお祓いするため」「私の妻は陰陽師の末裔で(多少知識があった)、加えて『ほん呪』を参考に作った」「効果があり、それを見た母が亡くなった」「おかげで自分の生活も楽になり、死んだ妻も喜んでいると思う」「私の母に殺されてかわいそうだった」などと語る。

そして佐藤さんは「ビデオ見ますか?」」と木瀬に一声かけて席を立つが、なかなか戻ってこない。木瀬は佐藤さんを探しに、廃屋同然のこの家を探るものの、どこにも見当たらない。探しているうちに洗面所のドアが開かなくなりに閉じ込められてしまう。木瀬の携帯電話をとった藤本だが、ノイズで通話が途切れてしまうため迎えに行くことに。

扉にはつっかえ棒がひっかけてあり、明らかに何者か(佐藤さんでしょうね)が木瀬を閉じ込めようとしているが、駆け付けた藤本によって救出され、そのタイミングで佐藤さんがビデオテープを手ににゅっと姿を現す。

謝礼金を渡そうとすると、このジジイが木瀬の手を取り、引っ張るので、彼女はその手を振りほどき、藤本と共に一目散に逃げだすこととなった。そう言えばあの爺さん、「ほん呪」も参考にしたか言ってなかったっけ?てことは製作委員会もあのビデオの作成に一役買ってしまったのかもしれない。

ここで、入手した「呪いのビデオ」の内容が紹介される。

警告
これからご覧いただく映像は、あなたの心身に深刻な影響を及ぼす可能性が考えられます。影響を受けやすい方や気の進まない方は、再生を止めて下さい。
こちらでは一切の責任を負いかねます。

いろいろと追加シーンはあるが、前回のものと大差はない。だが、最後に顔が見切れた神主っぽい人がが勢いよくこちら指差すシーンが最大の相違点である。

やはり邪悪な霊を呼び込む降霊術的な映像というのが菊池の見解。この25年の間、ほん呪政策委員会は新たな呪いを生み出し呪いの拡散に加担していたという事になり、「ほんとにあった!呪いのビデオ」について、考え直す時期に来ているのかもしれない、とのナレーション。

後日新たな映像が佐藤さんから送られてくる、真っ暗な井戸の奥から男性の苦しむような声、バックに流れる祝詞のような呪文、そして不気味な背景と共にまた神主っぽい人が印を結び、こちらを指差すところで映像はブッツリと切れる。

後日、佐藤さんはあの家で孤独死していたことが判明する。

感想

佐藤さんは自分の母親の嫁いびりが原因で、井戸での入水自殺により妻を失う。怒りマックスの彼は、妻から授かった陰陽師の知識を織り込み、「ほん呪」を参考にそれっぽく動画を作成。効果はてきめんで、母への復讐を果たす。

まず、妻が死ぬ前に何とかしてやれよ、とは思いました。まあこれは僕の感想と言うか主観でしかないし、いろいろ事情は考えられますけど…ねえ。

さらに最大のツッコミどころは、当時あんな凝った編集が一般の人にできるわけないじゃん、というところ。今はなんてことはないです(とは言っても結構大変)が、当時、何年前想定か不明ですが、少なくともVHSテープでの編集作業はとっても大変だったはず。

まあここまではツッコミどころがあっても何とか納得できるのですが、その後何故か知りませんですけど、佐藤さんはこの映像をオカルト掲示板で拡散しだします。なんでやねん。もう母への復讐は果たしたじゃねえか。

まあ、佐藤さん自身もこの映像は見ている筈なので、最初は妻を殺した母への復讐だったのが、この映像のせいで妻以外の魑魅魍魎を呼び寄せてしまい、佐藤さん自身もおかしくなってしまったという事なんでしょうね。

「ほん呪」を参考にした、と言ってもあんな感じのものは巷にいろいろあふれていると思うので、「ほん呪」だけのせいじゃないと思いますけどね。

ただ、佐藤さんの最後の映像と、その後のほん呪の行く末にはどんな意味があるのでしょうか。

エピローグ

概要

スタッフロールが終わり、タイトルコールの後画面は暗転し、いつもの投稿映像募集告知が表示されない。以後は、音声のみとなる。

中村「あれ 募集告知ってないの」という問いに対し、

藤本「ちょっといろいろあったんで」「あー。あの一旦考えないと」。

中村「108で終了?」「あー煩悩のね」

藤本「いやーほんと申し訳…」

ここでブチっとタイトルが終了する。

感想

は?

感想まとめ

え?

終わり?

たぶんなのですが、佐藤さんの最後の映像でスタッフ全員呪いにやられてしまい、タイトルの継続が不可能になってしまった。これも佐藤さんが参考にするようなタイトルを作り続けてきた報い、因果応報…だとでも…言うのだろうか…という感じの体裁を整えつつ、実際には配信に押されて収益性が落ちてきたし、去年100まで作れたし、108というキリがいいんだか悪いんだかわからないけど、無理やりキリが良いことにしてここで一旦終わりにしようっていうところなんでしょう。

アムモ98さんがやっている「呪いの黙示録」で「ほん呪」の監督もしていたあの寺内康太朗氏が「もう配信とかYoutubeとかには勝てんわ」とか言ってたのを思い出します。

まあ、僕も100まで続けば良いみたいに考えていたので、これはまあ企業としては妥当な判断だったかなと思いますが、去年の盛り上がりを思い出すにつけ、一抹の寂しさも感じざるを得ませんね。投稿募集の告知が消えてしまったことからも、本当に終わりって覚悟が感じられます。

ただ、同時リリースの前巻(107)には投稿募集告知があって、これは108のネタバレを防ぐ為仕方がないとも思いますが、同時リリースにしたのは、「投稿募集は実はやってるよ~」「ネタ切れだから一旦休むけど反響が大きかったらしれっと再開するよ~」というメッセージかもしれません(願望)。

ただ、ほん呪のように「これひょっとしてガチじゃね」と感じさせる心霊ドキュメンタリーは、今のところほん呪が唯一無二であったため、空虚感を感じますね。私事ですが、僕にとって愛犬だけでなく、好きだったエンタメまでもが無くなってしまうのは本当に寂しい事です。

それはともかく25年間、本当にお疲れさまでした。僕のような心霊好きに、高品質なエンタメを今までありがとうございました。

それでは。

コメント

  1. みっつ より:

    ついに『ほん呪』終了ですか・・・・・
    近年は、新作を酷評する声(レビュー等)があれだけ多ければ無理もないか、という気もします。
    根強いファンがいるとは言え、酷評はかつての『ほん呪』をよく識る古くからのユーザーからも寄せられていたし
    誰も「もうやめろ」と言うつもりはなく「期待に応えてくれ」との切なる要望だと思いますが
    その声に対して打ち切る方向を選んだかと。
    自分も心霊映像に関しては『ほん呪』に育てられました。そして最近ではその見方もかなり変わってきました。
    既に映像処理や加工技術の進歩で誰でもどうにでも出来る時代でもあり
    『ほん呪』はこれまでその役割を十分に果たして来た、果たし終えたかと思えます(
    もちろん、どんな時代であろうとガチで心霊映像が撮れれば紹介する価値がありますが)。
    シリーズは惜しまれて完結、で良いと思います。
    ittonさんにとっては喪失があまりに多い年になってしまいましたが。。。

    • itton より:

      一個人ブログとは言え「ほんとにあった!呪いのビデオ」を題材に書いている手前、かなり甘めにレビューしてきましたが、酷評止む無しですね。
      一時代を築いた功績は計り知れないものがありますが、役割を果たしたというみっつさんの意見に完全同意します。

      投稿心霊動画と言うジャンルもこれだけ技術が発展し、センスがあれば一個人が似たようなものを作れてしまう昨今ではすたれていく運命なのでしょうか。
      残念です。

      • みっつ より:

        まず、コロナからの復活なによりです㊗
        これで後遺症などなければ良いのですが。

        『ほん呪』の終了が心霊コンテンツそのものの終焉の始まり、となったら寂しいですね(映像よりも怪談の方へ重心が移ってゆくのかも)。

        ところで、自分のブログにこの件について書きました。自分が『ほん呪』の事をこちらのコメント欄以外の所へ書くのは初めてだったと思います。短めの記事ですが、よろしければ一読を↓
        https://ameblo.jp/3mittu4yottu/entry-12863630935.html

        • itton より:

          ブログ拝見しました。
          想いはみっつさんとほぼ同じです。
          最後に「空中楼閣」の画像持ってくるのにはやられました。

          「バイバイ(@^^)/~~~」

          って感じでしんみりします。

          好きなエピソードリストもいろいろと思いだされてハッとさせられました。

          • みっつ より:

            ありがとうございます。
            『母の思い』(42巻)の「さ・よ・な・ら」では重すぎるので『空中楼閣』の方から拝借しました。

            ittonさんにはこの際、ほん呪総決算としてベスト100を選出してほしいとも思います。

          • itton より:

            確かに「母の思い」は重いというか、怖いです(笑)。

            ベスト100?!
            ベスト20くらいはちょっと思いましたけど100はきついっすね(笑)。
            考えてはみますが、「めちゃ怖い」100もあったかな?

  2. いわしー より:

    ほん呪配信と同じくらい今回のレビュー楽しみにしてました!

    残響と通りすがりは久々に悲鳴が出ました。特に残響に至っては悲鳴と同時に見ながら食べてた親子丼を吐き出してしまうくらい怖かったです(汚い)

    それにしてもほん呪終わってしまうのですかね?

    TBSで心霊映像特集番組は無断で他社の写真を使ったヤラセが発覚した上、司会の吉本芸人が闇営業で芸能界から干されて事実上の終了をしてしまったし、テレ東の方は最近は呪物紹介と宜保愛子の思い出話と本当にあった怖い話的なやつの内容だけで映像がまったく流れずオワコン化したからほん呪をプライムビデオやニコニコで視聴してたのに……悔涙

    終わったら私はどこで心霊映像に触れればいいのだと不安です…焦

    • itton より:

      残響と通りすがりは良かったですね。
      でも親子丼食べながら「ほん呪」…僕には真似できません(笑)。

      ヤラセが横行した今、最近の心霊物はフィクションと割り切ってコンテンツ作っていますね。

      僕も「ガチかも」って思える心霊物は他には思い当たりません。

      怖くて面白いってのには「XXX」シリーズとかがありますよ。

    • itton より:

      通りすがりの場所ですが、廃旅館だけでなく幽霊に出会った場所を訪れている動画を見つけましたので、記事に追記しておきました。

      なかなか興味深い場所です。
      良かったらどうぞ。

  3. ツカハラ より:

    これで呪いのビデオも本当に終わるのでしょうか…

    今回は「残響」や「通りすがり」など一般投稿にも力が入っていましたね。

    「残響」は最近の呪いのビデオの中でも上位のインパクトがあったように思えます。

    メインエピソードも佐藤さんの家に潜入するシーンはあの冥婚の回のようなスリルがありました。

    最後も呪いのビデオシリーズが終了する雰囲気でしたが、本当に終わったら嫌ですね。

    一般投稿もメインエピソードも好きなので終わってほしくないです。

    XXXシリーズが今後も続きそうなのが唯一の救いです。

    • itton より:

      終わり方も含みがあるような気がして、ほんとに終わっちゃうのかなと、僕も思いました。
      僕は、1年後くらいにしれっと復活しないかな…と、ひそかに期待しています。

      XXXはまだまだ頑張ってほしいですね。

  4. 佐藤 より:

    心霊映像界の大谷翔平のほんとにあった!呪いのビデオ
    1から見てきてスペシャルやverXやリング編など番外編も全部見てきた身としては寂しいですね
    ただ107で募集告知出すなら同時リリースじゃ無くてもいいじゃないかとも思ったり
    予告編のナレーションである程度予想は出来たし
    個人的には菊池までが好きで
    それ以降は酷さが増したけど藤本で盛り返してきたと思ってたんですがね

    • itton より:

      >ただ107で募集告知出すなら同時リリースじゃ無くてもいいじゃないか

      これ、僕も思いました。何か意味があるのでしょうか。
      強いて上げるならコスト削減かな(夢のない予想)。

      あとはレビューにも書きましたが、同じタイミングなので、「ほんとは募集受け付けてるよ」でしょうか?

  5. Isaao より:

    ついに終わってしまったんですねえ。
    投稿映像のクオリティは高く、まあ有終の美を飾れたんじゃないかなと思います。肝心の長編調査パートがいつになくグダグダで映像も全く怖くなくてガッカリしました。そして四半世紀も続いたシリーズがこんなにもあっさり終わるのかと思うと少し切なくもあります。どうせ終わるならもう一回劇場編やってほしかった……

    私は今のところほんのろとフェイクドキュメンタリーQしか見ていません。ほんのろロスを埋めるためにもどなたかおすすめの心霊動画シリーズ教えてくださいお願いします……

    • itton より:

      長編メインエピソードはなんか最終巻の為に作られてストーリーって感じがしますね。
      唯一「ぎょ!」としたのが今野さんの指でした。「ガチかもしれん」を感じさせるほん呪らしさがあります。

      >ほんのろロスを埋めるためにもどなたかおすすめの心霊動画シリーズ教えてください

      ほん呪とはいささかベクトルが異なりますが、「XXX」シリーズが面白いですよ。
      判りにくいですが、シリーズの一番最初は「死画像」というタイトルです。

  6. ゼクス より:

    まずは呪いのビデオシリーズ完走お疲れ様でした。私もこの108巻で完走となった1人です。
    約20年間このシリーズを追いかけてきましたが、時の流れは早いものです。
    巻を観終わる度に、主さんや皆さんの感想を見たり共感したく、毎回楽しみにこのブログを訪れておりました。

    呪いのビデオシリーズは「ホラー映像流れるまでが長い」「作り物でしょ?」「演出下手」「やらせ」「スタッフ同士の無駄な茶番いらない」など昔からよく言われております。(特に某通販サイトのレビュー)
    言いたいことは痛いほど分かります。確かに岩澤氏の時代は良いクオリティの作品が多数ありました。しかし我々の様な完走組(少なくとも私)は、そんな茶番ややらせも含めて何だかんだで楽しんでいるのです。シリーズ通して見てると、スタッフさんのキャラクターに愛着が湧いたりもしました。

    私は父が心霊写真を持っているので、心霊映像も中には本物があるかもしれないと思う派です。このシリーズでは作り物の映像も本当は多数あるのかもしれません。でもその真実は正直どうでもいいです。
    ただただ、その映像1つ1つが素晴らしくて感心するのです。例え偽物の幽霊だとしても、その映像の演出や構成にセンスを感じたりするのです。勿論、巻ごとにたまに変わる「Replay」の画面表記1つにおいてもそうです。
    幽霊においても、そのビジュアルが様々であり感心します。不気味さ、かっこ良さ、可愛さ、キモさ、単純に怖そうな霊、強そうな霊、弱そうな霊、色んな霊がそこにおりました。
    皆さんはどんな気持ちでこのシリーズを視聴してたのだろう?と気になるところではございますが、近い感覚があれば同志として嬉しい限りです。

    主さんはたまにここのブログで、「私的BEST10」を作成しておりましたね。
    すぐではなくお時間がある時で構いませんので、108まで完走しての「私的BEST10」を是非リニューアルして披露いただけたらありがたいです!!!
    私が色んなレビューサイトやSNS等を徘徊して見た結果、世間的にはおそらく以下の様なランキングな気がしております。
    気になる方は、YouTubeのパル企画さんの公式アカウントにて無料で見れるものもあります。

    【1位】不気味な女「ほん呪25・YouTube有り」
    【2位】ニューロシス「ほん呪15・YouTube有り」
    【3位】疾走「ほん呪Special 5・YouTube有り」
    【4位】首の家「ほん呪45」
    【5位】廃神社「ほん呪23・YouTube有り」
    【6位】井戸「ほん呪Special 5・YouTube有り」
    【7位】邪願「ほん呪42」
    【8位】クラシックバレエ「ほん呪41・YouTube有り」
    【9位】呪われたホーム・ムービー「ほん呪50」
    【10位】鏡の中「ほん呪21・YouTube有り」

    こんなところでしょうか?優秀な霊(笑)が多すぎて、ランキングに入り切れてない感はあります。
    ちなみに私の「私的BEST10」は以下です。(怖い評価というよりビジュアル要素含めての評価です)

    【殿堂入り】呪いのビデオ55の全部
    【1位】中古ビデオ「ほん呪Special 3」
    【2位】余命「ほん呪21・YouTube有り」
    【3位】呪いのわら人形「ほん呪37・YouTube有り」
    【4位】不気味な置物「ほん呪50・YouTube有り」
    【5位】踏切「ほん呪78」
    【6位】呪われたホーム・ムービー「ほん呪50」
    【7位】スケープゴート中編「ほん呪63」
    【8位】笑う女「ほん呪99」
    【9位】通りすがり「ほん呪108」
    【10位】岬「ほん呪103」

    その他、13年の呪い、怨音、無人駅、曲がり角、呪いの女、新年鍋、98話目に現れた霊、ビデオレター、ビデオチャット、面接、証明写真、焼け残った怨霊、湯灌、オークション、セミナーキャンプ、白面の女、逢魔時の怪、溶怪…
    まだまだ見どころ沢山ありましたねぇ!通りすがりの霊は、個人的に取り憑かれたいと思うくらい過去1惚れました。歩く時もずっと笑ってて可愛いです。覗く女(ほん呪81)と飛ぶカメラ(ほん呪55)も中々美形の霊でしたねぇ。
    ここでシリーズ終わりになるのは正直悲しいところではありますが…また別の形で復活するかも分かりませんし。
    どこかのサイトでは「呪いのビデオ」じゃなくて「呪いの動画」で復活やらなんやら期待の声もありましたし。

    もしかしたら最後かもしれませんが、ブログでこのような楽しみの場を作ってくださった主さん、誠にありがとうございました!
    もしシリーズ復活した際や私がシリーズを再び視聴した際、私が他の心霊シリーズにハマった際は是非ともこのブログへお邪魔させていただきまーす!

    • itton より:

      私的ベスト10リニューアル良いですね。総括として今までの「超怖い」をまとめると新たな発見があるかもしれません。
      ただあまりラインナップは変わらないかもしれませんので、ベスト20でまとめてみるのも良いかな、思いました。

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