はじめに
とうとう本呪レビューも25まできました。この「ほんとにあった!呪いのビデオ25」には、私が、独断と偏見でまとめた「私的BEST10」の第1位に輝く、超有名恐怖映像である、「不気味な女」が収められています。
半面の男(めちゃ怖い)
概要
サークルの後輩を連れて、夜の廃墟探検に訪れる投稿者。その建物はかつて、とある企業のセミナーハウスとして使われていたが、今や荒れ果ててしまい、近所では有名な心霊スポットとなってしまっていた。サークル仲間に見せるため、荒れ果てた室内をレポートする投稿者たち。ある部屋にドアを開けて入り込んで観察していると、今開けたドアが、閉めた覚えも無いのに閉じてしまっていることに気がつく。
投稿者は後輩に扉を閉めたかを尋ねるが、閉めてはいないとの返事。彼にカメラを向けると、その背後に人の顔らしきものを確認する。その顔はなぜか顔の半分しか見えず、般若のような恐ろしげな表情を浮かべていた。間髪入れず、その顔は急速にカメラに迫ってくる!
感想
半面の顔が現れる前に、「ぷぎゅう」みたいな変な声がして、「なんか今、聞こえなかった?」、「聞こえましたね」みたいな会話が、これからの恐怖の前振りみたいになって、怖さを盛り上げてくれます。
そして、とっても怖い半面の男の顔だけが、こちらに急に迫ってくるのは、ちょっと悲鳴をあげるレベル。投稿者もパニックに陥ってしまい、あられもない悲鳴をあげて逃げ惑います。
「うあああぁぁぁっ!!、なんかいる!、なんかいる!、なんかいるぅ!、うあぁぁぁ!」
投稿者のこの悲鳴により、映像を観ている自分もこの現場にいるような臨場感が伝わってきます。初っ端からからこれかい!って感じなので、心臓の弱い方は覚悟して観てね。
不気味な女(めちゃめちゃ怖い)
概要
投稿者は橋詰さんという女性。新しく越してきた部屋を両親に報告するため、携帯電話のビデオ機能で自室をレポート。その映像にとてつもなく奇怪なものが写り込んでしまった。
スタッフは早速、橋詰さんにインタビューを行う。この映像に映った不気味な存在に、携帯の画面越しに気がついた彼女は、パニックに陥ってしまい、そのまま携帯を放り投げ、友人宅に駆け込んだそうである。彼女はその部屋に近づくのも恐ろしくなってしまい、駆け込んだ先の友人に、放り出した携帯や必要最低限の生活必需品を、後に取りに言ってもらう程であった。その友人によると、部屋は特に異常はなかったとのこと。
この部屋について不動産屋に尋ねても、特に心理的瑕疵物件になるような、事件も事故も起こっていないそうだ。橋詰さんは不動産屋を尋ねたその足で次の物件を早々に決めてしまったのだが、まだ引っ越しをする前で、問題の部屋は撮影時のそのままの状態であったので、スタッフはその部屋の調査に赴く。
特に異常はなかったのだが、菊池が浴室の天井裏から薄汚れたロープを発見する。そのロープには所々白い塊が付着しており、後の調べでそれが人間の皮脂であることが判明する。また、微量の血液も検出された。
近所や、不動産屋への聞き込みでも目立った情報を得ることはできなかったが、4年ほど前までこのマンションを管理していた女性へのコンタクトに成功し、話を聞くことができた。彼女によると、独身者用のアパートであるにもかかわらず、201号室から赤ん坊の泣き声がするという苦情が寄せれらたことがあったという。201号室は橋詰さんの借りた部屋であった。彼女はこの部屋に住む30代くらいの女性に、赤ん坊の件を問い合わせるが、「いません」とのそっけない返事であったそうだ。その女性は、その後転居してしまい、行方も連絡先もわからないとのこと。
ここで、問題の映像が紹介される。
投稿者の橋詰さんが自分の新しく借りた部屋を紹介する映像。各部屋を紹介し、クローゼットにカメラを向けると、半開きになったその奥に子供のような姿が映り込む。カメラ越しにそれを認識した投稿者が、クローゼットを確認しに行くが何もなかったようだ。気を取り直し、カメラをリビングに向けると、そこには黒い服を着た不気味な女が立っていた。
彼女はパニックのあまり無言で携帯を放り出し、部屋から逃げ出してしまう。携帯はどこかに転がり、画面は真っ暗になってしまうが、その後追い打ちをかけるがごとく不気味な声までもが記録されていた。それは、赤ん坊の泣き声をスロー再生したような、くぐもった、低く恐ろしげな叫び声であった。
感想
以前レビューしたもの(私的ベスト10)を、改めて再レビューしました。
とにかく怖い!
その怖さは、この女性の姿形が黒くて、なんとも言えない気持ち悪い感じでボケボケで、なのに存在感がハンパ無いというところや、投稿者がビビりすぎて声さえあげていないリアルさにあると思います。さらに、この女の顔の目鼻立ちが、イースター島のモアイみたいな顔の凸凹だけで構成されている無機質さも、あげられるでしょうか。
ロープ、皮脂、血液、30代くらいの女性、赤ん坊の泣き声でなんとなく、その背景が想像できますね。
実は私、本呪は最初からずっと見続けていたわけではなく、1と2を観てからしばらく離れていたのです。この映像は確かTVのバラエティー番組で初めて見たのですが、あまりの衝撃にぶったまげた記憶があります。これ以来、「ほんとにあった!呪いのビデオ」を見続けるきっかけになったエピソードなのです。
ロッククライミング(怖くない)
概要
ロッククライミングの様子を記録した映像。クライマーの右下の岩に、生気を失った白い手首が落ちている。
感想
上記2本の後なのでインパクトが弱すぎますが、それなりに不気味です。
僕の恋人(怖くない)
概要
今回の投稿者は鈴木さんという男性。帰宅途中と思われる、OL風の女性の後ろ姿を撮影した映像に、不可解な顔が写り込んでいるので調べて欲しいとの依頼。彼によるとこの女性は自分の恋人であり、彼女の映像とか写真とかを一切持っていないので、何か1つ手にしておきたいなと思って撮ったという。彼女には心配をかけると思うので、まだこの映像のことは話してはいないと彼は述べた。
なんか怪しいと思ったスタッフではあったが、この映像の女性である水谷さんに連絡を取ってみることにした。すると案の定、彼女は鈴木さんのことなど名前も知らないという答えであった。取材は受けられないが、勤務先にその映像を送ってくれれば、それを見てこちらから連絡しますとのこと。
岩澤は話が違うと鈴木さんを詰問するが、「それは嘘で付き合ってますよ」、「合コンで会ってるし、すごい優しくしてくれたし」、とか言い出すので、コンパ以外で会ってるの?と突っ込むと、それ以外は会ってないとの答え。おま!、それ付き合ってると言えるんか?と返すと、「間も無く付き合うことになるんで」、とか抜かしやがった(失礼)。
それストーカーで犯罪だろうが、こんな奴に協力はできないと感じるスタッフではあったが、鈴木さんのこの態度に何かただならぬ異常さを感じたため、とりあえず水谷さんの周辺を調べてみることにした。それは図らずも、水谷さんの男性関係を調べることになってしまった。
調査の結果、どうも水谷さんは移り気な性格のようで、複数の男性との関係が確認できた。その中の1人の男性は婚約までしていたが、彼女に一方的に別れを告げられ、鉄道に飛び込んで自殺してしまったことも判明した。スタッフはこの自殺した男性の写真を入手したが、映像に映った顔と同一人物かまでは特定できない。
ここで問題の映像が紹介される。
水谷さんの後を執拗につける、キモい鈴木目線の映像。とある交差点で水谷さんは足を止め信号待ちをする。一定間隔で点滅する警告ライトの黄色い明かりが、彼女の白いジャケットの背中を照らし出し、その明滅に合わせる形で、濃淡のみで映し出された、男性らしき顔が2回程、彼女の背中に姿を表す。
感想
普通に見れば結構怖い顔かもしれませんが、「不気味な女」の後では正直地味な感じが否めません。それよりも、合コンで一回会っただけの水谷さんを、恋人とか抜かす鈴木のキモさと言うか異常さが、このエピソードのキモなんでしょうね。それが、男を手玉にとる水谷さんの移り気と相まって、人間関係のドロドロした感じを醸し出しています。
サファリパーク(ちょい怖)
概要
サファリパークで楽しむ家族連れ。見学バスの窓ガラスにその場にふさわしくない、恐ろしい顔が写り込んでいた。
感想
冒頭にホワイトタイガーのオブジェがありますので、群馬サファリパークかと思われます。窓ガラスの顔ですが、ざんばら髪の女性と思しき顔がめっちゃこっちを睨んでいて、ぎょっとします。ビジュアル系やメタル系のバンドの人って、なんか怖い感じでこっちを睨んだポーズとるじゃないですか。あんな感じ。ひょっとして、ちょうどこの顔の位置に座っている、坊主頭の少年が、シャツの下にそんなバンドのグッズのTシャツを着込んでいて、シャツの前を開けてたら、その怖い顔が写ってしまった……わけねえか(笑)。
今回と関係ないと思いますが、群馬サファリパークでは過去3件の死亡事故が発生しています。1件目は飼育員が象の鼻で圧死(1990年)。2件目はお客の老夫婦が車の外に出てしまってベンガルトラの餌食に(1997年)。3件目は飼育員がクマに襲われています(2016年)。パークの責任でのお客の死亡事故は無いにしても、ちょっと多い気はします…
シリーズ監視カメラ・家庭用監視カメラ(切ない)
概要
空き巣にあった投稿者。大きな被害はなかったが、用心のために監視カメラを設置することにした。動体検知式で、動くものを検知した時だけ撮影するもので、音声も記録するタイプである。そんなある日、数日家を空けて帰ってきた投稿者が監視カメラをチェックすると、不思議な映像が残されていた。それは誰もいないのにカメラが作動し、人の影のようなものがシルエットで写っているものであった。光源は手前には無いので、そんな影は映るはずがない。その影は玄関のチャイムを2回鳴らし、何かブツブツ呟きながらすーっと玄関の方に消えていく。何をつぶやいているは聞き取れない(追記参照)。
実はこの家は中古で、前の持ち主の夫は出張先で交通事故に遭ってしまい、その妻は1人で住むには広すぎるため、売却したものであることがわかった。スタッフは調査の結果、この夫の交通事故らしき記事を、地方新聞で発見する。彼が事故死した日は奇しくも、その映像が撮れた1年前で、ちょうど一周忌に当たることがわかった。
感想
この夫は1年後に我が家に帰ってきたことになります。でも、愛する妻はもういないわけで、なんだか悲しいというか、切ない話ですね。
2022年4月10日追記
玄関のチャイムを鳴らしてブツブツ言っている影ですが、「た・だ・い・ま・か・あ・さ・ん」と言っているように聞こえます。せっかく妻の待つ家に帰ってきたのにほんとに切ない。これが判明してエピソードの評価も「切ない」に変わりました。コメント欄で「fd」さんにご指摘を受けて気が付きました。「fd」さんありがとうございます。
熊野観光(ぎょっとする)
概要
投稿者カップルは熊野観光に訪れる。夜のお祭りの様子を撮影していると、たまたまそこにいた男性の横顔に無数の目が写り込んでいた。
感想
横顔にでっかい目が5、6個確認できます。ほんの一瞬なので、最初は男の顔に黒い点々があるようにしか見えず、タピオカミルクティーみたいだなと思いました(笑)。でも、よく見ると、1つの目はぎょろっと動くのがわかり、瞬き(まばたき)までしています。なんか動物の目のような気も…。かなりぎょっとするので、インパクトはあります。
続・僕の恋人(怖い)
概要
映像を見た水谷さんから、「今回は警察沙汰にする事はありませんが、また今後このようなことをされたら訴えます」と鈴木氏に伝えてほしいと、電話で連絡があった。写り込んだ顔については何も触れていなかった。また、取材は受けられないこと、写り込んだ映像は回収してお祓いをしてほしいこと、完了後報告してほしいとのことであった。
スタッフはこの件を鈴木さんに報告したが、彼は黙り込んでしまい、ほとんど何も語らず立ち去ってしまった。
2、3ヶ月後、鈴木さんから、すべての映像を回収し、お祓いを済ませたことを、水谷さんに報告しようとするのだが、彼女の電話は解約されており、連絡がつかなくなってしまう。勤め先に連絡するも、既に退職しているとのこと、実家に電話しても、体調がすぐれないことを理由に取り次いでももらえなくなってしまった。
水谷さんの同僚にコンタクトし、話を聞いてみると、無断欠勤や奇行が目立ち、とうとう実家から退職させるとの連絡が入ってしまったという。何かのストレスから、精神に異常をきたしてしまったのではないかという話であった。
鈴木さんにも連絡が取れなくなってしまっていたが、ようやく電話がつながると、彼女にはもう興味はないという、そっけない返事が返ってきてしまった。
スタッフはここで、鈴木さんの撮影した映像に、もうひとつの不可思議な点を発見してしまう。それは、水谷さんを尾行し、彼女が自宅にたどり着いた時の映像であった。彼女の部屋を見上げるカメラ、そのカメラが下を向くと、道路から半分だけ出した男の顔が写る。その顔は、水谷さんの背中に写ったその顔と同一であるように見える。
水谷さんが精神に異常をきたしてから、憑き物が落ちたように彼女への興味を無くしてしまった、鈴木さん。彼は水谷さんの背中に現れたあの顔の男に操られていたのだろうか。そして、制作委員会に投稿させたのは、この顔を水谷さんに見せるためだったのか。
あの顔の男とは…まさか
感想
なかなか面白いエピソードでした。自殺した男の怨念が成就したという感じに仕上がっており、そこはかとない不気味さは感じます。鈴木さんがいいように操られ過ぎな感はしますが、彼には元々鬱屈したストカー気質があったのでないかとも、想像できます。その割に、映像がなんとも地味なのが残念ですが、地面から半分出した顔は、そこそこ怖いです。
感想まとめ
なんといっても、「半面の男」、そして「不気味な女」ですね。この「ぎゃ!」と言いそうな屈指の恐怖映像を最初に持ってきたのは、メインエピソードに集中させるためでしょうか。前半は衝撃映像、後半はじっくり考えさせられるような人間模様と言った、緩急ならぬ急緩ついた構成は飽きさせない工夫が感じられます。
あとは今回、演出捕達がおとなしいなと感じました。ほとんど岩澤氏が立ち回って淡々と進んでいきます。さらに、前巻あたりから女性演出捕がいないことに気がつきました。こんな風に男だけでサクサク回していくのも、たまにはいいのかもと思いました。
まあ、「不気味な女」はとにかく傑作なので、これだけでもみる価値ありと断言できます。
コメント
>この映像は確かTVのバラエティー番組で初めて見たのですが、あまりの衝撃にぶったまげた記憶があります。
自分がほん呪作品に初めて接したのはこれです↓
https://www.youtube.com/watch?v=KA33wbDu4W0
これをテレビでリアルタイムで観ました。その時の衝撃は、動画内で浜ちゃんが示している驚きそのままです。当時は心霊映像(動画)そのものが目新しく、こんなものは見たことがありませんでした(ビデオは録ってなかったので観返すことはできません)。それからしばらく経って、レンタルショップでたまたまほん呪を見つけ、あの時の衝撃映像はこれに入っているのか!と、最初に借りたのが21巻でした(『三面鏡』と『余命』も、その後他のテレビ番組で観ていたので)。
しかし、『セミナーキャンプ』『半面の男』『不気味な女』とは、ほん呪が誇る最強の作品群です。耐性が無い状態で『不気味な女』フル鑑賞はハード過ぎるw
HEY!HEY!EY!でやっていたんですか、松ちゃん、浜ちゃんのリアクションが面白い。
>耐性が無い状態で『不気味な女』フル鑑賞はハード過ぎるw
確かにw
家庭用監視カメラは温良上げてよく聞くと「ただいま、母さん(奥さんのことかな?)」って聞き取れます
fdさん。
レスポンスが遅くて申し訳ないです。
ファミ劇で録画した「ほん呪25」引っ張り出して観ました。
最初観た時は何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたけど、fdさんのコメントを呼んだ後観たら、「た・だ・い・ま・か・あ・さ・ん」とはっきり聞こえました!
エピソード内でもこのシーンの音声のボリュームを上げているようなので、製作委員会もこのよう聞き取ってほしかったのでしょうね。
情報ありがとうございます。
他のエピソードの検証は順次行います。
改めましてコメント失礼いたします。個人的に呪いのビデオ25は『半面の男』『不気味な女』など恐怖映像や『家庭用監視カメラ』などの切ない系、『僕の恋人』など人間的な怖さを浮き彫りにした超名作だと思います。今も十分怖いですが、やはり、この頃が呪いのビデオ全盛期でしたね。恐怖作品を思う存分凝縮したのが呪いのビデオ51だと思います。
fdさんこんにちは。
「改めまして」が「初めまして」に一瞬見えて、自分が過去にタイムリープしたのかと思いました(笑)。
で、全く異存はないですね。
僕としては「呪われたホーム・ムービー」「警官人形」「13年の呪い」が収録されている50も推したいです。
伝えたいことを言えずに逝ってしまった前の家の主の人も辛かったでしょうね。
お久しぶりです。パート25はオイラが子供の時(動画でイッキ見。)に特に気に入ってるお話が多いです。
「半面の男」のなんかいる!なんかいるぅ!!!は不覚にも笑ってしまいました…お父さんは怖がってました
「家庭内防犯カメラ」は何言ってるか分かりませんですが…「母さ…いま…帰だ…」と聞こえました。
「サファリパーク」は動画のサムネに使われてまして(視聴して間もなくすぐ動画が消えた)個人的に薄気味悪かったです…
「不気味な女」これが最恐と言われているエピソードですが、オイラはストーリーも好きです!!!
無言で逃げ去るお姉さんもですが
なんてったってあの声がインパクト高いです。お父さんは化け猫の声、祖母は牛のお化けとか、言ってましたけどオイラは怪獣のいびきに聞こえました(笑)
長文になって申し訳ありませんでした。
「不気味な女」以外にも結構怖い映像があるんですよねこの巻。
「不気味な女」は最初はぼくも気が付かなかったんですよ。
ヘッドホン推奨です。
「不気味な女」であの声のシーン。
携帯のカメラに何か写りそうで怖いんですよね。
「家庭内防犯カメラ」はヘッドフォンで注意深く聞くと「た・だ・い・ま・か・あ・さ・ん」とはっきりきこえるんですよ。切ないです。
家庭監視カメラのやつは怖いどころか、その時に無念の思い
[悲しさ]が伝わってくる。
前の家の主[夫]が事故死で逝ってしまって映った影の正体が[前の家の主]の夫が死にながら幽霊になりながらも家に帰ってきたことを伝えたかったけど奥さんは引越しだことに関して余程辛かったと思う。
俺からしてなんとなく想像が伝わる・・・
悲しいですよね。