ほんとにあった!呪いのビデオ61(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ61
ほんとにあった!呪いのビデオ61

はじめに

新型コロナウイルスが全世界を席巻し、とうとう日本でも非常事態宣言が出される始末。外出自粛要請でおちおち外にも出られない昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。

こんな時の娯楽のひとつは映像コンテンツですが、DVD宅配レンタルの「TUTAYA DISCUS」は「本呪」シリーズも全部揃っているのでおすすめです。でも返却のために郵便ポストには出かけなきゃいけないんですけどね。最近はみんなネット配信でコンテンツ観る時代ですかね。でも本呪のラインナップが少ないんだよなぁ。

そんなわけで「ほんとにあった!呪いのビデオ61」のレビューです。今回はメインエピソードに力が入っている気がします。

野鳥観察(かなり怖かったけど…)

概要

投稿者の男性が深夜、彼女ともに郊外の雑木林で撮影したもの。彼女の大学の実習で野鳥の鳴き声を使用する事になったため、手作りの集音マイクで鳥の声を収録している。彼女は鳥の声を求めて奥へ奥へと入っていくのだが、気の進まない投稿者はしぶしぶ付いて行く。そのうち彼女は何か別の音がすると訴え、踵を返してカメラから見切れてしまう。その瞬間、暗闇から何者かの顔が、こちらに猛スピードで迫ってくる。目の周りが真っ黒で、何かを叫んでいるように大きな口を開けている。その存在に気がついた投稿者は、あられもない悲鳴をあげて逃げ惑う。

この雑木林近くの駅では人身事故が絶えないと言う。

感想

これ、最初に見たときにはとてもびっくりして、悲鳴をあげてしまいました。どうも「こちらに迫ってくる系」が、私は苦手のようです。

ただ、今回改めて見直すと、この首というか顔なんですが…上下に揺れているのですね。なんだか、人が走ってきているようにも思えます。そう思うと走ってくる足音までちゃんと聞こえてきました。真っ暗な目の周りは、ただのメイクに見えてしまい、首から下が映らないように黒い服を着た人物が、カメラに向かって走ってきているだけのような気がしてきました。

まあ、インパクトはありますので怖がりな方は覚悟して観ましょう。

終 焉(怖くない)

概要

役者3人で演劇の稽古をしている風景。演者達の様子は壁一面に貼られた鏡にも写っている。すると演者の1人の男性の背後に黒い服の女性が近づいてくる。奇妙な事に、その姿は鏡にしか写っていない。そして突然その男性は倒れ込んでしまった。さらに奇妙な事に、鏡の中の男性は立ったままなのである。カメラのピントがボケてしまい、それが元に戻ると鏡の中の男性は倒れており、女性も姿を消していた。彼はそのまま亡くなってしまったが、死因ははっきりせず、急性の心不全のようだとのこと。

この男性は1週間前に大きなバイク事故に遭ったが、奇跡的にかすり傷だった。投稿者の周りでは、まるで映画「ファイナルディステネーション」のように、事故は回避したものの、「死ぬ」と言う運命からは逃れられなかったのではないかと噂になっているという。

感想

そんな映画みたいな話は「ファイナルディステネーション」以前には聞いたことがないので、荒唐無稽すぎてリアリティが無いです。写った現象も、オドロオドロらしさみたいなものが皆無なので怖くないですね。

人形ノ家 前編(音声のみ・怖くない)

概要

製作委員会は、演出補・森澤の大学時代の友人、大澤さんから相談を受ける。彼女の友人の夫である、荻谷さんが線路から転落してしまい、かろうじて命は助かったものの、現在も意識不明で入院中なのだそうである。その直前、彼は妻に電話をしており、留守番電話には事故の瞬間だと思われる音声が残されていた。そしてそこには奇妙な女の笑い声が入っていたと言うのだ。

大澤さんの妻である友人は、事故の際の監視カメラの映像を見せてもらったのだが、線路に落ちる荻谷さんの周りには誰もいなかったそうだ。彼はこの事故の前、何日間か同じ夢を何回も見ていたそうで、そのためによく眠れず疲れていたとのこと。その夢は髪の長い女性が着物を着た人形のようなものを、子供をあやすように抱いているというものであった。また、荻屋さん夫妻の結婚はいわゆる略奪婚で、前妻との離婚時にはかなり揉めていたそうである。

取材班はその留守番電話の音声を預かり、音響関係の研究所に解析を依頼する。その結果、音声には編集された痕跡は無く、笑い声は電話機の極めて近くから発せられているという結果が出た。荻屋さんの前妻に連絡を取って話を聞いてみるが目立った情報は得られない。だが、彼が見た夢について話すと、「オシラサマにでも祟られたんじゃ無いですか」という答えが返ってきた。

オシラ様とは東北地方で信仰されている家の神であり、一般には蚕の神、農業の神、馬の神とされるという話。桑の木の棒にに着物を着せて御神体としている。女の子に背負わせたり抱かせたりする風習もあるようで、荻屋さんの夢の話と共通点がある。また信仰には様々な禁忌があり、それを破ると祟りが起こると恐れられている側面もあるようだ。

その後取材班は荻屋さんの交友関係を取材。事故の数日前に一緒に出張したという、同僚の岩松さんに話を聞くことができる。岩松さんと荻屋さんの所属する会社は環境コンサルタントを生業とし、出張の目的はとある地方の山林の植生の調査であった。調査中宿泊先のホテルにほど近い場所で飲んでいたが、荻屋さんは飲み足りないと岩松さんをホテルに残しまた夜の街に出かけて行ってしまったという。翌朝、荻屋さんはひどい二日酔いでだいぶ遅くまで飲み歩いていたらしい。岩松さんが昨夜の様子を尋ねてみると、髪が長く、足の悪いホステス風の女性に声をかけられ、飲み屋ではなく、その女性の自宅で飲んでいたという話あった。その家にはぬいぐるみや人形がたくさん並べられていて、その中で着物を着た人形にその女性が子供をあやすように話しかけていたのが気味が悪かったと語っていた。

また、岩松さんによると荻屋さんは酒癖が歩く、女癖も悪いという、あまり良い評判ではなかったようである。

ここで、岩瀬さんの留守番電話の音声が紹介される。

駅構内のアナウンスが聞こえる。電車の警笛が長く鳴り響き衝撃音のようなものが聞こえる。その女の笑い声が(高笑い)が聞こえる。

調査の過程で荻屋さんの前妻の出身は岩手地方であり、おしら様信仰が残っている地であった。おしら様の祟りを利用した復讐ではないかというのが、演出補・森澤の意見であったが、証拠も手がかりも無かったため、荻屋さん達が調査で訪れた山の中と、ホステス風の女に声をかけられたビジネスホテル付近を実際に訪れて、調査してみることになった。

感想

ガラケーにしろスマフォにしろ電車に跳ねられたのならもっと激しい衝撃音が収録されると思うのですが。それがありません。女の笑い声はいかにもって感じで芝居がかっている感じが強く、怖くないです。

前回病状が悪化し入院中とか言ってた増本がしれっと登場していますね。

露天風呂(少し怖い)

概要

投稿者である男性が友人と2人で、とある温泉の露天風呂に入る様子。深夜であるためか他の客は全く見当たらない。隣の女子風呂の照明が一瞬ついたかと思ったら、すぐに消えてしまう。その際の映像、温泉から立ち上る湯気に苦痛に歪む顔が数体浮かび上がった。

この近くにある沼では「ことりいけ」と呼ばれる池があり、子供と助けようとした母親が溺死した事故があったという。

感想

風呂にビデオを持ち込む不自然さはともかくとして、他に誰も客がいない旅館のうっすらと寂しい雰囲気はなかなか良いと思います。

私の実家は自営業だったので、家族旅行といえばシーズンオフが多く、よくそんな気分を味わったものです。そういう雰囲気を懐かしく思いました。女湯の照明が付いたり消えたりするのも不気味さが盛り上がります。湯気に映った顔もありがちな感じはしますが、まあまあ恐いです。でもこれコマ送りにしないと絶対気がつきませんよ。ましてや男2人の風呂場シーンでしょ?

シリーズ・監視カメラ コインロッカー(少し怖い)

概要

コインロッカーの監視カメラの映像。投稿者が務める警備会社の引越しの際に出てきたビデオテープに記録されていたそうだ。テープにはラベルがなく、いつどこで撮影されたかは不明。黒い鞄を抱えた女がその鞄をロッカーに入れる。すると女はポケットに忍ばせたナイフのようなものをその鞄に何度も突き刺しているように見える。別の客が入ってきたので女はそのロッカーを隠すような仕草をしてやり過ごす。すると女の背後から赤ん坊のような物体がニューっと姿を表す。

感想

女の背後からこけしみたいなものが出てきますがこれは怖くありません。それよりも鞄を何回もナイフで刺す行為の鬼気迫っている感じや、いったい何が入っているのかを想像するのでゾッとするのだと思います。ですがちょっと芝居がかっていてわざとらしい感じがするんですよね。

BBQ(少し怖い)

概要

なんだか深夜の自然公園みたいなところで若い男女がバーベキューをしている。途中食材が足りなくなったので、投稿者と1人の女性が買い出しに出かける。だが2人はは道に迷ったようで、鬱蒼とした森の中に迷い込んでしまう。すると、森の木のひとつに、ロープで作った輪っかが垂れ下がっていた。まるで、そこが自殺現場のようであったが、ロープは比較的新しくて本当の現場とも思えない。さらに奥に進むとなんと、同様の輪を作ったロープが何本も垂れ下がっている。さすがに気味が悪くなった2人は早々に立ち去るが、その光景を撮影したビデオに不気味なものが写っていた。それは木の幹と一体化した不気味な顔で何か喋っているようにも見えた。投稿者に同行した女性は翌日から連絡が取れなかったが、交通事故に遭い入院していたという。

このロープは人為的に設置されたもののようだが、誰がなんのためにこのようなことをしているのかは不明のままである。

感想

なんかあれですね、探偵ナイトスクープのビニール紐のエピソードを思い出しました。あれはどんどんビニール紐が増えていきますのであっちのエピソードのほうが断然不気味でしたけどね。

でもまあ迷い込んだ森でこんなものに出くわしたらそれはそれは恐いでしょう。でも木の幹と一体化した顔はどう見てもファンタジーな世界に出てくる「木の精」みたいでちょっとシラけてしまいました。

入学式(怖くない)

概要

長男の小学校の入学式の帰り、家の前で記念写真を撮る4人家族の微笑ましい光景である。長男の写真を撮る母親を、父親である投稿者がビデオに収めているのだが、画面左端に女の子と思しき人影が写り込む。気がついたカメラはそちらにパンするが何もいない。気を取り直して母親と長男にカメラが向き直ると、今度は2人の背後に少女の姿が現れる。ズームするとうっすらと消えてしまう。この家の裏山で台風による土砂崩れで4人家族が生き埋めになってしまうという悲惨な事故があったという。

感想

写り込んだ少女の姿がはっきりしすぎてなんか合成っぽい。やはり禍々しさに欠けています。撮影者がそれを発見し、驚いている様などはとても自然で良いのですが…

人形ノ家 後編(怖い)

概要

荻屋さん達が植生調査に赴いた山に取材班は向かう。だがなんの変哲もない山林であり、手掛かりになるようなものは見つからなかったため、取材班は荻谷さん達が宿泊したビジネスホテル周辺に向かう事にする。しかしながら入念な聞き込みに関わらず、なかなか情報を得ることができない。それでも取材2日目に、客引きをしていた外国人ホステスに同じスナックで以前そのような女性が働いていたと言う情報を得る。彼女に店のオーナーを紹介してもらい翌日話を聞くことができる。

店のオーナーの話から、以前働いていたと言う、足の悪いホステスは別人の可能性が高いと言うことが判明してしまう。だが、このオーナーが地元の複数のスナックに問い合わせてくれる事になり、過去に該当の女性が働いていたというスナックのオーナーを探し出す事に成功する。

このスナックのオーナー、津川さんが以前雇っていた女性について話してくれた。

  • このホステスの名は貝守さん。
  • 5年前に募集に応じてきた
  • 既に亡くなっている。
  • 足が悪かったため、その理由を聞くうちに身の上話に
  • 青森出身で両親が離婚。引き取られた父親に虐待を受けていた
  • 駅のホームから転落し、怪我をして障害を負ってしまう
  • そもそもホームから転落したのは父親が突き飛ばしたため

津川さんは、ホステスは座って行う仕事なのでハンディにはならないと思い、貝守さんを雇うことにした。数年は真面目に働いてもらっていたが、3年ほど前に無断欠勤してしまう。恋人にDVを受け入院、妊娠もしていたが、DVが原因で流産。さらに借金を肩代わりさせられ、風俗もさせられていた上、捨てられてしまったらしい。

退院してからまた働かせて欲しいと訴えられたが、傷などが目立っていたのでやむなく辞めてもらったそうである。その後は繁華街で売春まがいのことをしていたそうで、ホステス仲間も嗜めていたが、彼女は聞く耳を持たなかった。その後パッタリと姿を見なくなったが、腰痛が悪化し、部屋も追い出されてホームレス化。再度男に騙されたのか、妊娠もしていたそうで、近所の廃墟を寝ぐらにしていたが、去年その廃墟で餓死した姿が発見されたそうである。

驚くことにその廃墟の場所は、荻屋さんが調査した山林の近くであった。岩松氏にその廃墟について訪ねてみたが、彼は何も知らなかっただ。だが、荻屋さんと同じグループで調査していた別の人物、有田さんを紹介してもらうことができ、電話で話を聞くことができた。彼によると、調査が終わり日も落ちた頃にその廃墟を発見し、2人で立ち寄っていたことがわかったのだ。荻屋さん、有田さん達は何気なくその廃墟を探索したが、荻屋さんはどんどん奥に入っていったしまい、ようやく追いつくと人形がたくさん置かれた戸棚の前で、魅入られたようにそれを見つめていたという。有田さんが声をかけても心ここに在らずの様子だったが、何回も声をかけると我に返ったそうである。岩松さんはその一部始終をビデオに収めていたということなので、後日その映像を送ってもらう手筈になった。

取材班はすっかり日も落ちていたものの、その廃墟を訪れ調査を行うことにする。家屋はすっかり荒廃していたが、つい最近まで人が住んでいたような生活の痕跡が認められた。そして、荻屋さんが立ち尽くしていたという人形の戸棚を発見する。その人形の中にはちょうど赤ん坊の大きさの着物を纏った手作りの2体が異彩を放っていた。ちょうどそれはおしら様を連想させる異様なもので、周りのおもちゃなどから、貝守さんが産み落とした、あるいは堕胎した子供を祀り、供養していたもののようにも見えた。棚の壁には名前と年月日がいくつか彫りこんであり、子供の出生年月日、あるいは命日を記したとも考えられる。

その人形は腐ったような臭いを発し、死んだ蛆が付着していた。菊池は増本に指示し、その人形を解体して調べてみることにする。中には蛆とともに藁と髪の毛のようなものが収められていた。この髪は貝守さんのものなのか、そして蛆は何にたかっていたのであろうか。取材班は調査を終了し、廃屋を後にする。

最後に、有田さんが送ってくれた映像が紹介される。

人形の棚の前に立ち尽くす荻屋さんを発見。有田さんが声をかけるも、荻屋さんは人形に魅入られているようにそれを凝視している。もう一度声をかけると、荻屋さんが反応する。人形にカメラが向くと右の人形が左右に動き出す。だが撮影者の有田さんは気がついていないようである。その後、荻屋さんにカメラが向くと、カメラのピントがずれてしまう。ピントが戻ると荻屋さんの背後、天井に空いた穴に目のまわりが真っ黒な白い顔が姿を表す。カメラが再び人形を向くとまだ動いている。荻屋さんにカメラが戻ると、天井の顔は消えている。

感想

動く人形や、天井に空いた穴から覗く顔は結構恐いです。慣れていない人は恐れおののくことでしょう。一瞬、その顔の主が荻屋さんに手を伸ばしているようにも見えましたが、これは荻屋さんの髪の毛がそのように見えたようです。それより天井の顔は目の周りが真っ黒で「野鳥観察」の顔と似ているなあとか、それが出てくる前にピントがずれたりするのは「終焉」に似ているなあとか思ってしまいますね。

2021年12月8日追記
コメント欄でマナツキミさんに教えていただいたのですが、天井から覗く顔の後、再びカメラが人形群に向きますが、その際、あの手作り人形の奥のぬいぐるみの目玉が「グリッ」とちょっとだけ動きます。いや、ぬいぐるみの目玉と言うより、目玉のぬいぐるみ?って感じですかね。暗くてよくわからないのですけど、その前のシーンには無かったような気がするんですけどね。

ストーリー的にはなかなか面白かった(興味深いという意味)ですね。特に貝守さんの半生は壮絶で気の毒に思いますし、津川さんも、もう一回くらい雇ってあげればいいのにとも思ってしまいました。まあビジネスの世界は厳しいので無責任な意見かもしれませんけどね。

まあ気の毒といえば増本も気の毒でしたね。蛆だらけの人形を解体させられて本当に気持ち悪がっていました。ところで人形はちゃんと元どおりにして帰ったんですかね。ちょっと気になります。

このエピソードにも笑いどころがありました。夜の街を取材中、なぜか客引きの外国人ホステスに激怒されている増本を菊池達が見かけるシーン。映像作品の取材であることを彼女に説明すると、「TV?」と聞かれ、「呪いのビデオ」という単語を出すと、ホステスが、

外国人ホステス:「ノロイ?」
外国人ホステス:「オゥワカリイタダケタダロウカァ?」
菊池達:「『お分かりいただけただろうか?』そうです(笑)」

すごい!外国人ホステスにも人気なんだ「本呪」は(笑)。

感想まとめ

メインエピソードは結構面白かったです。ですが、一般投稿が明らかにパワーダウンで少しがっかりですね。強いて挙げれば「野鳥観察」がインパクトがあり、印象に残っています。あと個人的には「露天風呂」が雰囲気良かったです。

コメント

  1. みっつ より:

    『野鳥観察』、暴かれている通りと思います。
    動画で観たのですが、私は最初からそのように見えてしまったので全然ダメです。。
    かつての『半面の男』も、冷静に観るとOHPで投写したシートを動かしているだけのようにも見えますが
    あれは迫力と恐怖が伴っていました。今回のは「おどかし」という感じです。お化け屋敷的な。

    『人形ノ家』は、他のレビューで蛆が湧いた人形を解体するくだりを読んで、そんなえぐいことまでしたのかと思っていたのですが、“死んだ蛆”でしたか…だったら噓くさいですね。殺虫剤で殺してでもいない限り蛆は蝿か蛹になってるでしょうから蛆のままの死骸が残っていることはなさそうです。

    『探偵ナイトスクープ』、トミーズ雅に何故調査中止になったのか聞いてみたいです。

  2. itton より:

    「野鳥観察」、最初見たときは怖いと思ったんですけどね〜

    >死んだ蛆

    全然動いていないのでそう判断しました。蛆が湧いているということは、腐肉があるってことですからね。ま、他の蛆が食い尽くして蛹になり損ねた…って設定なのかしら。髪の毛に蛆は湧かんでしょ。

    >「探偵ナイトスクープ」

    あれは精神疾病を患った人が結んでいたというのが定説みたいですね。それが判明したため取材を中止した…というようなことを北野誠がラジオで発言していたらしいです。

    • みっつ より:

      結局、ただの人間に見えたり、お化け屋敷のスタッフやファンタジェンの住人みたいに見えるのは、心霊映像の見せ方がわかっていないということで。。残念なものが増えて行きます。

      人形に髪の毛しか入っていないのなら肉はとっくになくなっているのだから、蛆の死骸はあっても干からびて変色してて見た目には蛆だとはわからない状態でしょうね。無理があります。

      同じく探偵だった北野誠が言ってたのであればそれが真相に思えます。それはどういう風に料理しても笑えないしオチないですね。。あそこで調査を中止にして、しかもお蔵入りにしないで謎の闇の中に放り出す形で放映したのは難題に対する唯一の正解だったと思えます。誰も損しないし、視聴者に与える効果は絶大でした。

  3. itton より:

    みっつさんが過去に語っていた

    >霊に見えるか人間に見えるか、その境界線がわかっていないのでは?

    >歴代の作品を菊池が超えられないでいる

    この言葉に重みを感じております。まさにそのとおりですね。

  4. マナツキミ より:

    人形ノ家の最後の映像で天井の穴から顔がのぞいていた後の映像で人形の中に
    目玉みたいな人形?があったんですよ
    カメラが動くとその目も少し動きます!
    なんか気になったんでコメントしてみました

    • itton より:

      マナツキミさんこんばんは。

      今しがた確認しました。目玉みたいな人形(?)確かにあって、動きました。手前の人形に気を取られて全く気が付いていませんでした。

      この目玉、その前のシーンでは無かったように思えます。たぶんで前の例の人形が少し動いたおかげで、奥の人形だかぬいぐるみだかの一部を隠してしまって、そんな感じに見えたのでしょうか。菊池達の潜入取材シーンで目玉の大きいぬいぐるみが確認できるので、それかもしれませんね。目玉だけグリっと動いているように見えます。

      情報ありがとうございます!

    • itton より:

      レビュー本編にこの件を追記しておきました。
      それにしてもよく気が付きましたね。

  5. Gerard より:

    Almost all volumes authored by Kikuchi cause controversial emotions, and by volume 61 nothing has changed.

    On the one hand, we have clearly fake, side videos, including a whole series of videos in this volume, where there was a very good and clearly high-quality atmosphere and even an idea, but spoiled by some fake or unsuccessful moment of implementation. Most of all, this concerns the onsen, barberkyu (ropes) and the surveillance camera. What can I say, it seems to me that this volume had the best surveillance camera episode, in terms of genre, of all that I have seen in this series so far. Even the obvious reference to the movie of the final destination, which was in the episode “the end” made this episode more lively and interesting. Despite the obvious advantages of these episodes, they will not work with the disadvantages that they have. In the end, they simply do not count.

    The whole situation was saved by the ending and the main plot of this part – “The Doll House”.
    In itself it has a creepy and strong guardianship, reminding me of that of the trilogy “lost children” Iwasawa, as well as a good investigation. I could believe in this story, because it is done well. Moreover, the moment when at the end Nakamura completely collects the formed mosaic, and abruptly opens your eyes to the plot itself, still works great. If 2/3 of the film I was really bored and I was busy with the assessment of what I could give this part from 2/10 to 4/10, then the finale completely corrected the situation with its genre story and high-quality investigation. I liked it even more than the previous part. Therefore, I can not give it less than the 60th volume. On the other hand, if I watched this series first, and was not oversaturated with this series, then of course, it would have made a much greater impression on me. Still, here is more interesting, and more serious investigation than the same plot of the first volume. Although volume 61 cannot even compete with the realism of the first part.

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