ほんとにあった!呪いのビデオ62(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ62
ほんとにあった!呪いのビデオ62

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ62」のレビューです。今回から増本氏がいなくなり、川居さん以外の演出補が総入れ替えとなります。

バッティングセンター(怖い)

概要

若いカップルがバッティングセンターで楽しんでいる様子。男性がバッティングボックスに立ち、女性がその様子を撮影している。規定打数が終わり談笑していると不意に球が飛んでくる。機械の故障かと料金箱を叩いたりしている男性の背後に子供が立っている。すると、その子供はカメラに向かって歩き出し、カメラとの間にあるフェンスをすり抜けて目の前まで迫ってくる。撮影者の女性が驚きの声をあげカメラが乱れて映像は終わる。

感想

フェンスをすり抜けてこちらに迫ってくるのが予想外で、かなりびっくりします。ただ、男の子の目の周りが真っ黒でわざとらしく、メイクに見えてしまうのが残念(タヌキみたい)。

アスレチック(少し怖い)

概要

投稿者の丸木さんが実家の引越しのため、整理をしていて見つけた20年ほど前の映像。丸木さんが父と近所のアスレチックに遊びに行った時のもので、幼い丸木さん自身が遊具で遊んでいると、その柱の丸太付近に、逆さになった女の顔が写り込んでいた。

丸木さんはこの時のことを映像をきっかけに思い出す。この後遊具から落ち、頭を打って一週間程入院したのだと言う。入院先で知らない女の顔が天井から降りてきて、さらに耳元で啜り泣く声が聞こえる夢を見てしまった。記憶を辿るとその女は映像の女と同じ感じがするそうだ。この撮影の数日後、父は山岳事故で死亡してしまった。

映像といっしょに、父と知らない女性が写っている写真も見つけたそうだが、この女性は父の前妻ではないかという話である。前妻の消息は不明だったが、制作委員会は興信所に依頼して調べてみる。するとこの女性は撮影時の少し前に自宅アパートで孤独死していたことがわかった。この女性は丸木さんの父と交際時に妊娠したが、彼の反対意見で堕ろすことなってしまい、そのショックからアルコール中毒になってしまっていた。丸木さんはその後、夢の中にこの女性が出てくるようになってしまったそうである。

感想

以前から思っていたのですが投稿者のインタビューをファミレスでやるとき、周りの声や物音が結構うるさいんですよね。もちっと指向性のあるマイクを使って、周りのノイズを拾わないようにできないものかなと思います。そうするとピンマイクとか、TVのロケで使う棒に付いていて上から垂らすマイクとかが必要になるのか…。どうでもいいことですね。すみません。

映像を見つけてしまったために、父の知りたくなかった過去や幼い頃の恐怖の記憶、そして現在にもその影が付いて回ることになってしまった、という雰囲気は悪くないですね。でも肝心の映像がなぜかあまり怖くない。何で怖くないのでしょうか? やっぱり目の周りが黒くてタヌキみたいだからでしょうか?

よく見れば言うほどタヌキではないのですが、「バッティングセンター」のタヌキ顔が印象に残ってどうしても…

スケープゴート 前編(ちょっとだけ怖い)

概要

投稿者の郡司未歩さんから、製作委員会にメールで送られてきた投稿映像。郡司さんの恋人の大学生の男性、田丸さんがメールで送ってきたものそうである。取材班は投稿者である郡司さんにインタビューを行う。

田丸さんは大学生で、文化人類学を専攻しており、民俗学研究のゼミに所属している。だが最近は卒論等で忙しく、郡司さんと会えない日々が続いたそうだ。久しぶりに田丸さんに会った郡司さんは、ゼミの調査旅行に使うということで彼にデジタルカメラを貸す。だがその調査旅行から帰った田丸さんは何かに怯えている様子で、その後音信不通になってしまった。デジカメも貸したまま行方不明である。調査旅行はどこかの山の中、ということしかわからず、田丸さんが失踪直前に送ってきたものは、その際に泊まったペンションでの映像で、暗がりに人影が写っているそうである。

取材班はゼミ周りを調査を開始し、この調査旅行に参加した人物を特定した。だが、主催の大学准教授以外の学生は、交通事故で両足切断、心不全による突然死、そして田丸さんの失踪と何らかの大きな不幸に見舞われていた。

准教授 庵堂幹雄(仮名)
学生  田丸亮佑(仮名) 失踪
学生  篠宮彩果(仮名) 交通事故 両足切断
学生  今中吉隆(仮名) 死亡 心不全 突然死

さらに同じ民俗学研究ゼミに所属する、立石さんに話を聞くことができた。ゼミの取材旅行の詳しい場所は不明だが、田丸さんが調査旅行先から、ある木箱を所有者に無断で持ち帰ってきたというではないか。その箱には動物の手が入っており、何かの呪術に使用するものであるという。この准教授は単位や成績と引き換えに、今までもしばしばそのような行為を学生に指示していたそうで、准教授も調査旅行の後、なにかにおびえているような素振りを見せていた。現在は体調不良で大学を休んでいるそうである。

また、ゼミの教室に空き巣が入って荒らされていたと言う情報も寄せられた。荒らされたと言っても何も盗られたものはないとのこと。木箱について郡司さんに聞くと、失踪の直前、田丸さんの部屋にはそれらしい木箱もあったそうで、准教授から預かって欲しいと依頼をされたと聞いている。取材班は准教授に電話をして話を聞こうと試みるも、何も答えてくれないばかりか、突然電話を切られてしまう。何かやましいことがあるのだろうか?

ここで取材旅行で宿泊したペンションの映像が紹介される

電気の消えた奥の部屋に女性が座っている。その存在に気がついた撮影者が電気をつけるが女性は忽然と消えてしまう。再び電気を消すと、なんと女性はすぐ近くにいるではないか。慌てて電気をつけるとやはり誰もいない。

感想

この頃から制作委員会のパソコンがiMacから富士通のWindowsになりましたね。そういえば前巻でも増本はiMac使っていましたが、川居はWindowsのキーボード使っていたのでどうしたことかと思いましたが、この時点で全部Windowsになったようです。Mac高いですからね(笑)。また、私のレビュー、「ほんとにあった!呪いのビデオ84」にて「ハンガーラックの上にダンボール敷いてプリンターが置いてある、なんであんな位置に」という記述をしたのですが、この頃にもう既にこの位置にあったようです(笑)。あと、今回からスタッフの演出補が入れ替わり、4人体制になりましたね。なぜか人気だった増本君も今回から登場しません。森澤氏は演出で参加しているようですが。そんな、どうでも良いことに気がつきました。

さて、肝心要の映像ですが、ペンションというかただのアパートですよねこの場所。そして怖さは正直微妙。これまた雰囲気は良いのだが、写り込んだ女性が幽霊に見えないです。

ストーリーは良いんですよね、雰囲気もバッチリなんです。でも菊池さん、感じさせてください!。禍々しさを!、この世のものじゃない感を!…と、今(2020年4月)言っても仕方のないことなんですが。

シリーズ・監視カメラ 門(怖くない)

概要

家の前に設置された監視カメラの映像。投稿者のインターホンが鳴ったので玄関に出るが誰もいないという現象が多発するようになったので監視カメラを設置したのだそうだ。その現象がまた起こったので映像をチェックしたところ、玄関から首の無い男性が家から出ていく姿が記録されてしまった。この近所では交通事故でトラックに顔面を潰されてしまった事故があったという。それ以来首のない男性の歩く姿の目撃が噂になっているそうである。

感想

つい最近、入ってくるっていう映像なら観ました(ほんとにあった!呪いのビデオ79 インターホン)。でも出て行く、ってのはある意味斬新かもしれません。家にいたってことですからね。

残念なのがこの幽霊に影があること、その影にも頭がなければ多少評価が上がったかもしれません。その影のおち方がこれまた微妙で、頭が無いようにもあるようにも見えてはっきりしません。

断 崖(インパクトはある)

概要

投稿者カップルが自殺スポットとして有名な、とある岬で撮影したもの。男性は嫌がる投稿者を無視してどんどん先に行ってしまい、彼女はとうとう彼を見失ってしまう。日がすっかり落ちた頃、ようやく投稿者は彼を見つけるが、断崖の先にぼうっと立ち尽くす彼は呼びかける投稿者には生返事で、心ここにあらずと言う感じである。すると、彼の後ろから無数の手が伸びてきて、仰向けに引き倒してしまう。幸い海に落ちることはなかったが、彼はこの際の経緯を全く覚えていないと言う。

感想

これは非常にわかりやすい映像で、地上波バラエティでよく取り上げられていると思います。でもこの男性の倒れ方が、「安全に配慮した、怪我をしない、受け身の取れる、正しい倒れ方」、いわゆるスタントマンが綺麗に倒れているように見えてしまい(個人の感想です)、インパクトはあるのですが、ちょっとシラケてしまうんですよね。ちなみに無数の手、とナレーションは語っていますが、実際には4本、2人分です。

タイムカプセル(怖くない)

概要

小学校の同窓会。仲良しグループは盛り上がり、近所の公園にタイムカプセルを埋めたことを思い出す。その場のノリで掘り起こすことになり、瓶に入っていたものを取り出し、互いに思い出に浸るシーンを撮影したもの。たが、一点だけ誰のものでもない小さなぬいぐるみが姿を表す。これは家庭が複雑で、義父に虐待を受けていたとの噂の安藤光希さんのものであることを思い出す。彼女は中学生時代に行方不明になってしまい、最後に立ち寄ったとされるのもこの公園であった。

映像にはこのぬいぐるみを取り出した場面で、背後に写るタイムカプセルの穴から、白い服装の女が這い出してくる姿をハッキリと捉えていた。

若者グループはこのぬいぐるみを今も近くに住む光希さんの両親に返すことにした。だが、この家は全焼し、義父は焼死してしまったそうだ。

感想

まんま貞子。
以上。

それにしても全く同じタイトルのエピソードがありましたね(ほんとにあった!呪いのビデオ5 タイムカプセル)。あっちの方が有名です。

救急車(ちょっとだけ怖い)

概要

路上に救急車が止まっている。どうやらバイク事故のようで、ストレッチャーにはけが人が乗っているようだ。雨上がりのためか地面が濡れており、救急車の回転灯の点滅が路面に反射して赤く染まっている。そこにあり得ない程大きな人の顔がはっきりと写っていた。

感想

似たような映像なかったっけ?…と思ったんですが、思い出せません。でかい顔はそれなりに怖い表情です。

続・スケープゴート 前編(怖くない)

概要

田丸さんたちが調査旅行を行なった場所を調べる取材班だが、大まかな地方の山林であることまでしかわからず、特定できない。

だが、荒らされた研究室で10代の少女が保護されていたことが分かった。この少女はその大学の学生ではなく、全くの外部の人間だった。数日後、少女の身元が分かり、取材班はその家族、母親(鴨川章子さん)と姉(亜美さん)宅を訪問し、話を聞いてみることができた。

少女の名前は沙希さん(仮名)で、実は沙希さんは以前にも行方不明になっていたと言う。それは3か月ほど前で、友人の父親に連れて行ってもらった旅行先で、ロッジの外便所に行ったきり帰ってこなかったと言うもので、警察に捜索を依頼したものの見つからず、近くの川で遭難してしまったのではと、半ば諦めかけていた矢先に発見されたのだそうである。

その発見場所は、遭難が予想されていた川のかなり下流で、たまたまキャンプをしていた若い夫婦に保護された。川の中でびしょ濡れで立ちすくんでいたそうだが、これ以来、記憶喪失とともに精神的にもおかしくなってしまい、意思疎通ができなくなってしまった。今は姉の亜美さんが沙希さんの面倒を付ききりでみており、症状の改善に役立つかもしれないと、沙希さんの部屋の様子をビデオで記録をしているという。

沙希さんの発見された考古学研究ゼミ所属の田村さんの存在や、調査旅行の地域が同じ県内であることなどを鴨川さん母娘に伝えてみるが、特に心当たりはないようであった。

スタッフは沙希さん本人に対面して取材する許可を得るものの、沙希さんはベッドでブツブツと何かを呟いているのみで、話を聞ける状態ではなかった。

スタッフは沙希さんを発見し保護した夫婦の妻、渡辺敦子さんに電話インタビューする。川の方から水音がしたので様子を見に行くと、川を堰き止めた堰のようなものがあり、その水面にブクブクと泡のようなものが発生していた。そこで視線をずらすと沙希さんがずぶ濡れで立っていたと言う。渡辺さんが後にこの時の映像をチェックすると、沙希さんの周りの水面に、無数の顔が写り込んでいた。不気味な映像であるため、まだ沙希さんの母親には見せていないそうだ。

その後、亜美さんから沙希さんの気になる行動を知らせる連絡があった。それは沙希さんがノートに描いた絵であった。一つは車に轢かれる人間、もう一つは人間が胸を抑えて苦しむ姿、そして首を吊る人の姿。前者2つの絵はゼミの学生の境遇に符合している。首を吊る人の絵は何を意味するのだろうか。

やはり調査旅行の行き先はどこなのか、木箱は何処にあるのか、やはりこの准教授に直接取材してみるしかないとの結論に至る。

感想

テロップに考古学と記されていますが、文化人類学じゃなかったんか?

インタビューを受けた鴨川さん母娘は上品な感じですが、娘や妹が大変な状況にあるのに、とてもにこやかに取材を受けているのにちょっと違和感を感じました。水面に映った顔はちょっと怖いですが、またしてもはっきり映りすぎな気も…。ちょうど3人、女性らしき顔もあったので、不幸にあった学生の顔なのかな?と思いましたけど、1人はまだ生きてるので違いますかね。

ストーリー的には面白く、珍しく続きが気になりました。でも怖さとなると…うーん。

あと、水面から泡がぶくぶく出てくるシーンなんですけど、同時に湯気みたいなものが出ています。まさかドライア……いやなんでもないです。

感想まとめ

一般投稿は残念!メインストーリーは面白いけど怖くない!
なんとかして(笑)。

コメント

  1. みっつ より:

    『バッティングセンター』これはもう、変なメイクをされた子供が、スタッフの合図でやらされてるようにしか見えません。もう。。
    心霊映像に子役を使うのは、いろんな意味でやめたほうがいいと思うんですけどね…。

    『断崖』は、まぁびっくりしますね。うん。怪談話の映像化という感じ。

    >似たような映像なかったっけ?…
    それは、何巻か忘れましたが、『障害者マラソン』というエピソードかも。と言っても、私もその映像をほとんど憶えておらず、『救急車』の他のレビューでよく引き合いに出されていたのを見ただけなんですが。
    ただ、それよりは、こちらの『救急車』の映像の方がいいのでは、という気がします。

  2. itton より:

    それです、「障害者マラソン」。あの顔もなかなか怖かったです。

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