ほんとにあった!呪いのビデオ20(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ20
ほんとにあった!呪いのビデオ20

はじめに

ほんとにあった!呪いのビデオ20のレビューです。前回の19がひどく地味だったせいか、見違えるように恐怖映像満載な感じがします。結構有名な映像、「焼け残った怨霊」が登場します。

焼け残った怨霊(かなり怖い)

概要

廃墟になった病院跡を探検する、投稿者3人組。その様子のビデオにとんでもないものが写っていた。

本呪スタッフは投稿者達とともに現場を訪れるが、恐怖のためか彼らは病院跡に足を踏み入れることができないので、スタッフ達だけで取材を続行する。建物の大部分は不審火で焼け落ちており、所々に炭化した建物の残骸が点在する。残っている部分も老朽化のためか今に崩れそうで、危険であるばかりか古い遺留物が散乱し、独特の雰囲気を醸し出している。

撮影された映像は、3人組が深夜に現場を訪れる所から始まる。焼け残った建物に侵入した彼らは、廊下の突き当たりに何かの物体を発見する。そこへカメラを向けると、その物体はふわりと浮き上がり、ゆっくりとこちらに向かってくるではないか。その物体は、ぼさぼさの髪を振り乱した、女性の頭であった。

感想

この場所、本呪6の「廃病院」に登場した、「稲田登戸病院」ではないですか。あの時は廃病院と謳っていたものの、廃墟っぽくなっているのは所謂旧病棟だけで、新病棟の方は現役でした。しかしながら、今回の巻の公開日は2006年06月02日。この病院が正式に廃院となったのは2006年03月31日ですから、完全に無人になってしまった直後なのですね。以前は灯っていた連絡通路の照明も消えていました。時の流れを感じます。ちなみに投稿者達は精神科の隔離病棟の噂を述べていましたが、正確には結核の隔離病棟だったようです。

さて、映像ですが、これが結構怖いです。何か得体の知れないものが、こちらに向かってくる異様さは、尋常じゃないですね。ただ冷静に見ると、いかにも糸か何かで吊っているような動きに見えます。ちょうど遊園地のお化け屋敷のような、あんな感じです。でも、あのシチュエーションですからね、怖いことには変わりないです。実際に、あんなものに出くわしたら腰がぬけるかもしれません。

スタント(少し怖い)

概要

とある戦隊ものの子供向け番組で、スタントを担当した投稿者。高い所から自動車の屋根に、一回転して落ちるという、いつもなら、なんということもないスタントで、目測を誤り、怪我を負ってしまう。あたりどころ次第では命にも関わる、危険な事故であった。その際の映像で、車のフロントガラスに、人の顔のようなものが、写り込んでいた。

感想

この戦隊もののヒーロー、実在したものなのでしょうか? こういうやつって、いろいろ版権がうるさいんじゃないのでしょうか。でも、スタント自体はなかなか本格的なものに見えました。で、映像ですが、確かに危ない落ち方のように見えました。フロントガラスに映る顔は、まあまあ怖いもので、落ちてゆく投稿者を目で追っているようにも、見えます。ただちょっと合成くさい気もするんですが。

私がもう一人…(怖い)

概要

横浜に遊びに来た女性3人組。友達に見せようと、3人揃ってカメラにポーズをとり、思い思いのメッセージなどを告げる、いわゆる記念ビデオのようなものを撮影する。撮影が終了して、3人がばらけると、その背後に別の1人の女性が、無表情で覗き込んでいた。それは、この3人組の1人、サキさんに見える。つまり、この映像にはサキさんが2人いることになる。

サキさんはその後、学校に来なくなり、電話での連絡も取れなくなってしまったが、程なくして自殺してしまったという。

感想

ドッペルゲンガーですね。これを見ることは死の前兆と言われています。3人がばらけると、背後にぼーっと立っていて、実に無表情で不気味です。めちゃめちゃカメラ目線でにらんでおり、不意に現れるので、怖いです。

ただ、このドッペルゲンガーのサキさん、手前の3人と比べて解像度が高く、はっきり写りすぎな気もします。

暴力の理由(ちょっと怖い)

概要

夜も更けた頃、呪いのビデオ制作委員会事務所に女性が突然駆け込んでくる。かなり興奮しており、恐怖に青ざめている。落ち着いた所で話を聞くと、夫に暴力を受けており、離婚を決意、DVの証拠にと隠しカメラを仕掛けたところ、その映像に不可解な点が見られるという。それは夫のDVの最中、一瞬彼の顔が変化し、別人のようになってしまったというのだ。女性は夫が何物かに取り憑かれていると確信し、制作委員会に助けを求めてきたのだ。

その映像では夫が暴力を振るう直前、その顔が上書きされるように変化する様子が克明に記録されていた。委員会は夫ともに、その部屋から出ることを勧める。この夫婦が転居すると、夫の暴力は無くなったというのだが…

感想

夫のひどい暴力が胸糞ですが、ちょっと芝居くさいですかね。ビンタもあまり芯でヒットしていない感じがします。でも、「びろんっ」と変化する顔は、なかなかのインパクトがあり、少し怖いです。ちょっと夫の顔と位置的にずれている気もしますが、それはそれで異世界とシンクロした!って感じが出て、まあまあの雰囲気が出ていると思います。これで、夫にインタビューができて、「何故あんなことをしてしまったのか…わからない…」なんてコメントが聞けたら、もっとよかったんですけれどね。

お料理会(怖くない)

概要

おじいちゃん達のお料理会。食材を切っている包丁に、既に亡くなっている、かつての友人の若い頃の姿映った!

感想

通常再生ではまず発見できません。よく見つけたなという感じです。普通の人の眉毛と目が写っていますが、怖くはありません。それよりも、手際が悪いせいなのか、盛り付けが悪いのか、料理も食材すらも、全く美味しそうに見えないことの方が、気になりましたw

教育ビデオ(怖い)

概要

呪いのビデを委員会に、ヨガの教育ビデオに顔が写っているという手紙が複数寄せられた。調べてみるものの、そのビデオを制作した会社と連絡がつかず、電話帳に記載された住所を尋ねても、その場所には誰もいないようであった。ようやくその会社の社員であった人物にコンタクトし、事情を尋ねることができた。その元社員によると、当時、会社が傾きかけており、このビデオの制作が起死回生の1本であったことがわかった。しかし、残念なことにビデオは売れず会社は倒産、社長はそれを苦に自殺してしまったという。

淡々とヨガを紹介するその映像には、一瞬、男の顔が浮かび上がる。その顔は無念にも自殺してしまった、この会社の社長の顔ではないかと、察したスタッフではあったが、元社員にこれ以上の取材を断られてしまったので、それを確かめることは叶わなかった。

感想

淡々としたヨガのビデオに、突然唐突に中年男性の顔が、ふわっと姿を現しますので、少しびっくりしますよ。半透明で、顔の皺の濃淡で構成されるような絵面で、かなり不気味です。顔の向きも、ちょっと逆さまになるくらい傾いていて、異質感バリバリです。ヨガの背景がシンプルというか、とてもチープというか、とにかく何もないので、その顔もはっきりわかり、少し怖いです。

シリーズ監視カメラ・誰もいない会社に…(怖くない)

概要

この会社では、誰もいないのに警報機が鳴ったり、得体の知れない影の目撃談が絶えないという。所属の警備員である投稿者は、その影が監視カメラに写っていることを発見した。懐中電灯に照らされる壁に、確かに影が写っている。

感想

確かに写っていますね。でも影だけなので怖くはないです。

添付された呪い(怖い)

概要

チェーンメールに添付された映像を見てしまうと、何かしらの災いが起こるという、投書が複数送られてきた。

最初に取材を行うのは、中学生である遠藤さん。メールの内容は、「母親が赤ん坊を虐待する様子が写っていて、その頭を掴んで乱暴する。そのためその子は死んでしまうが、なぜか鳴き声は続いている。見るとやばいよ★」といったものであった。

彼女によると、このメールに添付された映像を見てしまった友人が、車椅子のお世話にならないといけないほどの事故に遭ってしまい、学校では禁止されてしまったそうだ。友人の不幸と恐怖により、涙ぐむ彼女。その姿を間近で見た、演出捕中晶子は恐れおののいてしまい、映像の再生ボタンを押すことができない。もう1人の演出捕、丸中つよしは、代わりに映像を視聴、メール本文に書かれていたことと全く同じことが確認できた。

次に取材するのは、ライターの柳さん。彼は映像を見てしまったものの、特に災いは起こっていないという。深夜に知らない相手から突然届いたメールに、例の映像が添付されていたそうで、柳さんによるとこの母親が何を言っているのかわからない、おそらく中国か他のアジア系の言葉ではないか、との意見であった。その内容を友人の仕事仲間に伝え、見てみたいとの要望に応えて、メールを送ってしまう。程なく彼は事故に遭い、ガラスが目に突き刺さって失明してしまった。「リング」のように、その映像を他の人に見せることで、不幸を回避できるのではないか、というのが彼の見解であった。映像は柳さんのパソコンにまだ存在したのだが、中晶子はまたしても見ることができない。

最後に取材するのは、寺田さん。彼は右目付近にガーゼを当てた姿で登場する。彼もこの映像を見て以来、頭痛や倦怠感、食欲減退などの体調不良に見舞われていた。病院を受診するも、特におかしいことはないと言われてしまうそうだ。彼を襲った不幸はそれだけではなかった。右目付近のガーゼをはがすと、そこには痛々しい傷跡があった。仕事場で溶けた鉄がかかってきて、大やけどを負ってしまったのだ。

そして最後に信じられないことが起こる。スタッフで唯一映像を見た、丸中つよしが救急病院に担ぎ込まれたのだ。停車中の車に他車が追突する事故に遭い、意識不明になってしまったのだ。駆けつける、演出捕近野恵美。そこには意識が戻らずにベットに横たわる、丸中つよしと、それを心配そうに見つめる中晶子がいた。容赦なく襲う呪いの恐怖と、同僚の不幸に近野はおもわず涙ぐんでしまう。

ここで問題の映像が、以下の警告文とともに紹介される。

これから紹介する映像は、見たことによって、
悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、自己責任でご鑑賞してください。

ソファに座る母親。傍らには赤ん坊。泣きやまないことにイライラした様子の母親は、その子を何度も叩く。さらに、持ち上げてソファに叩きつける。床に放り投げた赤ん坊を、乱暴に足を掴んで持ち上げると、その子の頭は無かった。血が滴っているようにも見える。狼狽し、叫び声を上げる母親は画面から消える。事切れたはずの赤ん坊だが、なぜか終始泣き続けている。そこで母親らしき声が嘆くような口調で聞こえてくる。

後の調べで、この声は中国語であることが判明した。それは以下のようなものであった。

「やめて…」
「みないで…」

それにもかかわらず、見てしまったあなたにも…

感想

この映像、随分昔に一回見て、今回レビューのために2回見ました。とりあえず何も起こっていません。また、この映像、赤ちゃんの頭を掴んで虐待するシーンはカットされているようですので、ご安心をw

まあ、見て気持ちのいいものではないですね。モノホンの暴力シーンはただでさえ気が滅入るというのに、ましてや抵抗も、逃げることさえもできない赤ちゃんへの暴力は、胸糞の一言に尽きますからね。

何のために、誰が撮影しかも分からない気味の悪さ。画質が非常に悪いのも、かえって恐怖を増幅させるものがあります。

ただですね、この赤ちゃん、全然動いていないんで、作り物のような気もしますね。いや、そう信じたい。

感想まとめ

久しぶりの警告画面でしたね。最初はビビりまくった警告画面ですが、もう慣れちゃいましたよ。いままで、いままで警告画面の映像を何度も見ていますが、事故などには遭っていませんw

全体でみると、なかなか恐怖度が高くてよかったです。スタッフがビビりまくっているのは、わざとらしい感じになりがちですが、今回は極めて効果的だったと思います。それにしても丸中さん心配ですね。おそらく次巻で元気な姿を見せてくれるでしょう。

えっ…?

まさか?

コメント

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