ほんとにあった!呪いのビデオ39(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ39
ほんとにあった!呪いのビデオ39

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ39」です。ようやく「狂死のビデオテープ」が完結します。果たして心霊博士の娘、浅野恭子さんは無事なのか?、ビデオテープを執拗に求める小田氏は何者なのか?、ここに全ての真相が明かされます(笑)。

廃アパート探検(めちゃ怖い)

概要

よせばいいのに深夜、無人の廃アパートに探検へ出かける若い男女2人。ドアには鍵がかかっていなかったので侵入し、懐中電灯の明かりを頼りに探索していると、隣の部屋から女の子のすすり泣く声が聞こえると女性が訴えはじめる。この声は映像にはっきり記録されているが、なぜか同行する男性には聞こえていないようである。声が聞こえるという隣の部屋に向かう2人であったが、彼らを迎えるようにその部屋のドアは開いていた。

かつてこのアパートでは父親の虐待によって娘が風呂に沈められなくなってしまうという悲しい事件があった。この部屋がその現場なのであろうか。2人は恐る恐るその部屋に足を踏み入れる。すすり泣く声はあいかわらず続いていたが、風呂場に来たところでピタリと止んでしまう。立ち去ろうとカメラがリビングのすりガラスに向くと、そのガラス越しに少女の顔が浮かび上がっていた。撮影者の男性がその存在に気がついて驚きの声を上げる。

感想

探索する男女2人の様子がとても自然で、雰囲気が出ていて臨場感があり、かつての悲劇の情報も怖さを増幅させます。また声が聞こえる部屋の扉が開いていた、というのもポイントが高いですね。そしてぼーっと現れた少女はとても怖い。

さらにすりガラス越しっていうのがミソですね。すりガラスは向こう側が見えない、近づくとかろうじて見える。ということは、この少女はめっちゃ近くにいるということになるわけですよ。投稿者が気がついて驚きの声を出すのも良い。

少女の顔がはっきりと映りすぎているのが、唯一の難点ですかね。

放火(まあまあ怖い)

概要

上京した姉の部屋を訪ねる妹が、その暮らしぶりを実家の両親に見せるため、携帯で撮影した動画。各部屋を姉と共に紹介するが、バスルームに来たところでなぜかブレーカーが落ち、真っ暗になってしまう。姉がブレーカーを元に戻し、照明が復活すると鏡に映った妹の背後に、焼けただれたような女性が姿を表す。

このアパートが建つ以前には、放火による火災で焼失した別のアパートが建っており、その際、住人の1人である年配の女性が焼け死んでいるという。

感想

まあまあ怖いです。写り込んだ女性は年配の女性には見えなかったんですが、その左目あたりが崩れたようになっているのが気持ち悪いです。でも作ろうと思えば簡単に作れそうな映像なので恐怖度は若干低めです。

仏像(少し怖い)

概要

とあるお寺の仏像を鑑賞しようと訪れた男性2人組。到着が遅く、意図せず日が落ちてしまい、周囲は真っ暗になってしまった。薄明かりの中、大きな仏像(観音像)にたどり着く2人であったが、ビデオ撮影中、スチール写真のフラッシュが観音像を照らし出した一瞬、そこに大きく口を開けた苦悶の顔が浮かんだ。

感想

フラッシュに照らされたほんの一瞬なのでまず肉眼では確認できません。コマ送りと静止画でやっと確認できますが、ぼおっと浮かぶ顔はそれなりに怖いものです。こういうシチュエーションって、大抵が肝試しとか、物見遊山のふざけた感じで訪れるパターンが多いのですが、今回は「仏像鑑賞」と言う、動機が至って真面目なのが珍しいと思いました。

口を大きく開けた顔はなかなか怖いのかもしれませんが、はっきりと映ってはいないのでそれほどではないです。

赤子(怖い)

概要

投稿者が、自分が赤ちゃんの頃の映像を見つけて投稿したもの。沐浴後、ベットに寝かされる赤ん坊の左目が、突然ありえないほどに巨大になり、一瞬で元に戻る。

感想

赤ちゃんが薄眼を開けて「もうおねむでちゅ」といった状況で、突然左目がグレイ型宇宙人のごとく巨大になります。その目には白目がなく、目に反射して何か写っている感じがするのですが、判別がつきません。投稿者本人の映像なので、この赤ちゃんの行く末を心配する必要はないのですが、とても不思議でぎょっとする映像です。

狂死のビデオテープ 蛮行(怖くない)

概要

前回までのあらすじ

製作委員会を脅迫し続けていた心霊博士の正体が判明したが、彼はもうすでに亡くなっていた。そんな折、心霊博士の娘と名乗る、浅野恭子さんが姿を表す。彼女は小田という人物から、心霊博士が収集していたビデオテープを渡せと執拗に迫られていることを告白。彼にそのテープを渡すように要求する。奇しくもその小田氏は製作委員会事務所に押入り、やはりビデオテープを渡せと迫ってきている人物であった。小田氏に直接コンタクトを試みる製作委員会であったが、精神を病んだような小田氏には交渉は成り立たなかった。やがて事務所の扉に、恭子さんの身柄と引き換えにテープをよこすようにとの要求を殴り書かかれると同時に、彼女との連絡がつかなくなってしまう。テープを渡すことを決断したスタッフは、小田氏の指定する公園に車を飛ばす。

あらすじここまで

スタッフはビッグカメラのペラッペラの紙袋に、心霊博士の投稿ビデオテープを無造作に詰め込むと公園へと急ぐ。本降りの雨模様の公園内は人影もなく、うすら寒い雰囲気を漂わせていた。落書きには時刻や場所の指定もなかったので、あてもなく彷徨う伊月演出捕と児玉監督。日が落ちた頃には紙袋はすっかり濡れてしまったので、ビバホームのコンビニ袋で水の侵入を防ぐ。埒があかず、立ち去ろうとしたその瞬間、旧日本陸軍風の軍服を着て、顔を真っ赤に塗り、日本刀を振り上げ、奇声をあげながら襲いかかる小田氏。結局、伊月がひるんだ隙に、ビバホームの袋ごとテープは持ち去られてしまう。浅野恭子さんの安否は依然として不明のままである。

スタッフは小田氏のアパートを訪ねるも不在であり、しばらく交代で張り込んだが、彼が帰ってくる様子は全くなかった。公園でビデオを奪われた映像を検証すると、兵隊の扮装をした彼の背後に、白い靄のような影が写り込んでいることを発見した。小田氏は何かに取り憑かれているのであろうか。

そんな折、心霊博士こと浅野氏の元同僚、山本氏より浅野氏の家族の転居先が判明したとの情報が入る。

つづく

感想

伊月氏がペラッペラのビッグカメラの袋にビデオテープを入れてたので、雨がダバダバ降ってる中、心もとないなあと思っていました。その後ビバホームのでかいコンビニ袋に入れたので安心した、などどいう、まったくもってどうでも良いことが妙に印象に残っています。

多分小田氏が奇声をあげてテープを奪いにくるんだろうなあと予想していたんですが、まさか日本軍の扮装までしてくるとまでは思わなかったので、初見ではいささか驚きました。なんか旧日本軍に絡んだ話が前巻でありましたね。

映像はドリフのコントみたいで全く怖くはありません。

残された動画(怖い)

概要

投稿者の携帯に全く撮った覚えのない映像が残っていたという。

それは神前の結婚式の光景で、神前の鏡に写った女性がこちらを振り向き、睨みつけるという不気味なものであった。投稿者の女性は、帰省の際、帰り際に道端で結婚式の行列を目撃したので、それと関係あるのだろうかと語る。映像を発見してから、実家に近所で結婚式があったかどうか母親に訪ねるも、それには心当たりが無いという答えが帰ってきた。

狭い田舎の社会で、近所で結婚式があったことを知らないなどどということは、ちょっと考えづらいとのこと。投稿者の見た結婚式の行列は幻だったというのだろうか。そして携帯のメモリに残った結婚式の映像はいったい何を意味するのであろうか。

その後、スタッフは再び投稿者に連絡を試みたが電話がつながらない状態が続いている。

感想

神前式の結婚式の様子を収めた映像です。画質が悪く、一見してかなり古い映像のように見受けられます。神主が祝詞をあげているのですが、プライバシーを配慮してなのか、時々無音になります。映像は様々なアングルに切り替わるものの、祝詞の音声は途切れることなく続いていくので複数のカメラで同時に撮影したプロの映像のようです。

映像の最後に、神前の祭壇に置かれた丸い鏡に女性の後ろ姿が写っており、しばらくするとそれが振り返り、こちらを睨みつけます。映像の古さも相まって、かなり不気味な雰囲気を醸し出しています。ナレーションが指摘するように、鏡の前に誰もいないのに、このような姿が写り込むのは不思議でかなり怖いですね。投稿者が目撃したという結婚式の行列のエピソードがさらに恐怖を掻き立てています。

何かの恨みを拾ってきてしまったのでしょうか。本当の話なら、とても興味深いものです。

シリーズ監視カメラ・留守番モニター(少し怖い)

概要

妻に先立たれ、一人暮らしの父を見守る監視カメラの映像。投稿者の父が食事を終え、お茶を飲んで立ち去るシーンで、テーブルの下に去りゆく姿を追うように顔を動かす女性の姿が写り込んだ。この日は亡き母、父にとっては妻の命日であった。

感想

映像の画質が悪く、なおかつ小さく写っているのでとてもわかりにくいものです。スロー拡大映像でやっと認識できました。拡大すると割とはっきり写っています。母の命日ということですが、小さいとはいえ、これだけはっきり写っているのに、自分の母の顔かわからないのかいと、思わず突っ込んでしまいました。動いているので少し怖いですね。

狂死のビデオテープ 続蛮行(怖い)

概要

山本氏の情報で、転居してしまった浅野氏の妻に連絡をつけることができた。さっそく浅野恭子さんの安否を確認するも、電話取材に応じてくれた彼女から衝撃の証言が飛び出す。

それは我々夫婦には息子はいるものの、娘などいないというのである。そして、浅野恭子さんの証言と同じように、ある人物から浅野氏が生前に集めたテープをよこすように執拗に要求されていたというのだ。それは小田氏ではなく、久杉と名乗る30歳くらいの女性だというではないか。久杉は浅野さんが集めていた心霊映像の中に人を呪い殺せるテープがあるはずだと述べていた。テープは処分してしまった事を伝えてもなかなか諦めず、日を改めては訪ねてきたり、電話をかけてきたりと、とてもしつこかったので、転居を余儀なくされてしまったのだ。

まさかと思ったスタッフは、浅野恭子のインタビュー映像を見てもらうことに。するとこの女性が久杉で間違いなかった。なんと、テープを本当に欲していたのは、この久杉という女性で、浅野氏の娘を騙り、浅野恭子という偽名で製作委員会を騙していたのだ。

では小田氏は一体何者なのか。再び彼のアパートを訪ね、下の階の住人から有力な情報を得る。上に住んでいる住人はこのアパートの大家であるというではないか。大家は30代ぐらいの女性であり、その隣に住んでいるのは弟で、ともに久杉性という事が判明する。そう、浅野恭子と小田は久杉姉弟であり、誘拐と思い込まされた事象は狂言だったのだ。

これまでに判明した事柄からスタッフは以下のような考察を行う。

浅野講師の心霊雑談に出てきた、徴兵逃れを拷問により死に至らしめた兵士。彼の末裔が久杉姉弟なのではないか。その話に出てくる兵士と姉弟が共に久杉姓である事。久杉姉が足に障害を、弟は精神に異常をきたしているのは、殺された者の呪いの結果ではないだろうか。久杉姉は自分たちを貶めたこの呪いは、この国を戦争へ駆り立てたのは社会そのものであり、その全てに復讐するために、人を呪い殺せるビデオテープを欲したのかもしれない。浅野氏がテープを処分しても製作委員会には投稿したテープが残っていると判断したのだろう。

だが製作委員会は、浅野氏が投稿したテープ類には、そのような呪いがかかったテープは存在しないと考えていた。全てのテープを視聴済みのスタッフにはなんら霊障のような者は発生していないのだから。

そんな折、浅野氏の妻、玲子さんから、1本のビデオテープが送られてくる。すべて処分されていたと思われていたビデオテープだが、テレビの裏に落ちていて、処分を免れていた1本が存在したのだ。玲子さんはその中身は確認していないそうである。これが例の人を呪い殺せるビデオテープなのだろうか。万が一、霊障や呪いを受ける可能性から、製作委員会スタッフでは映像編集の大谷氏以外見ていないというナレーションと、心してみるような警告、カウントダウンの後、この映像が紹介される。

警告
これからご覧いただく映像はあなたの心身に深刻な霊障を引き起こす可能性があります。気が進まない場合は再生を止めてください。こちらでは一切の責任を負いかねます。

童謡「かごめかごめ」を歌う声をバックに、血糊のようなもので紙の上に円を描く様子。その後、ピーっというノイズと共に、天袋付きの和室の押し入れの場面。その押し入れが開いたり閉じたりするフラッシュバック。画面が真っ赤になり、開いた押し入れの中から何者かが顔を出しているシーン。最後にその顔のアップ。

全く反応がなくなった久杉姉の携帯に、判明した事柄を報告して事態は終わりを迎えたと思われた。だが数日後、事務所の扉にメッセージが残されていた。

「いずれみんな呪い殺す」

最後にスタッフの中で、唯一この映像を見た編集の大杉東に連絡がつかなくなり、行方不明となってしまったことが告げられる。

感想

もうお腹いっぱいです(笑)。

社会全体への復讐とか話が大げさすぎる、推測だし。

最後の映像ですが、大杉氏以外、スタッフ全員見てないと言うのは新しい切り口ですね。今までは、「見ると災いが起きる映像」と謳っていても、どうせスタッフが見ていないわけないし、嘘でしょ、とかどうしても思ってしまうんですよね。今回はそういうのがないので、とても新鮮でした。ただ、最後の最後になって大谷氏行方不明とかずるい。最初に言えよ(笑)。

映像自体はなかなか怖いと思いますが、カット割りとか洗練されすぎて作り物っぽいと感じました。この手の映像では「中古ビデオ」とかの方が遥かに怖かったですね。

感想まとめ

メインエピソードはなかなか面白かったのですが、やはり怖さという観点では、あともうちょっとって感じでした。一般投稿では「廃アパート探検」、「赤子」、「残された動画」が印象に残りました。

ちなみに最後の映像は何度も見ていますが、とりあえず死んでもいないし、狂ってもいないので、見てしまった方はどうぞご安心ください。

2019年11月17日追記

この記事を書き上げた直後、鈍い腹痛に襲われました。今日(11月17日)になっても収まらず、痛みは増すばかり。休日急患診療所に行ったら、尿路結石の疑いがあると診断されました。とりあえず痛み止めもらったので、明日泌尿器科行ってきます。これは映像を見てしまった影響だとでも…言うのだろうか(笑)。

コメント

  1. Shinytop.TV より:

    狂死のビデオテープ 続・蛮行…
    怖すぎて見れません(泣)
    まあYoutubeに上がってたのを、タイトルが「呪いのビデオ?」としかなかったので知らずのうちに見てしまい、めちゃくちゃ怖いですぅ
    自分も体調不良になっちゃうのかなぁ…あー怖い怖い怖い

    • itton より:

      大丈夫です。
      尿路結石はまだ出ていないですが、狂ってもいないし、行方不明にもなっていません。

      コロナ禍のためか「様子を見ましょう」が、もう1年近く続いていて、今度11月にCTを取る予定なんですけどね(笑)。

      編集の大杉氏も、その後しれっとスタッフロールに登場しますからご安心を。

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