Not Found12 ~ネットから削除された禁断動画~ (ネタバレあり)

eye_catch_notfound12 Not Found

はじめに

「Not Found 12 ~ネットから削除された禁断動画~」のレビューです。

少し古い作品なので今更なのですが、一応それぞれネタバレ注意でございます。

悲劇x2(怖くない)

概要

公園で友人の結婚式のためにビデオメッセージを撮影する夫婦。撮影者は妻で、夫がメッセージを述べているとき、背後の道路で若い女性が車に撥ねられてしまう。夫は慌ててその女性の元に駆け寄るのだが…。

感想

2段構えで結構ショッキングな映像です。ただし「ああはならんでしょ」って感じのエフェクトで、フェイクであることが判ってしまいますね。あのスピードなら飛ばされると思うし、人を轢いた車が全く上下動しないからです。

ガレージに宿る霊(ほんの少し怖い)

概要

ガレージにある日産キューブ(2代目?)のリアガラスに手形が付けられるという現象が発生する。誰かの悪戯だと感じた投稿者がガレージに監視カメラを取り付けるのだが…。

このガレージの横は墓地であった。

感想

よくあるパターンでさほど怖くないです。いや、カメラ近くでぼうっと人の顔が浮かび上がるのですが、表情がほんの少し怖かったですかね。

山神トンネル(少し怖い)

概要

心霊スポットとして有名な「山神トンネル」では、トンネルの中央付近で懐中電灯を5回点滅させると、5回目の点灯で何かが起こるという噂があった。若いカップルがその噂を検証すべく中に入るが、女性は尻込みして途中で引き返してしまう。男性は一人トンネルを進み懐中電灯を点滅させる。4回目までは何事も無かったが、5回目の点灯で目の前に人影がある。驚いた男性が狼狽した隙にその人物は姿を消してしまうが、先に帰ったはずの女性の悲鳴がする。駆けつけると彼女は気を失っており、ここで映像は終わっていた。

取材班はこの現象の真相に迫るために山神トンネルに向かい、同じ検証を行ってみることにした。演出補の杉本一人でトンネルに入り懐中電灯を点滅してみると、5回目に懐中電灯が故障したのか点灯できなくなってしまった。恐怖を感じた杉本はすぐにトンネルから脱出したが、その時の映像、杉本の背後に見知らぬ男性の姿が写り込んでいた。

感想

投稿映像で、5回目の点灯で少し離れたところに人が立っているのですが、全くもって普通の人が立っているだけなのですが、急に現れる状況からして少し怖いですね。

スタッフにより全く同じシチュを検証するのは少し好感が持てます。杉本一人で入っていくのも根性があるなぁと思いました。フェイクだとしてもあのトンネルに一人で入るのは嫌ですからね。心霊スポットの固有名詞を惜しげも無く晒してしまうのは「Not Found」ならではなのでしょうか。

この山神トンネルは「XXX_NEO05」の「友達」でも登場しましたね。

草野球で…(グロ)

概要

草野球の練習をしていたら、ヘルメットも何にも被っていないキャッチャーの後頭部に、バットがフルスイング…。

感想

NotFoundのグロ映像では今まで観た中で一番リアルでしたね。苦手な方は要注意ですが、それでも私が過去に踏んでしまった数々のグロ画像に比べれば屁みたいなものです(笑)。

ただこれはキャッチャーも悪い、というかわざと当たりに行ってるように見えてしまいます。また、それほどのフルスイングには見えないので、頭が勝ち割れる程ではないだろうとも感じました。

とは言ってもかなり痛々しいことには違いありません。

赤い封筒 -前編-(怖い)

削除された「赤い封筒」という動画を調べていたスタッフは、ある一人暮らしの女性、中島(なかしま)さんに行き着く。この女性宅のポストに髪の毛でぐるぐる巻きにして、くしゃくしゃになった真っ赤な封筒が入っているというもの。実に不気味な状況だが、その様子を記録した映像を動画サイトにアップしても削除されてしまう。

この状況は何回も続き、中島さんは地域の嫌がらせだと感じていたが、証拠になるこの封筒を燃やしてしまったり、中身を確かめもしないとか、なんだかおかしい。自作自演なのではと疑うスタッフだが、こっちから取材をお願いしている立場なのでいまさら無視もできず、とりあえずポストに監視カメラを設置してみることにした。

感想

不気味な封筒ですが、それほど怖くはありません。中島さんの芝居がかった演技がちょっと気になります。

ラップトイレ(自業自得)

概要

公衆トイレの便座に透明なラップを被せて、用を足した女性の驚く姿をケタケタ笑いながら楽しむ頭のおかしい若い男性2人組。3番目の女性に復讐されて顔中うんこまみれにされてしまう。

感想

悪趣味としか言えません。こんなことして何が面白いのかさっぱりわかりませんね。

死体遊び(〇ねよ)

概要

頭のおかしい医学生が、イタズラ対象の車に解剖実習に使う本物のご遺体(献体)の頭部を仕込んで、ドッキリ映像を撮影。動画サイトにアップするも速攻で消され、身元も特定されて逮捕され、大学も退学…って当たり前だわ、この罰当たりめ。

感想

悪趣味としか言えません。こんなことして何が面白いのかさっぱりわかりませんね…、とさっきと全く同じ感想になってしまいました。

赤い封筒 -後編-(怖い)

概要

また封筒が入っていたという連絡を受け中島さん宅に向かうスタッフ。彼女は体中に紫色の斑点ができていたが、ストレスのせいだとそれに関しては気にする様子もない。新たに投函された封筒を杉本が素手で開封すると、中にお札のようなものと「早くこの家から出ていけ」と書かれた不気味な紙片が入っていた。

監視カメラを調べると、投函したのは40代の町内会長の妻、内田さんであった。普段は中島さんの様子を気遣ってくれる優しい人物であったため、彼女はショックを受けているようだ。

さっそく内田さん宅に突撃取材を敢行するスタッフ。内田さんは投函していることをあっさり認めたが、血を付けたり髪の毛を巻いたりとかしておらず、投函したのはただの茶封筒だという。彼女によると、あの家ではかつて幼い女の子が虐待されて亡くなっており、家から女の子の呟く声や悲鳴が聞こえることがあり、その子の怨念が中島さんに影響を与えてしまうのではと心配して、早く家を出たほうが良いと手紙に認めたというのだ。

車の中でその話を聞いた中島さんは「はあ」と気のない返事。家に着くと何故か電気が消えている。中島さんは怖いのでいつも照明はつけっ放しの筈なのにと怯えている。スタッフが調べに家の中に入ると……。

感想

中島さんはこの家に棲む女の子にとり憑かれるところだったのですね。内田さんの手紙に怖い加工をしたのは女の子にとり憑かれた中島さん自身なのでしょうか。体に着いた紫色の斑点は、少女が暴行を受けた痕を再現してしまっているという事なのでしょう。

この家、独身女性が一人で移り住んできたという設定にしては熟成され過ぎですね。ですが生活感に加え、中々に暗~い趣があって雰囲気が抜群です。僕だったらとても一人では住めないですね。

電気の消えた家の中で女の子の話を思い出したカッキー(柿崎氏)が「子供部屋って大抵2階にありますよね」とか、こんな状況で嫌なこと言うなあ、と思いました。それで先頭に立つ古賀氏が2階の部屋のドアを開けると、これまたいい感じに「キ~~~」という軋む音に思わず笑ってしまいます。

最後にカッキーが何の気なしに階段の上にカメラを振り、その階段の上にぼーっと立つ女の子の姿がうっすら映っているのですが、地味ながらも意外と怖いです。

感想まとめ

前回と同様、いつもの「ノッファン」でそこそこ楽しめましたが、少し地味で低調な感じがします。また今回は不謹慎ネタが多かったですね。僕的にはグロ映像はいつも低評価気味なんですけど、「草野球で…」はインパクトがあり、印象に残りました。

それでは。

因みに明日はXXXの発売日ですね。今から楽しみです。

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本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

コメント

  1. fd より:

    山神トンネルで杉本さんの背後に現れた男性はまさか古屋さんとでも言うのだろうか。

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