「放送局に届いたある映像」 Tape.2 クレショフ効果について(YouTube版)

放送局に届いたある映像アイキャッチ画像 レビュー

はじめに

放送局に届いたある映像」はCS局「メ~テレNEXT(旧エンタメ~テレ)」にて制作された心霊ドキュメンタリー風ドラマ(モキュメンタリー)番組です。完全なフィクションで番組の最後にフィクションであることが明示されます。

今回はその第2回、サブタイトルは「Tape.2 クレショフ効果について」です。

クレショフ効果とは、一見無関係に見える複数の画像(映像)であっても、連続して見せられることで、それらの間に何らかの意味やつながりを見出してしまう人間の心理的な認知バイアスのことだそうです。

概要

ある映像制作会社の倉庫に打ち捨てられていたVHSテープを、社員の女性・麦田が偶然発見する。誰が何の目的でそこに置いたのかは一切不明であった。実は、この事務所では以前から足音やラップ音などの怪奇現象がいくつか起こっていたのだが、伊藤にそのテープを預けた途端、それらの現象はピタリと止んだという。

取引先である麦田からテープを持ち込まれ、その映像を見た伊藤は驚愕する。なぜなら、その映像には前回の「Tape.1」とまったく同じ、あの不気味な音楽が含まれていたからだ。テープのタイトルには、手書きで「クレショフ効果について」と記載されていた。これは、断片的な映像の連続を見せられると、人間がそれらを無意識に関連付けて何らかの意味を見出してしまうという認知バイアスの一種である。

映像には、赤い服を着た中年女性がゆっくりと手を叩いている姿が映し出されていた。そして、一見何の意味もないような風景の画像が、断片的に差し挟まれる。「ステージ1」とテロップが表示され、ステージ2、ステージ3と進むにつれて、映像の不気味さは徐々に増していく。最後は、十数枚の黄色い紙片が重なり合う画像が表示されて映像は終わるが、その間も終始、背後にはあの気味の悪い音楽が流れ続けていた。

さらに不可解なことに、麦田には、この手を叩いている女性の顔が観るたびに異なって見えるという。
岩澤は旧知の菊池を呼び出し、本格的な調査を始めることにする。当事者である麦田も、その調査への手伝いを申し出た。

感想(ネタバレあるかも)

この回では新たな映像が発見されますが、これまでのものとは違い、どこからか投稿(送付)されたものではありません。ですが、あの映像と同じ音楽という揺るぎない共通点があり、どう考えても関連性を疑わざるを得ません。なぜそんなことが起きるのか、という不気味な事実に伊藤氏も恐怖しているようです。実際にこんなことが身の回りで起きたら、そりゃあ怯えてしまいますよね。

ここで、新たな登場人物である中年女性「麦田彩芽」さんも登場します。伊藤氏の仕事を請け負う制作会社の社員とのことで、一見すると送られてきたあの映像とは何の関係もなさそうですが、一体どう絡んでくるのでしょうか。

映像はそれなりに不気味ですが、正直なところ、何が言いたいのかよく分からない内容です。「クレショフ効果について」とタイトルが付いている割には、大した効果は得られていないようにも感じられます。

でも、「ステージ1」で挟まれる静止画が青い海や空といった比較的健全な感じなのに、「ステージ2」では画面が赤主体になって、空が赤く染まったりと何とも言えない不穏なものに変わります。「ステージ3」はもうノイズだけです。ステージの合間に赤い服を着た年配の女性が手を叩いている姿は、やっぱり新興宗教的な儀式を連想させられますね。

送り付けられた2本の映像と関連性があるものが、まったく関係なさそうな別の場所で見つかったという事実。今回はその中身の紹介にとどまり、展開としてはまだまだ序盤のようです。本格的な進展はこれからといった感じですね。

そしてエピソードの最後には、やはり「ほん呪」での名演出補・菊池氏の名前が浮上します。岩澤氏といえば菊池氏、菊池氏といえば岩澤氏(笑)。お馴染みのコンビの登場に、次回が楽しみです。

それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました