ほんとにあった!呪いのビデオ49(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ49
ほんとにあった!呪いのビデオ49

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ49」です。夏の3部作(当時)である「死返編」がクライマックスを迎えます。不本意ながら、この巻のメインエピソードはかなり笑えてしまいます。

樹海のテープ(怖い)

概要

投稿者が自殺の名所として名高い、富士の樹海(青木ヶ原樹海)にて拾得したもの。無人のテント内にゴミと一緒に放置されていたというそれは1本のビデオテープだった。そのテープには若い男女の車の中での他愛のないやりとりが記録されていた。テープは劣化しているのか、所々にノイズが走る。車内の平穏な雰囲気は突然の衝撃音で一変する。画面はめちゃくちゃに乱れ、ようやく落ち着いても、押されたままのクラクションが激しく鳴り響く。カメラのレンズは割れ、衝撃の激しさを物語っている。その画角の左情報から、何かの影がゆっくりと姿を表す。それは逆さまの男の顔であった。

テントの中にはこのビデオテープとゴミしかなかった。そのゴミの1つ、何かのチラシの裏にいびつな文字で、「死んでください」と書かれていたそうである。この男女は何者なのか、はたして無事なのか? 何も分かってはいない。

感想

どこかで拾った謎のテープ。もはや定番となりつつありますが、この手の映像は嫌いじゃないです。いや、むしろ好き(笑)。ぬぼーっと出てくる男の顔は少し怖い。目の部分が不鮮明でこれも不気味な感じがでています。

今回このエピソードを見返して思い出したのが、かなり前に流行った「ポルトガルの幽霊」ですね。

深夜車で道に迷っていると、人っ子一人いない田舎道で女性をヒッチハイクするやつです。こんな夜中で大変だったねって感じで、女性を車内に招きいれ、車は走り出します。その女性は感極まった様子なので、どこへ行くつもりだったかと尋ねると、彼女は前方を指差し、「あそこ…あそこで私は死んだの…」というセリフとともに車が衝撃音とともにひっくり返り映像は終わるというやつです。

もっともこれは、ある映像作家が公開していた作品が、ネット上で勝手に真実として拡散されてしまったものですが。でも雰囲気がちょっと似ていると思います。出来は「ポルトガルの幽霊」の方が良いとは思いますけどね。

扉の向こう(怖い)

概要

自宅で友人たちとの飲み会。投稿者がキッチンの冷蔵庫にビール(発泡酒だけど)の追加を取りに行く。撮影者でもある投稿者は、何故かビデオを止めずキッチンに通じる引き戸を開ける。回しっぱなしのカメラは床を写しているが、空いた引き戸の先は床がボロボロ。カメラが前方に向くと、そこにはどことも知れない廃墟の風景が広がっているではないか。天井の化粧板は無残に垂れ下がり、長い年月で腐食してしまった様子。そしてその奥には、自殺したと思しき男がこちらに背を向けぶら下がっていた。投稿者は「えっ?」と声なき声を出すのが精一杯、おもわず後ずさり、カメラも下を向いてしまう。映像はリビングの床。再び前方にカメラが向くと、そこは見慣れたキッチンに戻っていた。

投稿者のアパートが建設される前、この場所は長年放置された廃屋が存在し、近所では心霊スポットとして恐れられていたという。

感想

かつての姿が再現された異世界に迷い込んだ、そしてそこでは誰かが自ら死を選んでいた、みたいな感じでしょうか。こいう不思議な映像も好きですね。最初は、垂れ下がった天井も、その奥のぶら下がった男も、僕にはただの洗濯物にしか見えず(一瞬なので)、初見でのインパクトが薄れてしまったのが大変残念ですが。投稿者が驚きのあまり「えっ?」としか言えないのが本当に驚いているようでリアルでした。

シリーズ・監視カメラ ドアホン(怖くない)

概要

共働きで昼間は留守がちなお宅で、ドアホンの映像を見返していたら。何回も変なおっさんが訪ねてきて悪態ついて帰っていくようだ。このおっさん明らかに挙動がおかしく、イライラしている様子。4回目ぐらいに来た時には、おっさんの背後に女の顔が…。

近所の人がこのおっさんに応対したそうだが、「自分は被害者」「早くなんとかしないと大変なことになる」などど、まくしたてられて困ったという。その後、この直接応対したお宅は火事になってしまったそうだ。門柱あたりが火元のようだが、原因が全くわからないそうである。

感想

このパターンは見飽きましたね。怖くないです。

リハーサル室(怖くない)

概要

インディーズバンドのリハーサル室の風景。ボーカルの男性の肩にどす黒い手が写った。メンバーに女性はいないのに、女の鼻歌が映像に入っていた。かつて、この部屋をよく利用していたインディーズバンドの女性がおり、彼女は亡くなっているという。ボーカルの男性はこの後、1ヶ月くらい高熱で寝込んだ。

感想

どす黒い手はしっかり写っていますが、なんか浮いていて合成くさい。女の鼻歌もきっちり聞こえますが、不穏な感じが無く、怖くないです。

死返(まかるがえし) 後編(笑)

概要

前回までの超ざっくりあらすじ

田沼という男がスタジオを借りて派遣モデル(斉木さん)になんか儀式を行った。その斉木さんと友達の鈴川さんが撮りあった映像、それぞれの映像の同じタイミングでに変なばあさんが映った。ばあさんは映像内で「おまえのからだにしよう」とか不穏なセリフを吐く。斉木さんは行方不明。他のモデル事務所でも田沼にモデルを派遣していた。そのモデルは篠田さん。だが、彼女は事務所を辞めて自殺していた。自殺の直前に恋人の携帯に大事な話があるという留守電を吹き込んでいた。その恋人が篠田さんが隠していたテープを発見。その映像内で篠田さんは廃墟を徘徊した後、トンネルを抜け雑木林をウロウロしている。そこにはあのばあさんがいた。映像終わる。

本編

岩澤と演出補・菊池と新人の横田の3人で例の廃墟にたどり着く。以前、結核隔離病棟であったその建物は、廃墟化してから長い年月が経ってしまったようで荒廃がひどく、横田は床を踏み抜いてしまう。これといった手がかりは無く、篠田さんが辿った行程を再現すべくトンネルを探すことに。横田がこの廃トンネルを見つけるが、途中で崩落して通り抜けることができない。わずかに開いた穴から外に出ることはできたが断崖絶壁の斜面と植生に覆われ、これ以上進むことはできそうにない。篠田さんは本当にこの先に向かったのだろうか。ここで横田が、廃墟から別の道があり、トンネルの向こう側に出られそうだと発言。最初から言えよと呆れ顔の岩澤と菊池が顔を見合わせる。篠田さんが老婆と出会ったであろう場所に辿り着くが、またしてもこれといった手がかりは得られなかった。

スタッフは地元の図書館でこの地域の歴史を調べることにする。昭和初期に旧国道が作られるまでは、このあたりは全くの手付かずの森であったこと、また、30年以上前にこの辺りを襲った大地震により、旧国道が使われなくなるまでは、トンネル付近で不自然なほど事故が頻発していたことがわかった。さらに周辺での聞き込みにより、古くからこの辺りに住み続けている男性、小野寺さんを紹介してもらうことができた。小野寺さんによると、あのあたりは禁忌の森と言われ、地元住民も近づかない場所で、国道ができるときにも反対意見が多かった程であるそうである。結核病棟ができたのも、人が近づかないからだと思うと語る。また、スタッフの調べ通りに交通事故が多く、付近の人々は森の祟りではないかと囁きあっていたという。

また小野寺さんはこんなことも語った。トンネルを抜けたところに穴蔵があり、お婆さんが住んでいたのだそうだ。そのお婆さんは恐山のイタコのような、口寄せを生業としていた。また、噂ではあるが、死者を生き返らせるという術を使っており、小野寺さんの父はこれを「死返(まかるがえし)」と呼んでいたそうである。生きた人間から生気を吸って死者に振りかけるという儀式らしく、近所の人は近くを通ると生気を吸い取られると恐れていたそうである。そのため周囲のコミュニティからは孤立してしまっていたようだ。30年前の大地震による崖崩れでその老婆の家は埋まってしまい、おばあさんも生き埋めになり死亡してしまった。だが彼女には2人の孫がおり、彼らは奇跡的に助かった。それは兄と妹で、その後児童養護施設に送られたそうである。

小野寺さんはその老婆の生前の写真を保存していた。それ見た岩澤は、ひょっとして老婆は盲目であったのではないかと尋ねる。小野寺さんはその通りであるとの答え。これは映像に写り込んだ老婆の姿と符合する。スタッフはその兄妹の兄が田沼であったのではないかと推測する。そして死者を生き返らせる儀式を今も行なっていたのであろうか。齊木さんや篠田さんはその犠牲になったのではないかないだろうか。スタッフは、小野寺さんの情報から、兄妹が預けられた児童養護施設に取材に向かう。

施設の職員によると、当時兄は10歳、妹は8歳であったが、ショックのためか地震のことや、自分たちの祖母のことを覚えていなかったそうである。その後兄は施設から福島県地方に就職したが、すぐに辞めてしまい、それ以来音信不通になってしまったそうである。そして去年あたりに警察から連絡があり、兄は亡くなっていたそうである。海岸に打ち上げられており、死因は凍死で、事件性はなかったとみなされた。そしてその遺品の中にはデジタルカメラがあったそうである。そのデジカメは斉木さんのものではないのか。遺品は唯一の肉親である妹さんが持ち帰ったそうである。その妹さんの住所を訪ねると、職員は彼女から来た年賀状を持ってくる。その住所は例の差出人不明の消印の場所に一致しており、宛名の筆跡が、あの映像が入っていた封書のものとよく似ていた。彼女の名は阿刀俊子さん。スタッフは阿刀さんを尋ねることにした。

感想

めっちゃ長かったですねお疲れ様です(笑)。取材のみで怖い映像はないです。

最大の見所は横田氏のトンネルでの「あっちに道ありましたよ」発言。「えっ?…な、なんで今…言うの」と言う岩澤の切り返しが素晴らしく、ほぼコント。岩澤と顔を見合わせる、超絶呆れ返った菊池の表情も印象的です。その他にも、

  • 横田氏、大変ふくよかだった横田直幸氏を彷彿とさせる床踏み抜き(しかも両足)。
  • 崩れそうな階段があったので「横田さんは横から行ったほうがいいですね」と菊池に言われる横田氏。
  • 岩澤、サングラスのままトンネルに入り、「暗い」(あたりまえだ!)。

等の笑いどころがあります(笑わせてどうする)。最初は本呪11〜23くらいまで活躍した大変ふくよかであった「横田直幸」さんかと思ってしまい、「復帰したのか」と勘違いしてしまいました。だって、岩澤も菊池も何故か敬語だし、ちょっとふくよかで雰囲気が似ていたので。確認すると名前が違いますね、今回の横田氏は「横田季幸」さんです。漢字もかぶっていて紛らわしい……まさか兄弟とかじゃないですよね(笑)。

2020年2月4日追記
実は横田直幸さんの他に横田則幸さんがいらっしゃいます。本呪10番台の演出補が「横田直幸」、本呪20番台は「横田則幸」。この2人を同一人物だと思っていました。つまり「責任」や「TheMovie」が「横田直幸」氏で、美人にインタビューするのが「横田則幸」氏のようです。全員「横田○幸」でややこしい(汗)。岩澤が敬語使っているので、みんな兄弟か親戚の可能性がありますね。「みっつ」さんの指摘で気がつきました。コメント欄をご覧ください。

廃トンネルは、1978年の「伊豆大島近海の地震」で廃道になってしまった国道135号の一部区間にある「白田隧道」。映像にありましたが、途中で崩落してしまっています。廃墟のほうは「稲取廃隔離病棟(東伊豆町隔離病舎)」跡で1982年に閉鎖されたようです。地震の後、数年で閉鎖されてしまったようですね。これらの位置関係については後ほど。

繰り返す男(少し怖い)

概要

投稿者がYoutubeかなにかにアップしようと、高速道路の走行を車載カメラで撮影。すると路肩に男が立ってこちらを睨んでいる。通り過ぎると、なんと同じ男がまた立っている。さらに通り過ぎるとまた同じ男が…

投稿者は中古で車を購入したそうだが、運転中に視線を感じて気味が悪いと感じていた。この映像が撮られた直後、この車は売り払ってしまったそうだ。

感想

男の表情が思ったより怖いです。よく見ると男が遠くからずっと立っているわけじゃ無く、ちょっと近くに来ると自然に浮き上がってくる感じで近づいてくるんですよね。フェイクだとしてもなかなかよくできていると思います。

頭のおかしい女(怖い)

概要

最近付き合ったばかりの男女。投稿者で撮影者の男性の方は何をトチ狂ったのか、デートの場所はよりにもよって廃線跡のトンネルでの肝試しであった。だが女性の方も負けてはいない。なんだかヘンテコリンな状況に酔ってしまったのか、事もあろうに「ここでHしない?」とか言い出した。マジ頭おかしい(笑)。

突飛な発言に翻弄される男性だが、それよりも気がかりな事態に陥ってしまう。それはトンネルの先から足音が聞こえてきたことであった。残念ながら、映像には足音は記録されていなかったし、女性も気がついていないようだ。その時、カメラを向けた彼女の背後に、本当に頭がおかしい女性が立っていることに気がつく投稿者。その女性の頭は90度近くも横に傾いていたのだ。彼女をほっぽり出し、あられもない悲鳴をあげながらその場から逃げ出す投稿者。

感想

こんな場所でHしようよとか抜かす、この女の頭がおかしいのかと思いきや、別の意味でもっと頭がおかしい女が写り込んでいましたとか出来過ぎの感が否めませんが、写り込んだこの女自体は結構怖いものです。当然ながらこの写真を思い出しました。これは加工らしいんですけどね。

祖母の家で…(少し怖い)

概要

和室でじゃれあっている幼い兄弟。投稿者の古い映像で、近年見直していたところ、おかしな点に気がついたという。それは床の間に飾ってある、日本人形の首が消えてしまっているという点であった。さらにその人形の脇に少女のような顔が浮かび上がる。撮影者は投稿者の叔父で、この映像の1年後に飛び降り自殺してしまったそうだ。遺体は損傷が激しく、頭が潰れて見る影も無くなってしまったそうである。

感想

どうしてちびっ子兄弟ってやつは、高そうな壺とか置いてある場所でプロレスごっこするんでしょうね(笑)。観ていてハラハラしますよ。

さて映像ですが、一部が消える系は正直怖くはないんですよね。ただ、その横に映った女の子の顔は少し怖かったです。その後の叔父の悲劇も話としては悪くないです。

死返(まかるがえし) 続・後編(ほんの少し怖い)

概要

スタッフは年賀状に記されていた阿刀俊子さんの自宅に向かう。住所を頼りにその家を探していると、見覚えのある風景に行き着く。その場所はなんと鈴川さんの友人が、斉木さんを見かけたものの見失ってしまった、というあの場所ではないか。このすぐ近くに阿刀さんの部屋はあった。やはりなにか関係があるのだろうか。岩澤は部屋をノックして、出てきた阿刀さんに事情を説明、話を聞きたい旨を伝えるが、彼女は無言で部屋に引っ込んでしまう。だが扉は開け放たれたままで、座布団や麦茶のようなものを用意してくれる様子から、拒絶されているわけではなさそうである。岩澤は数々の質問を投げかけるが、彼女はタバコに火をつけたまま、彼と目を合わせることも無く終始無言であった。振る舞った麦茶の入れ方が妙に雑だったり、つけたタバコの火が髪の毛を焦がしても無頓着だったりと、どこか様子がおかしい。詰問するような強い調子で話してかけてみる岩澤であったが、やはり阿刀さんは無言のままであった。業を煮やした岩澤は、菊池のアドバイスに従い、例の差出人不明の映像を見せてみることにした。映像を再生するノートパソコンを一瞥した彼女は、突然叫び出し、暴れたあげく気絶してしまう。

やむなく岩澤は救急車を要請、菊池に付き添わせ一晩入院させることとなった。深夜に事務所に帰ってきた菊池は、阿刀さんの病状を報告する。軽いパニック障害のようで、命に別条はないそうだ。今夜一晩の入院で済みそうとのこと。菊池は意識が戻った彼女と、話しをすることができた。阿刀さんによると、彼女は子供頃から、自分の兄が見知らぬ老婆を刺し殺すという、夢をよく見るのだという。兄の遺品のデジカメの映像に、その老婆とよく似た人物が写っている事に恐怖を覚え、製作委員会に匿名で映像を送ったのだというのだ。

この老婆が阿刀さん兄妹の祖母であり、阿刀さんの兄は何かの事情で彼女を刺し殺し、死体を遺棄したのではないだろうか。そして俊子さんもそれを目撃していたのではないか。奇しくもその直後の大地震と、兄妹の記憶喪失が事件を闇に消し去ってしまった。阿刀さんの兄は祖母の亡霊に取り付かれ、斉木さんと篠田さんを依り代にし、儀式を執り行っていたのか?

だが、何故30年あまりの月日を経過してから、このような行為に至ったのか。その疑問に菊池は答える。田沼がモデル事務所に派遣を依頼し始めたのが2011年の3月末頃から。同年の3月11日には東日本大震災が発生している。彼はこの地震でかつての記憶が呼び覚まされたのではないか。そして儀式を完遂し、用済みとなった彼は消されてしまったのではないか。「僕にも似たような経験があるので」と菊池は静かに語った。

数日後、田沼の遺品が阿刀さんより送られてきた。そこには斉木さんのデジカメも含まれていた。そしてさらに正体不明の古い白黒の8mmフィルムが同梱されていた。ここでそのフイルムの映像が紹介される。

和室に死装束をまとった女性が横たわっている。カメラの手前に老婆らしき人物が座っており、巫女のような姿の少女がなにやら儀式を執り行っている。しばらくすると画面にモヤのようなものがかかり、人の顔のように見える。幾つか人の顔が現れると、最後に凄まじい形相の女性と思しき顔がはっきりと現れ、映像は終了する。

この映像に映る巫女装束の少女が兄妹の妹、阿刀俊子さんなのであろうか。だとすると儀式を実質的の執り行っていたのは彼女という事になる。スタッフは漠然としたいやな予感にとらわれたため、もう一度阿刀さん宅を訪ねる。だが既に彼女はいなかった。隣人に話を聞くと、2日ほど前の夜中、若い女に連れて行かれたという。その際、阿刀さんは絶叫していたそうである。若い女は後ろ姿しか見ていないそうだ。

この若い女性が、老婆に体を乗っ取られた斉木さんなのではないだろうか。それ以来、阿刀さんの消息は途絶えてしまった。

感想

すげえなこのばあさん、30年も経っても関係者の意識を乗っ取って儀式で復活できるのかよ。実の孫をこき使ったあげく、用済みになればボロ雑巾のように捨ててしまうとか、一体何者?。ああ、その孫に殺されたんでしたっけね。復讐ですか?。ついでに「私も生き返っちゃおうっと」ってか?。無関係の人を犠牲にして。いや、それ悪魔の所業ですから。なんでそんな力あるのに孫に殺されちゃったのよ?

つっこみ終了(笑)。これまでの取材の行程や雰囲気は悪くなかったんですけどねぇ。いくらなんでも、ばばあ鬼畜すぎ。

2020年2月4日追記
肝心の映像の感想を書いていませんでした。ええっと、なんか横溝正史のドラマか映画の1シーンみたいで。さほど怖くないですね。最後に写る女の顔はそれなりに恐ろしげな顔なんですけれども、初見では女性にも見えませんでした。なんて言うか…落ち武者っぽかったです。

さて、ここでの笑いどころは阿刀さんの髪の毛に火がついているを岩澤が指摘するシーンですね。

「髪、火ついてますよ…」、「髪…燃えてますよ」(笑)

尚、阿刀さんがおかしな様子は岩澤と対面している時だけだったんでしょうかね。病院では菊池と普通に話していたようだし、阿刀さんが卒倒するシーンで、テーブルの下に置かれたカメラが部屋の調度品を写し続けますが、PS3があったし、NTTの光回線でインターネットに接続していたみたいだし。積み上がっていた本に「桜庭一樹」の「ファミリーポートレイト」とか、コンビニ本の「ゴルゴ13」があったし、Vシネマっぽい「白痴」、「カオス」というタイトルのセルビデオもその中にありましたが、これはちょっと作為っぽい。でもまあ普通の生活をしていたみたいですね。正気に戻った阿刀さんの映像があればもっとエピソードに深みが出たと思うのですけれども、ちょっと残念。

2020年8月11日追記

「白痴」は黒澤明じゃないか!…お恥ずかしい。

感想まとめ

と、いうわけで

  • 横田氏、両足で床を踏み抜く
  • 菊池の「横田さんは横から行ったほうがいいですね」発言
  • 岩澤のサングラスしたままトンネル入って「暗い」発言
  • 横田氏の「あっちに道ありましたよ」発言
  • 頭のおかしい女よりもっと頭のおかしい女がいた
  • 岩澤の「髪燃えてますよ」発言

によりこの巻はお笑い巻になってしまいました。

それでも、「樹海のテープ」、「扉の向こう」という印象に残るエピソードがありましたし、メインエピソードはちょっと納得いかない点もありましたけれども、それなりに楽しめて良かったです。

最後に、岩澤達が、篠田さんの映像をトレースしてトンネルにたどり着く行程なんですけれども、ちょっとおかしな点があります。と言うのも、廃墟からトンネルまでは普通には行けないはずなんですよね。

ここは結構有名な廃墟なので場所は簡単に突き止められます(稲取廃隔離病棟)。また、廃トンネルも特定できます(白田隧道)。この白田隧道、途中で崩落してしまっていますが、穴が空いていて外に出られます。岩澤たちは、ここからこれ以上進むのを諦めてしまっていますが、ここを大胆にも踏破してしまった方がいます。廃道といえばこの方、「ヨッキれん」こと「平沼義之」さんです。「~山さ行がねが~」のサイトで、ここを踏破した記事が読めますのでぜひご覧になってください。老婆に心を乗っ取られた篠田さんが踏破するのは絶対無理!。

↓白田隧道を踏破する記事(第6回)

国道135号旧道 トモロ岬  第6回

このサイトなんですが、作りがだいぶ古くてちょっと見にくいかもしれませんが、内容は一級品ですのでオススメです。この記事を第1回から読めば、この地を襲った災害の規模や廃道に至った経緯なども詳しくわかります。稲取廃隔離病棟もこのレポートにでてきますよ。

↓最初から見たい方はこちら

国道135号旧道 トモロ岬 導入

でこの記事を読んでいくとわかるのですが、そもそも廃墟と廃トンネルは方向が逆なんですよね。老婆と出会った場所は私は特定できなかったのですけれども、廃墟の近くにあるとしたらトンネル経由はめっちゃ廻り道みたいなんですよ(トンネルから先を踏破できたとしても)。大体あの廃トンネル入り口に行くには新道(国道135号)のトモロトンネル(岩澤たちが車を停めたところのトンネル)を抜けないといけないはずで、やはりこれはフェイ……いや、なんでもないです。

みなさまそれではこの辺で。

コメント

  1. みっつ より:

    この巻はちゃんと観たはずなのに『頭のおかしい女』の記憶がどういうわけかありません。評価が高いエピソードなので残念。。

    >当然ながらこの写真を思い出しました
    あれはフェイクだったんですね。ひとつ利口になりました。
    でも、自分は街で首が90度ほども曲がっている女性を見たことがあります。もちろん霊ではなく…。

    ところで、演出補の「横田」という人物についてですが
    自分は多くのほん呪ユーザーと異なり、登場する演出補にほとんど感情移入していない視聴者なんですが(なので藤屋敷もさほど不快ではありませんw)
    23巻の『鉄棒』でレポートする横田氏を、自分は最初に見た時から、それまでの“床ぶち抜き”の横田氏とは普通に別人だと認識していました。
    けれど、他のレビューサイトを見ると同一人物視されていて、妙だなと思っていました。
    しかし、つい先日、新しく見つけたレビューサイトでははっきりと別人として扱っていました。そこで確認できたのは
    part10番台の演出補は「横田直幸」
    part20番台の演出補は「横田則幸」だということです。
    今回登場の演出補は「横田季幸」、、これはもう実際これら3人が親族関係にあるか、あるいはほん呪に登場するデブキャラ演出補は「横田〇幸」という姓名を名乗るという妙な慣行が製作委員会に存在するかのどちらかではないかと思います。

    • itton より:

      ぼくもやはり他の方のレビューを見ていたら、歴代本呪には「演出補・横田」は3人いると言うコメントがあり、昨日確認しました。

      「責任」、「THE MOVIE」の横田氏と、美人にインタビューする横田氏は別の方だったんですね。後で直さないと(笑)。この2人はよく似ている気がしますね、やはり兄弟なのか。

      そして今回の横田氏は、岩澤氏が敬語使っていることから、やっぱり兄弟(親族関係)の可能性もありますね。

  2. itton より:

    横田間違いに動揺して軽くスルーしてしまいましたが…

    >自分は街で首が90度ほども曲がっている女性を見たことがあります。

    ええっ!?、どういうことですか?
    まあ人間の首は以外と曲がるのかもしれませんが。

    • みっつ より:

      通行人です。まぁご本人に訊かなければわかりませんが、事故で重傷を負ったか、大変な病気の結果か(後味の悪い返信で恐縮です)。

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