Not Found8 ～ネットから削除された禁断動画～ （ネタバレあり）

はじめに

「Not Found ～ネットから削除された禁断動画～ 8」のレビューです。

古い作品なので今更ですが、一応それぞれネタバレ注意です。

エアガン狙い撃ち（胸糞）

概要

車を運転しながら通行人をエアガンで撃つ、〇ちがいの映像。自分を狙う銃口に逃げ出した少女を、執拗に追って撃ちまくるとか頭おかしい。

感想

まあフェイクなんですけど胸糞映像。ところで今どき1発づつスライド動かさなければ撃てない単発仕様のエアガンなんて存在するのでしょうかね。

悪徳美容師（ええぇ）

概要

行きつけの美容師に個人情報を握られ、こいつが自分のいないときに部屋に住んでやがった。

感想

この美容師、投稿者の部屋にいるときは仕事していないことになりますけど…どうなってんの？

タラバガニ殺人（サブタイトル通り）

概要

カニ鍋囲んでいるカップルが喧嘩して揉めている。男性が激高して女性に掴みかかる。すると男性が血を流し蹲った。あとはご想像の通りです。

感想

サブタイトルでネタバレ。

夢遊病の夫 －前編－（怖くない）

概要

杉本が人面犬の取材の提案を「そんなのが多すぎる」と却下された後、旦那が夜中に突然起き上がって家の中を徘徊すると言う、杉本いわく「いまいち」で「ありきたりな」投稿映像に食いつく古賀達スタッフ。むしろなんで今まで放っておいたのだと叱責される茶番劇の後、長野に住んでいる投稿者の女性、川越真由美さんがインタビューのためにわざわざ上京してきてくれた。

その映像には寝ていた夫がいきなり痙攣して起き上がるというもの。心配して声をかける妻が何者かに引っ張られるように倒れ、謎の男性の顔が浮かび上がる。この男性には心当たりがないものの、家の中に人の気配は感じるようになっていたという。真由美さんが持参した最新の映像にも徘徊する夫の脇にこの男の顔が写り込んでいる。

夫に直接話を聞きたい旨を真由美さんに伝えるが、夫には知られたくない様子で、「もういいです」と何故かこれ以上の取材を拒否されてしまう。彼女の顔には殴られたような痣があり、夫に暴力を振るわれているのでないかという疑惑が浮上する。

だが次の日の夜に川越さんが杉本に部屋に駆け込んでくる。どうやら彼女は夫の暴力に怯え、家に帰りたくないようだ。杉本の説得により、夫のいないときであればと言う条件で、自宅の取材に応じてくれることになった。

感想

杉本のUMA推しに対して、「そんなのが多すぎる」と却下するやり取りが可笑しいですね。

妻の真由美さんの言動が芝居ががっている点がちょっと気になりました。「あなた」なんて夫を呼ぶ妻なんて、今どきドラマにしかいないやろ、とか思いました。ただ、夫の暴力に怯え、どことなくおどおどしている感じは良く伝わります。

映像自体は杉本の言う通り、「いまいち」で「ありきたり」だなと感じました。

趣味の問題（えええぇ）

概要

ニコ動みたいな動画投稿サイトで天狗の面を被った男性が、AVを見ながら〇ナホールに掃除機をセットして…。そこに母親が乱入して……。

感想

〇ナホールに掃除機をセットしてからAV見ろよ、と思いました。だってAV見ながら服脱いで改めて掃除機持ってくるんですよ。タイミング逃すやろ（笑）。大きなお世話ですね。

母親が乱入しますがバットで撲〇されてしまうことはありません。どうでもいいけど、そのくらい好きにさせてやれよ、と思いました。

誘う橋（少し怖い）

概要

自殺者が絶えない橋の上でカップルが写真を撮ったら、彼女さんの首が消えていた。全く別の投稿者から、橋のたもとにあるトンネルの映像に、顔みたいなものが写っていたものも投稿される。地元では自殺者が多くやばいと噂になっているらしく、自治体の職員からも取材を窘められてしまう。

仕方なく撤収準備をしていたら、橋の欄干にいかにもな男性が佇んでいた。声をかけると死ぬつもりで来たというではないか。スタッフの説得に男性は自殺を思いとどまる。

感想

ここは長野県飯田市の天竜川にかかる橋、南原橋ですね。心霊スポットとして有名なようですが、意外と駅近です（JR東海飯田線駄科駅から道のりで約500ｍ）。自殺が多い割には高いフェンスも無く、川まで結構高さがあるので危険です。橋のたもとのトンネルと言うかアンダーパスですが、そこに通る道路が廃道らしく、こちらの雰囲気がメチャメチャ怖いです。

全く別の投稿者から同時期に同じ場所での映像が投稿されることに対して、「こういうのめずらしいかもね」と古賀氏が呟いていましたが、「XXX」なら珍しくもないですよね（笑）。

映像は最初の彼女さんの首が消えた事と、橋のたもとのトンネルに女性の顔が写ったことだけで、大したことはありませんが、橋の雰囲気が最高に不気味でした。

もう1人いる…（ほんの少し怖い）

概要

子供たちが公園で遊んでいる映像。後ろのブランコが風もないのに揺れ始める。その他に映像には「あーそーぼ」と言う不気味な声が入っていた。

感想

ブランコが誰もいないのに揺れるというのは定番すぎて怖くはないです。「あーそーぼ」の声は野太くてちょっとだけ怖かったですかね。

夢遊病の夫 －後編－（ほんの少し怖い）

概要

川越さんの自宅に向かうスタッフ。夫は仕事に出かけて不在。案内されて家に入り話を聞くが、夫の部屋は見せてもらえない。聞くと真由美さんも部屋に入ったことはないという。

真由美さんが席を外した隙にこの部屋を調べると、本棚の奥に男性向け同性愛雑誌が出てきた。部屋の中にカメラを仕掛け外で待機するスタッフ。夫が帰宅し就寝する時間になってしばらくすると、真由美さんが出てきた。今ちょうど夫が起き上がり徘徊を始めたという。

だが、真由美さんが玄関の鍵をかけ忘れたために夫はフラフラと表に出てしまう。その後をつけると、彼は山の中に入り込んでしまった。さらに後をつけるが見失ってしまったため杉本、真由美さんの女性陣と古賀、柿崎の男性陣で手分けして捜索することに。杉本の悲鳴で男性陣が駆け付けるとそこには首を吊った別の男性の遺体があり、傍らに杉本が倒れている。

映像では突然現れた真由美さんの夫が杉本にぶつかり倒れ込んでしまう様子が写っていた。さらに夫追って森の中に消えてしまう真由美さんの姿も。結局川越さん夫妻は行け不明になってしまう。亡くなっていた男性は夫の職場の後輩であった。

感想

あんなフラフラ歩く夫さんを見失うなよ、とか思いました。首を吊ったご遺体が出てくるので、多少ショッキングですが、夫婦2人とも消えてしまうので何も分からず尻切れトンボです。

おそらく、夫さんと内緒の関係だった職場の後輩さんが自殺したことが、現象のきっかけだったと想像できますけどね。

感想まとめ

今回は少し低調であることが否めないですね。人面犬を推す杉本と古賀氏のやり取りがハイライトでした（笑）。その他では「誘う橋」の雰囲気が良かったです。

ところで杉本さん以外のスタッフは、眼鏡の男性が結構顔を出すのですが、紹介されないのでどなたかわかりません。