ほんとにあった!呪いのビデオ4 呪われた病院編(ネタバレあり)

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ほんとにあった!呪いのビデオ4
ほんとにあった!呪いのビデオ4

はじめに

「ほんとにあった!呪いのビデオ4 呪われた病院編」のレビューを書きます。とは言っても筆が重いのです。なぜなら、「つまらなかった」という記憶しか残っていないほど印象が薄かったから。今回、改めて見直してもやっぱりつまんなかったw。

まあ、シリーズも始まったばかりで、スタッフもいろいろと構成を模索していたのでしょうか。そこそこ有名な映像もありましたので、気を取り直してレビューしようと思います。

待合室(怖くない)

待合室の監視カメラの映像。長椅子の背もたれに半透明の子供の足が映る。歩いて何かを探している様子。

前日に交通事故の子供が搬送され、手術で足を切断したが、甲斐もなく亡くなったというエピソードがあり。両親は別の病院に運ばれ、これも亡くなった。切断された少年の足だけが、離れ離れになった両親を探している、とでも言うのだろうか。

はっきりと映っています。エピソードを聞いているので、なんとも切ない気分になりますが、怖くはありません。監視カメラの映像には、他の患者や看護師がたくさん映っており、動作も実に自然な感じなので、この映像自体は本物なのでしょう。フェイクだとしたら、実際の映像に合成したとしか考えられない感じがします。

この映像は、それなりに有名で地上波でも結構流されていました。

体験談(タイトルなし)

プロローグに出てきた、お医者さんの体験談。亡くなった、ヘビースモーカーの患者さんを、喫煙所で見たというお話。

診察室(怖くない)

回診の様子。カーテンに顔が映る。

本当によくある回診の様子。あまりにもステレオタイプの映像で、嘘くさいです。映っている顔も、よくわからなくて微妙。

レントゲン(怖い)

癌の末期患者のレントゲン写真になぜか文字が映し出されている。その文字とは1文字だけ……「終」。ただし、「終」の「冬」の部分の2点が記されていない。この2点が記された時、「終」の文字が完成し、彼の人生も終わってしまうとでも言うのだろうか。

このエピソード、ぼくは結構好きで、ちょっと怖いです。この巻で一番怖いかも。「終」の文字もなんか手書き風で、拙く、下手くそなのが不気味です。

ただ、作ろうと思うば簡単に作れる写真なので、一般的な評価はあまり高くないみたいですね。

平行棒を持つ手(怖くない)

ある患者さんのリハビリの記録。一生懸命リハビリに励んでいる様子、画面の下の平行棒に人の指らしきものが見える。

手と言っても手首が無い指だけなので、最初全くわかりませんでした。確かに映っています。怖くないけど。

ナースコール(体験談のみ・怖くない)

元看護師の体験談インタビュー。ナースコールが鳴ったけど、実はその病室は空という話。ナースコールのボタンをコネクタごと取り外しても鳴ったとか、そりゃ当人は怖いわな。

あとはベランダに、前に亡くなった老婆がいたという、患者からの訴えがあったという話。これも見た当人は縮み上がったでしょうね。

でも残念ながら、あまりにもよくある話で……。さらに元看護師の方の口癖(〜じゃないですかぁ)が気になって、気になって、怖いどころじゃなかったです。

病室(ちょっと怖い)

入院している、投稿者の同僚の面会時のビデオ。奥の方に洗面台があって、そこの鏡に一瞬顔のようなものが写りこむ。顔を洗っている時に視線の隅に、血まみれの人影を感じたとの証言もあり。その病室は、かつて末期医療の病室だったとのこと。

ちょっと怖いです。老婆の姿と解説されていますが、はっきり写っているわけでなく、なんか得体の知れない何かの顔。一瞬です。

誰もいないはずの病室から(体験談のみ・怖くない)

タイトル適当です。この巻、エピソードのタイトルなのか、解説のテロップなのかがあいまいな字幕が多いのですよ。

現役看護師の体験談。どうしても気になってしまう空の病室があり、用も無いのに3回も訪れてしまったいう話。ある日、その病室が使用されることになり、ベットの準備をしていると、マットレスの間から、以前入院していて亡くなった、患者の櫛を発見してしまった。

見つけて欲しかったのでしょうかね。

病棟の窓に…(怖い)

とある映像制作会社が、カラオケ用のイメージビデオの撮影を行ったところ、背景の古い病院の窓に、ありえない大きさの顔が写り込んでしまい、そのシーンはボツになってしまった。

スローで見ないとわからないほど一瞬ですが、確かに映っています。顔でか!。

手術室(怖くない)

プロローグで紹介されたお医者さんが、同業の友人から送られたとする、資料として手術中の様子を収めたビデオ。手術室の壁に、その手術を受けている患者の姿が浮かび上がる。幽体離脱か?

尺を稼いでるのか?と思うほど。壁に映るまでが非常に長いです。患者に似ていると言われても証言だけなのでどうにも。そんなに怖くないです。

霊安室(怖くない)

不思議なことがある霊安室。霊安室のある地下1階に、ボタン押してないのエレベーターが止まる、声を聞いたり、影を目撃したり、足首を掴まれたという証言も。そこで、証言インタビューを受けた現役看護師に、霊安室に病院に内緒でビデオを仕込んでもらい、定点撮影を試みる。うめき声と何かを叩く音が、録音されていた。当然、映像に人影はなし。

音だけです。確かに叩く音が確認できます。うめき声はかすかで、はっきり聞こえませんでした。映像では廊下に人っ子一人いませんから、確かに不思議ではあります。

感想

私的には本呪の黒歴史といっていいほど、印象の薄い巻でした。このレビューを書くにあたって見直したのですが、すみません、1回途中で寝てしまいました。次に期待しましょうW

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